手相の見方:財運線を占う時の基礎的なポイント

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手相で「財運線」を占う際の基本的なことをご紹介します。

まず財運線とは、小指の下の「水星丘」と呼ばれるゾーンに入る縦線のことです。金運線や水星線と呼ぶこともあります。

強い財運線は小指の真下よりも、やや小指寄りや、小指と薬指の股の下あたりに入ることが多いでしょう。

財運線の多くは感情線より上の部分(水星丘)に現れますが、手首線の上あたりから出ているようなとんでもなく長いものも稀にあります。

また、「水星丘まで到達してなくても、小指に向かって伸びる線は全て財運線」という説もあり、感情線や知能線(頭脳線)等で線がストップしていて水星丘まで達しない場合は、財運線になりかけている”財運線もどき”とお考え下さい。

“財運線もどき”は、何かのきっかけで水星丘まで伸びてくることがあるので、時々チェックすると良いでしょう。

財運線を占う時の9つのポイント

それでは財運線を占う時の基本的なポイントをご紹介していきます。

1.財運線で何を占う?ズバリ、金運です!

財運線は一言で言うと、お金に縁があるか否かを占う線です。コミュニケーション能力を占う時にも使うことがあります。

大金を扱う力がある人には、くっきりとした財運線が刻まれていることが多いでしょう。

「財産」というのはお金だけを意味するものではありません。家族や友人、知識や経験などなど、どれもかけがえのない財産と呼べるものですが、財運線で占うのは主にカネ

いわゆる銭(ゼニ)との関係性を占う線とお考え下さい。

良い財運線がある人は金運良好で、商才があったり蓄財が得意であることが多いでしょう。

2.財運線が出る場所は?ズバリ、小指の下!

財運線は、「水星丘(マーキュリー)」と呼ばれる感情線~小指の付け根の基底線との間のゾーンに現れるのが一般的です。

但し、財運線のスタート地点は様々で、感情線から伸びる場合もあればもっと下の頭脳線や月丘、人によっては手首の付近から出ることもあり、水星丘からはみ出していることも。

その場合、スタート地点となる線やの場所によって、財運線の意味合いも変わるのです。

たとえば頭脳線から財運線がスタートしている時は、頭脳線の意味がプラスで加わるため、「頭脳を使ってのお金儲けが得意」と占います。

3.財運線は左右どちらの手で見る?ズバリ、両手!

基本的に手相は両方の手を見て占いますから、財運線の場合も左右の両方の手を総合的に判断してください。

どちらの手で占うかについてはいろいろな説がありますが、両手の手相がよく似た状態の場合は、その暗示はかなり強いものになりますので、両手に財運線が出ているなら金運は強いと判断しても良いでしょう。

財運線は無い人も多い為、財運線が片手にしかない場合でもそこそこ金運は強い部類に入りますが、変化の激しい方の手に財運線があるならこれから先の人生でお金に縁がありそうな予感がします。

財運線に限ったことではありませんか、定期的に手相をチェックして変化を見逃さないことが大事です。

参考記事 手相占いは左右どっちの手で占うの?男女で違うの?

4.財運線の長さって関係ある?ズバリ、長ければ長い程良い!

財運線は「長さ」も重要なポイントです!

以前、ラッキーな手相16種のところで長い財運線がある手相をご紹介しましたが、財運線は長ければ長いほど大きなお金に縁があると言われており、お金に困る心配は薄いでしょう。

【ラッキーな手相】財運線が長い手相の見方

長さが短い時は「多少お金に縁があるけれど手にできるのは瞬間的」だったり、「小銭にしか縁がない、大きな財からはそっぽを向かれる」とシビアなことを言う占い師もいますが、「収入が少しずつ上向いていく」「宝くじに当たりやすい」「コツコツと貯めるのが上手な貯蓄家」とも占います。

世の中には財運線が全く無い人もたくさんいらっしゃいますから、たとえ短くても、手をピンと張っても消えない程のくっきりした財運線が確認できるなら、お金に苦労することは少なく金運はそこそことお考え下さい。

長さが短い財運線がある手相の見方

5.財運線の太さや濃さとの関係性は?ズバリ、明瞭が吉!

財運線は太さや濃さなどの、いわゆる「明瞭さ」も大切なポイントであり、線がクッキリしているほど金運は↑↑↑です。

ちなみに財運線の明瞭さというのは、「基本3大線」である生命線・頭脳線・感情線には及ばないのが普通です。

もしも三大線と同じくらいクッキリしているなら、その財運線はかなり明瞭!と言えますから、お金に恵まれる可能性はぐんと高まります。

基本3大線は手をピンと反らしても線が残りますが、その他の線は消えてしまうことも多いので、この状態でも財運線が残るなら明瞭な濃い線と判断します。

手のひらを反らすと消えてしまうような細くてひょろひょろの薄い不明瞭な財運線しかない場合でも、お守りのように大切にして、毎日爪でグリグリと書いて書いて書きまくって、線が濃くなるようイメージしましょう。

そうすることで、今はお金に縁がなくても将来的に恵まれることもあるのです。

6.財運線の本数は?ズバリ、本数よりも質が重要!

財運線がたくさんあればあるほど良いのか?というと、実はそうでもありません。

薄くて短いものや質の悪いものが3本も4本もあるよりも、クッキリと太くて長いものが1本だけあるほうが金運は強いと判断します。

もちろん!明瞭な財運線がくっきり2本ある「二重財運線」なら最強で努力以上の財に恵まれるでしょうが、そうそうお目にかかれる代物ではありません。。

7.財運線の支線や枝分かれ・分岐については?ズバリ、分岐によって吉凶まちまち

財運線の分岐はサイズや枝分かれしている箇所によって見方が異なります。

水星丘の中だけで完結する小さな分岐よりも、他の丘にまたがっているような大きな分岐の方が吉と占います。

こちらについては後ほど詳しくご紹介しますので、そのうちリンクを貼らせていただきます。

8.財運線に「乱れ」があって質が悪い時は?→ズバリ、金運が下がります

せっかく財運線がっても質が悪いのはいけません。

財運線に島紋やクロス(×印)があると、金銭に関するトラブルに巻き込まれやすくなります。

財運線が全くないとお金に縁が薄いと占うわけですが、質の悪い中途半端な財運線がある場合、目の前にお金はチラつくんだけど期待したほど手に入らないという感じになりやすいでしょう。

お金に縁はあるのにすんなりとその手に入りにくい訳です。

例えば遺産を相続しても揉めたり、本当はもっと得られたはずなのにとりっぱぐれて不満が残る結果になるなど。

乱れによって多少意味が変わる為、後ほど詳しくご紹介しますので、そのうちリンクを貼らせていただきます。

9.財運線に「紋」が付いている時は?→ズバリ、紋の種類によって吉凶まちまち

財運線に「紋」と呼ばれる印が付いている場合、紋の形によって財運線の意味を強める場合と弱める場合があります。

「紋」によって意味が変わる為、後ほど詳しくご紹介しますので、そのうちリンクを貼らせていただきます。

あと一息で財運に恵まれる手相(財運線もどき)

財運線を占う時に見るポイントを一通りご紹介したところで、手相占いの初心者がちょっと悩みやすい点をご紹介します。

財運線の定義は、「小指の付け根に向かって伸びる、小指の下の「水星丘」ゾーンに入る縦線」になりますが、小指に向かっているけれど、水星丘まで達していない線が見られることがあります。

水星丘に達していなくても「小指に向かう線は全て財運線」と言う説もありますが、はっきり財運線だ!と言い切ることも出来ない曖昧な線ですので、このような線は財運線になりかけている「財運線もどき」とお考え下さい。

あと一歩で財運線になれる線なのに、何かの理由でなりきれていないのです。

「財運線もどき」の先端の状態を見て、上に行けば行くほどどんどん線が弱くなって終わっているなら、お金に不自由しない恵まれた境遇に生まれながらもそれが長続きしにくく、中年以降の金勢が下がりやすい先細りタイプと占います。

線が元気になるように、毎日、爪でグリグリとなぞりましょう。気持ちがそのまま手相に現れていくものです。

「財運線もどき」が頭脳線で止まっているなら、金運がパッとしないのは頭脳が原因の可能性がありますから、金融の勉強など必要な知識をしっかりと学んで頭脳を鍛えることが大切です。

「頭脳線もどき」が感情線で止まっているなら、感情のトラブルが金運を妨げる原因の可能性が高いですから、カッとなったり熱くなりやすいことで判断を誤ったり、情に流されやすい性質をコントロールする必要があるかもしれません。

手相は心の持ち様によって変化していくものですから、このような「財運線もどき」も、「もうあと一歩のところまで来ている!」と自分の意識を変えることで、どんどん上へ上へと伸びていくようになります。

“もどき”から真の財運線に変化するか否かは、案外、自分次第だったりします。

最近「親ガチャ」と言う言葉を耳にするようになり、初めて聞いた時は「上手いこと言うなぁ」と妙に納得したのですが、たまたま生まれ落ちた家が裕福か貧乏かで人生は大きく違うもので、資産家や名家に生まれれば、その後の人生もコネと寄付金(賄賂)で大抵のことはクリアできそうな気がしますし(失礼!)、貧乏人が同じところまで這い上がるのは簡単なことではありません。日本国民は平等で身分制度はないと小学校の授業で学んだはずなのに、実はしっかり存在していて、ガラスの天井に阻まれてそう易々とは上級国民になれないのが現実です。

しかし、ごくまれに己の才覚だけで成り上がるツワモノがいるのも事実です。

その違いは何なのでしょう。才能?努力?性別?それとも単なる運???

少なくとも運だけではないと私は考えます。自分の持っている才能に気づき、それを磨く努力をしていたからこそチャンスに恵まれ、そのチャンスをものにできたのでしょう。運を引き寄せるのは何も運だけではないのです。

親ガチャは間違いなく存在し、親の経済力や学力で人生は大きく変わるけれど、そこで腐って親や世の中のせいにして何の努力もしなかったら、たとえ幸運が巡ってきても大した成功はなでしょう。自らの境遇を受け入れ、何とか道を探って努力するからこそ、どこかで運が味方してくれるのです。

いずれにしても「自分には無理!」と決めつけて自分で自分の芽を摘んでしまっては元も子もありませんから、自分の中にある才能を早く見つけてそれを磨いていくことが大切です。

才能は手相に現れることもありますし、その他の占いでも探すことができます。「自分には何もない」と思っていても1つくらいあるものです。それを見つけて伸ばしていきましょう。

また、手相に現れているサインは、自分を見つめ直すきっかけになることもあります。

私自身もいろいろとありまして、書く情熱を失っておりましたが、それを取り戻せたのは手相がきっかけでした。外へ外へと向かっていた心がまた内へ内へと戻ってきて、それが手相にも現れていたのです。好きだった占いをもう一度見つめ直したいと思います。

太陽線の記事を書いてからかなり間が空いてしまいましたが、財運線に関する記事を書いていこうと思います。