頭脳線の向きで占う(12)頭脳線が上向きに上がる手相の見方(3種)

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「頭脳線の向き・終点」で、夢やロマンを追うタイプか否かを占う手相の見方の12回目(最終回)。

頭脳線が上向きに上がるタイプの手相の見方になります。

頭脳線は下方向に緩やかに下がるのが標準で、世の中の人の頭脳線の大半は下がっていますから、人と反対の方向を向いて反っていることになり、上向きの頭脳線は割と珍しい手相になります。

基本的に上向きの頭脳線はビジネスセンスが発達している人に多いのですが、極端な上向きでなくても、ゴールの先端が少し上昇しているだけでも経済観念や金融センスが発達していることが多いので、蓄財や投資に熱心で年齢を重ねるにつれて財産を増やしていけそうです↓

上向きの頭脳線は、ゴールの方向によって多少意味が変わるため、3種類ご紹介していきます。

参考 「頭脳線の向き・終点で占う」のその他の方向の記事は↓にまとめております。

「頭脳線の向き・終点」で占う手相の見方を、一覧でご紹介します。 手相の頭脳線の「向きやゴール地点」で占えることは、夢見...

頭脳線が上方向に伸びる手相の見方

1.小指(水星丘)に向かって上がる頭脳線の見方

ここまで上がっている人は珍しいですが、頭脳線の先端が上昇していて、そのゴールが小指の方に向かっているなら、頭脳線が財運線に変化していることになりますから、経済観念が発達した金運の良い人でしょう。

※上の画像は感情線を越えていますが、感情線を越えていなくても頭脳線の先端が小指の方向に向かっていれば意味は同じです。

お金儲けの才能がありますので、商売で一旗揚げたり、事業家としての才能を発揮できるでしょう。

ただ、物事を判断するときの基準が常に損得勘定に偏りやすく、「お金にならないことは無駄!」と切り捨てる超現実主義。交友関係を築く基準も露骨なことが多く、相手に利用価値があるとか自分にプラスになると分かったら急に仲良くなろうとするタイプかも。

お金の匂いに敏感になり過ぎてハゲタカになったり、金のためなら何でもする銭ゲバなど、マネーファーストのデリカシーのない言動で品性が悪くならないようにスマートさを意識してください。

2.薬指(太陽丘)に向かって上がる頭脳線の見方

頭脳線が上向きで、薬指の下の太陽丘に向かって伸びているなら、頭脳線が太陽線に変化していることになりますから、芸術的な才能を発揮して、アーティストやクリエイターとして成功しそうな手相です。

※上の画像は感情線を越えていますが、感情線を越えていなくても頭脳線の先端が薬指の方向に向かっていれば意味は同じです。

トレンドをうまくキャッチしたり、上手にファンや味方を増やす才能もあるでしょう。

上向きの頭脳線を持つ人は商売上手な人が多く、芸術家やアーティストであっても、頭の中はビジネスマンで、しっかり利益も追求しようとします。

たとえ夢やロマンを追って好きなことや得意なことを仕事に選んだとしても、趣味と実益を兼ねて、稼ぎに繋げることができるでしょう。

3.中指(土星丘)に向かって上がる頭脳線の見方

頭脳線が上向きで、中指の下の土陽丘に向かって伸びているなら、頭脳線が途中から運命線に変化していることになるため、社会的に成功する可能性が高い手相です。

※上の画像は感情線を越えていますが、感情線を越えていなくても頭脳線の先端が中指の方向に向かっていれば意味は同じです。

但し、物質欲や金銭に対する執着が強い方なので、お金にならないような食えない夢や理想はスパッと切り捨て、成功のために時には非常識な手段を使ったり、自分の主張を押し通す頑固な面も強調されるため、それが災いして孤立・孤独になる恐れが…

そうならないようにご注意ください。

仕事中心の忙しい人生になることが多く、中指に向かう頭脳線には頭の病気に注意という意味もありますので、仕事に熱中するあまり、健康管理を疎かにしないように気を付けましょう。

土星丘(中指の下)に線が入ることは、土星丘の発達を表します。

土星丘が発達すると探求心が強くなるため、土星丘が発達した人には学者や研究者が多いと言われていますが、アブノーマルな世界や、精神世界(心理学や宗教、スピリチュアルなど)に深く入り込むことがあるかもしれません。

ちなみに、千金紋(はい上がり線、成り上がり線)とよく似ていますが、千金紋は頭脳線にプラスして現れる線なので、違いを確認してください↓。

参考 頭脳線に関する記事は、手相占い:頭脳線の見方一覧にまとめております。