お助け十字線や奉仕十字線と呼ばれる、手のひらの生命線と運命線の間のゾーンにクロス(十字紋)がある手相の意味をご紹介します。
手のひら上に、2本の線が掛け合わさっている状態をクロスや十字紋、十字線と言います。
クロスについての詳しい説明は下記をご参考にしてください。
生命線と運命線の間にクロス(お助け十字線・奉仕十字線・医療十字線)がある手相の見方
お助け十字線(奉仕十字線)の意味
生命線と運命線の間にあるクロスは、人助けをすると言う意味があり、お助け十字線と呼ばれてます。
”人助け” と言えば、ヒーローのような存在を思い浮かべることが多いかもしれませんが、どちらかと言えば、教育者であったり、ボランティアや地域活動などを率先して行ったり、”困った人を助けたい”という気持ちから、誰かのために自分を犠牲にできる程の高い志を持っていたり、地道に人のお世話をする慈悲深い心の持ち主であることが多いようです。
親身になって誰かのために奉仕する、人のお世話をすることは本当に素晴らしいことで、誰にでもできることではありません。
損得勘定だけで生きている人ではないことは確かでしょう。
また、介護職や医療従事者にも多いことから、医療十字線とも呼ばれおり、医療関係や福祉関係に就職する以外に、実際に身内を介護や看護する可能性もあるようです。
もしあなたが誰かの介護をしていて、ここに十字があるなら、「最後まで看取ることが宿命」と覚悟を決めて、とことんお世話をして差し上げましょう。
運命線がないならお助け十字線ではない
ちなみに、下記の画像のように、運命線がない場合は奉仕十字線にはなりませんので、ご注意ください。
運命線がない状態の火星平原(手のひらの真ん中あたりの窪んだゾーン)に出るクロスは、”生活が不安定になりやすい”という意味があります。
クロスが小さいときや、線が薄いなら気にする必要はありませんが、十字がはっきりとしていて1㎝以上大きいなら注意が必要です。