前回、生命線の「明瞭さ」で、生命力のパワーや”しぶとさ”について占う方法をご紹介しましたが、明瞭さにプラスしてカーブの張り出しも生命力に大きく関係しています。
カーブが大きく張り出すほど、タフで健康的な人が多く、
張り出しが少ない人ほど、体力に自信ないことが多いようです。
生命線のカーブの張り出しの標準と見方をご紹介します。
生命線のカーブの張り出しの標準は?
生命線のカーブの張り出しの標準は、過去に基本7大線の見方の「生命線の標準」のところでもご紹介しましたが、人差指の中指の股(Aライン)から中指の中心(Bライン)の間のゾーンになります。
生命線のカーブが、Aライン~Bラインの間に収まる場合は、標準的な張り出しと言えるでしょう。
Aラインに近い時は、超人的にタフ!と言う事はありませんが、そこそこ元気と判断します。
Bラインに近ければ近いほど、カーブの張り出しは大きいと判断しますが、Bラインに近いなら、手のひらの中央部に向かって、弓がしなるようにカーブが張り出しているはずです。
生命線が明瞭で「乱れ」さえなければ、精力的に活動できるタフなタイプと占えるでしょう。親指の付け根のゾーン(金星丘)がぷっくりと膨らんでいるなら、なおさら元気な証です。
1.生命線のカーブの張り出しが大きい手相の見方
生命線のカーブの張り出しがBラインを超えていると、かなり大きく張り出していることになります。
超人的なタフさを持っていて、抵抗力が強く、バイタリティも旺盛と占います。少々無理をしても簡単にはへたらない、元気で丈夫な体を持っていることが多いでしょう。
親指の付け根のゾーン(金星丘)がぷっくりと膨らんでいるなら、超肉食系に多い手相でしょう。
参考 生命線のカーブの張り出しが大きい+金星丘が張り出している手相
生命線のカーブの張り出しは金運にも影響
生命線のカーブは、実は金運にも大きく関わっていて、カーブが深いほど金運が良いとも言われています。
くっきりとした生命線が、手のひらの中央部にグッと張り出したあと、カーブして親指側の手首の端に回り込んでゴールしているようならgood!
タフさを武器に、大きな財を手にできる可能性がありそうです。
何かを成し遂げ、大きな財産を得るには、やはり、人一倍タフじゃないと!という意味なのかもしれませんね。
2.生命線のカーブの張り出しが小さい手相の見方
生命線のカーブの張り出しが、Aラインまで届ない場合は、張り出しが少ない手相になります。
命線が弓状にしならなずにストンと下に下がっているような状態の手相ですが、あまり体力がないことが多く、無理のできない手相になります。
カーブの張り出しが少ない手相は、金星丘の膨らみも貧弱でペチャンコなことが多く、実際に病弱だったり、虚弱体質の人に多い手相です。
何事にもクールで冷めた性格だったり、気力が湧いてこない、自信がない…という生命力が弱い手相であり、生命線が薄かったり不明瞭だったり、「乱れ」が目立つなら、よりその傾向が強くなります。
よって無茶な冒険はあまり好まず、無難な道を行く傾向があるでしょう。
世の中には弱い人もいて、やらなければならないとわかっていてもなかなか行動に移せない人や、できない人もいます。強い人はそれを理解せずに、怠け者だとか甘えだと決めつけることがありますが、決してそうではありません。
このような手相を持つなら、ご自身が弱い側の人間である可能性もありますが、自分に置き換えて考えて弱者の気持ちを理解できる人でもあるでしょう。
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