生命線の長い・短い、向き、ゴールの位置で占う手相の見方

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生命線の長さと、ゴールの向きで占う方法をご紹介します。

生命線の「長さ」で寿命を占うことは一般的に知られていますが、短いと短命か?というとそうでもないようです。

また、長さだけでなく、どの方向に向かっているかという「向き」も重要です。今回は、生命線の終点で占う方法をご紹介します。

   
極端に短い 途中で終わる
手首の少し上まで 隅まで長い
下に流れる 下に流れて途中で終わる
小指側に流れる

1.生命線が短い手相の見方

長くて明瞭で、島や途切れなどの「乱れ」のない生命線が、親指の付け根の膨らみをぐるりと囲むように手首まで伸びている手相は、”元気で長生きする!”と占うのが手相占いのセオリーです。

では逆に、”生命線が短いと短命か?”というと、そうとも限らないようで、生命線の短い人は、風変りな生き方をする人に多いようです。

特に生命線が親指の付け根のラインまで達しない、極端に短い手相の場合は、その傾向が強いようです↓。

そもそも、生命線の長さで寿命を占うのは無理がある…と考えている手相家は多いようで、私も「生命線の長さだけで寿命は判断できない!」と考えています。

ただ、↓のように運命線の助けがあれば別ですが、手相占いの基本としては、両手共が短いなら、長くて明瞭な手相よりは短命の可能性が高く、平均寿命まで生きられなかったり、バイタリティが不足気味だったり、回復力がないかもしれない…と占うのです。

あくまでも目安ですが、寿命は生命線の流年法で確認します。

しかし、短命の可能性があるからと言って、びびったり落ち込んでも仕方ありません。

管理人である私自身が、かなり不明瞭で短い生命線を持っていますが、自分は平均寿命までは生きられないかもしれないから、やりたいことがあればできるだけ先に延ばさず、早めに挑戦したいと考えています。

65歳まで生きられたら御の字で、それ以降は”おまけ”と考えているのです。

意外100歳まで生きるかもしれませんが…どっちにしても、悔いのないように生きたいものです!

他にも、生命線が短いと平凡な人生を嫌うところがあり、無難で大多数が進むような、人生の一般ルートを選ばずに生きることもあるようです。ナビで誘導される道ではなく、わざわざへんてこな道を選んでしまうような、ややマイペースで風変りなタイプかもしれません。

人からあれこれ指示されたり、強要されることも苦手です。

人生のベストルートなんてものは事前にわかるものではありませんし、ベストルートを選んだつもりでも、思わぬ障害が待ち受けていることもあります。

あえて冒険やチャレンジを楽しむことは、この手相に合った生き方かもしれませんね。

2.生命線が手のひらの途中で終わる手相の見方

1に比べると生命線の長さは長いけれど、生命線のカーブが手首近くまで達することなく、手のひらの途中で終わっている手相になります。

但し、カーブの状態は親指側の手首の隅に向かっている感じになります。(下に向かって途中で終わっているならへ)

こちらの手相も、変わった生き方をする人に多く、”普通”や”常識”という固定観念に縛られることを嫌がる傾向があり、自分の好きな事や、やりたい道を貫く人生を選ぶでしょう。

ただ、生命線が明瞭で長い人に比べると、短命だったりお身体が弱い可能性あるという見方をするところはと同じです。(1も併せてご覧ください)

必ずしも、「生命線が短い=短命」とは限りませんが、あくまでもこれが手相占いの基本の見方なのです…

強い運命線があれば別ですが、運命線の助けがなければ、年齢と共に体力や気力が低下するのは自然の流れですから、無理は禁物です。中年以降は特に自分の肉体に過信しないで、健康に留意しましょう。

両手ともが短いなら、なおさら注意が必要です。

参考 短い生命線や状態の悪い生命線を運命線がフォローしている手相

3.生命線が手首の隅の少し上で終わる(標準)手相の見方

生命線が親指の付け根の膨らみ(金星丘)を囲むようにカーブして、手首の少し上くらいでゴールするのは、標準的な生命線になります。

タフさなどは、明瞭さカーブの張り出しと併せて占っていただきたいのですが、「乱れ」がめだったり、線が不明瞭な状態でなければ、健康的で平均寿命ぐらいまでは生きられそうな良い生命線と言えるでしょう。

4.生命線が親指の付け根を回り込むようにして終わる手相の見方(長い)

生命線が親指の付け根の膨らみ(金星丘)を囲むようにカーブして、手首の隅まで達しているのは、標準よりも長い生命線であり、「乱れ」が目立ったり、線が不明瞭な状態でなければ、元気で平均寿命以上まで長生きできそうな吉相です。

また、線が明瞭カーブの張り出しが大きい場合は、安定した人生を歩めることが多いようです。体力や気力も十分あって、充実した人生を歩めそうな最良の手相になります。

手相には、結婚線や感情線、運命線など、いろいろな掌線(しょうせん)がありますが、生命線の状態が良いか悪いかで、5割がた運勢が決まる!と断言しても、決して大げさではないように思います。

それくらい生命線は最も大切な掌線であり、生命線の状態が良い手相というのは、いろんな意味で可能性が広がるはずです。

5.生命線が途中から下に流れて手首線あたりで終わる手相の見方

生命線が手首の中央に向かっていく手相になります。長さは手首線上や手首線の近くまで伸びている、長いものになります。

こちらの手相も、「乱れ」が目立ったり、線が不明瞭な状態でなければ、長寿の相であり、手首線の近くや手首線までしっかりと伸びているなら、健康面での心配はあまり要らない手相になります。

ただ、ゴールが標準から外れて手首に向かっていることで動きが活発になり、活動的な人生になりやすいようです。

休みなく働いたり、外回りの営業のように日常的に移動が多い仕事に就くこともありますが、転勤が多かったり、職や住居を転々とする場合もあります。

内勤を希望しても必ずと言っていいほど外回りをさせられるなど、せわしない毎日を過ごすことが多いかもしれませんが、無理に一ヶ所に留まろうとするよりも活発に動く方が、この手相に合った生き方と言えるでしょう。

6.生命線が途中から下に流れて手のひらの途中で終わる手相の見方

生命線が手首の中央に向かっている手相ですが、5のように手首線付近まで達することなく、途中で終わっている手相になります。

体力面でやや不安がある手相ですから、無理は禁物です。タフな人のようにはいきませんから、自分で上手に加減をするようにしましょう。

また、この手相は根気がないタイプにも多い手相です。気力や前向きさに欠けるところがあり、何事も長続きしにくいかもしれません。逆に、気持ちは前向きでもカラダの方が付いていかないこともあるでしょう。

同じ作業の繰り返しや、じっくりと腰を据えて行うような作業、成果が出にくい仕事は向かないので、変化の多い仕事や、小さくても結果が出やすいものを選んで達成感を持続させるなど、モチベーションを下げないように工夫して、飽きずに長く続けることを第一に考えましょう。

また、あっさりしているというか、身軽でいたいと願うのか、執着心が弱いこともあり、重い荷物を背負うことを嫌がる人もいます。

面倒事から逃げたり、大切なものを簡単に手放すことがあるので、手放す前にじっくり考えることが必要です。あっさりと捨てたものの重さを、後から悔やむことがないようにしてください。

7.生命線が小指側に流れる手相の見方

生命線が小指側に流れる手相の見方になります。

線が明瞭で「乱れ」がなければ、健康面での心配はあまり要りませんが、この生命線は、途中から旅行線(移動線)に変化している状態になり、故郷を離れ、他郷で暮らす人に多い手相になります。

旅行線は海外流出線と呼んでいる手相家の先生もいらっしゃるくらい、遠い外国での生活に縁があるなど、5の手相よりも遠くに移動したり、人生が大きく変化しやすいでしょう。

生命線のゴール地点の標準は親指側なのに、この手相は逆に向かっている訳ですから、一般とは違ったライフスタイルを送る可能性が高いのです。

旅行線は単なる旅行好き引っ越し好きと占う場合もありますが、かなり明瞭な線が小指側に流れているなら、フットワークが軽く、同じ場所や環境に長く居ることが苦手で、自分から変化を求めて外の世界に飛び出すタイプが多いようです。

また、ご自分の意志とは裏腹に、親の都合で子供の頃から転校を繰り返したり、配偶者の転勤や会社の命令で仕方なく動くなど、運命的に一つのところに留まりたくても留まれない生き方をするかもしれません。

流れ者になりやすいとも言えます。

しかし、この移動線タイプの手相を持っている人に言えることは、一ヶ所にじっと留まるよりも、動いてこそ運も良くなるとお考えいただきたいのです。

ずっと地元や家族の元にしがみついているよりも、狭い世界から飛び出して、自由に、見知らぬ広い世界で見聞を広めることこそが、この手相の成功のポイントになるでしょう。

参考 生命線についての記事は 手相占い:生命線の見方 にまとめております