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感情線の上に、もう一本別の線がある手相の見方を紹介しております。今回は感情線の上に、薬指と中指を囲むような線、金星環がある手相になります。
※金星環は金星帯と呼ぶ場合もあります。エロ線やエロスの環と呼んでいる手相家もいます。
手相には「リング」と呼ばれる環紋で占う方法がありますが、金星環もリングの一種になります。
金星環は比較的細い線であることが多く、感情線と同じくらい線がくっきりとしているなら、二重感情線や、別の線である可能性もあります。
金星環は線の状態によって若干意味が変わりますので、ここでは5種類の金星環のパータンをご紹介します。
参考 感情線付近は金星環の他にも線が出やすいゾーンですので↓も併せてご覧ください。
1.感情線の上に指を囲むような線がある手相の見方(金星環・金星帯)
感情線の上に、中指と人差し指を囲むようにある半円のリング「金星環(金星帯)」のある手相を持つ人は全般的に、感性豊かで魅力的でしょう。
美的センスに優れ、デザイン、芸術、芸能、音楽、演劇、ファッション、美容系全般など、美を追求する仕事、芸術的なセンスを生かせる分野に就くと発展しやすいようです。
地味で単調な事務仕事や製造などの作業よりは、感性を発揮できる仕事を選びましょう。
金星環がくっきりと途切れず、線に乱れがない人は、特に美意識が発達していますし、実際に、容姿の優れた美女やイケメンが多い傾向です。
また、金星環を持つ人は間違いなく異性にモテます!!
美意識が高いので、いつまでも自分自身を磨こうとするため、年を重ねても若々しく美しい人が多いのです。
なので、自然に異性が集まってくるのだと思います。
ニューハーフやオネエにも多いようです。
一般の女性以上に、女性らしさを大事にしていますもんね。
金星環に乱れがある手相
もしも金星環がきれいな線ではなく、線がギザギザだったり、いびつな波状になっているなら、多情の傾向が強まるので、二股・三又…などの乱れた恋愛をする可能性が!
金星環に縦線が入る場合は障害線となるため、こちらも性生活が乱れる可能性があります。特に女性は貞操観念を強く持つように意識しましょう。
2.金星帯(金星環)が切れ切れの手相の見方
金星環はくっきりときれいに繋がっていないケースもよくあります。
むしろ、くっきりと出ているのは稀で、途切れ途切れに半円を描く方が多いかもしれません。
金星環を持つ人は美的センスが発達しており、おしゃれで異性によくモテますが、とぎれとぎれの場合は異性問題でトラブルを起こしやすいようです。
もともと異性や性に対する興味や関心が高い傾向がある上に、普段から異性との出会いが多い環境に身を置いていることが多く、目移りしやすくて浮気の心配があります。
また、情にほだされ易い面もありますから、異性問題で人生を棒に振るようなことにならないよう、くれぐれもご注意ください。
性欲の強い手相
特に、金星環が切れ切れ+金星丘がかなり盛り上がっている人は、性欲が強い傾向があります。
精力も絶倫で、さらに金星丘が赤みを帯びているなら、異性を見ると抱きたくなる(抱かれたくなる)本能が働くような人です。
その場のフィーリングで恋を楽しむのもいいですが、浮気・不倫などの人間関係のもめ事の原因を作ってしまうため、心を通わせられる真のパートナーを作ることが難しい手相でしょう。
パートナーがこのような手相だったら、浮気で泣かされますからご用心ください。
3.金星帯(金星環)が二重、三重になっている手相の見方
金星帯(金星環)が2重や3重になっている手相の人は肉食系です。
道を歩くだけで異性が振り向くような、色気があってフェロモンを振り蒔く人でしょう。
こういうのがエロ線と呼ぶにふさわしい手相になります。
受付嬢、水商売などの客商売、エンターテインメントの世界や芸能関係には最適かもしれません。その場にいるだけで、異性を惹きつける強い魅力の持ち主でしょう。
男性はナンパ上手かも。
このような手相を持っていたら、誘ってもいないのに異性が寄ってきて、ご本人は鬱陶しく感じるかもしれませんね。
金星環が二重や三重+切れ切れの場合は、異性トラブルに厳重注意です!
4.金星帯(金星環)の上に黒い斑点(ほくろ)が重なる手相の見方
金星帯の上に、黒っぽい斑点やホクロやシミ・痣(アザ)が重なる手相の人は、性病に縁があるようです。
金星帯がある人はモテますから、どうしても異性と接する機会が多いため、そのような事態になる確率は高いのでしょうが、できるだけ気を付けるようにしてください。
軽いもので済めばよいですが、場合によっては重いものやエイズなどの心配もありますから、今までなかったのに、突然黒い斑点やほくろが出てきたら、戒めだと思って今まで以上に気を付けるようにましょう。
また、身体に異変を感じたら、早めに病院を受診しましょう。
5.ますかけ線で金星帯がある手相の見方
金星帯を持っている人はモテるので、浮名を流す人が多いのですが、マスカケ相で金星環を持っていると、特に縁が変わりやすく離婚しやすいと言われています。
ますかけ(桝掛)というのは、別名で「百にぎり」と呼ばれる、強い運を持っている手相なのですが、マスカケ相については、過去に紹介しているので詳しくは↓をご覧ください
マスカケ相ではなくても、感情線が直線的な人も同じです。
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浮気性で、パートナーがいても別の人に目移りしてしまいます。これは本能がそうさせてしまうのです。
このような手相を持っている人の場合、結婚は遅い方が幸せになれますので、じっくり吟味して相手を選んでください。
【番外編】金星帯はアレルギー体質の証!?
手のひらの状態で健康状態を占うことができるのですが、これを病占と言います。
手相だけですべての病が分かる訳ではありませんし、あてにならない物も多数ありますが、手の色や線の状態で、身体の弱っている個所が分かる場合があります。
ちなみに金星帯はアレルギー体質の人に多いという説もあります。