生命線の末端(下)が大きく二股に分岐している手相の見方 3種

スポンサーリンク

生命線の中間点ほどの位置から支線が出ている状態の、生命線が大きく二又に分岐している手相を、3種類ご紹介します。

参考 末端の小さな二股や三又など、その他の生命線の分岐・枝分かれについては、

生命線の末端(下)が分岐(二股・三又・枝分かれ)している手相一覧 にまとめております。

1.生命線の大きな分岐の支線が親指側に向かう手相の見方

生命線の中間くらいの位置から、線が二股に別れ、支線が親指側に向かう手相は、地元密着型の人に多い手相です。

親指の付け根の膨らみは金星丘と呼ばれ、家族や身内、幼馴染などの近しい人との関わりが強いゾーンなのですが、この金星丘に生命線の支線が入り込むことで、家や家業を継いだり、地元との関わりが強くなる手相になります。

家や親との絆が強く親孝行で責任感が強い人、親離れできないマザコン・ファザコンタイプなど、自分から実家を出たがらない人も多いのですが、一人暮らしや都会に憧れを持っていても、家庭の事情で生家から出たくても出れない、離れたくても離れられない…と言った宿命的なものを背負っている場合もあります。

二股の線が強い場合は特に家族や実家との結びつきが強く、そのような傾向が強いようです。

一度家を出た場合でも、すぐにホームシックにかかって地元に戻ってくるか、いつまでも故郷を懐かしむなど、地元との縁が切っても切れないほど地元愛が強いタイプでしょう。

二股に別れた線が↓のようになっている場合も同じような意味とお考え下さい。家から出ない、引きこもり気味の人に出やすい支線です。

但し、二股に別れた線が、再び合流していると大きな「島」になりますので、こうなるとちょっと深刻になります。生命線は生命力を占う掌線ですから、生命力の弱まりを意味します。

完全に線が繋がった「島」になっていない場合でも、警告と考えて決してお身体の無理はしないようにしましょう。

二股に別れた線が島のようになっている時は、生命線に島(アイランド)がある手相の見方ををご覧ください。

2.生命線の大きな分岐の支線が小指側に流れる手相の見方(大きな旅行線)

生命線の中間くらいの位置から、線が二股に別れ、支線の方が小指側の月丘というゾーンに向かう手相の見方は、旅行線移動線と呼ばれており、移動が多い人生を送る人に多い手相です。

小指の緩やかな丘は月丘と呼ばれ、家族や身内以外の他人と関わりが強いゾーンなのですが、この月丘に生命線の支線が入り込むことで、実家や地元との縁が薄くなりやすい手相になります。

旅行好きな人が多いことや、故郷から遠く離れた場所で暮らす人が多いのも特徴です。

たとえ地元に残ったとしても、出張や転勤、移動が多いなど、一つのところにじっくりとは落ち着かない、忙しい人生を歩むでしょう。

地元よりも外の世界に憧れを抱きやすく、都会に憧れたり、時には海外留学や海外勤務などの外国暮らしを経験したり、グローバルに活躍することもあるでしょう。

二股の線が大きくて明瞭な場合は、特に故郷との縁が薄い手相になりますから、海外に永住する場合もあります。

3.生命線の大きな分岐の支線が下に下がる手相の見方

生命線の分岐の支線が手首の方に下がる手相は、二股が大きい場合も小さい場合でも、不遇な人生を送りやすいことを意味します。

生命線から出る、上向きの支線はとても良い意味があるのですが、生命線の下向きの支線はちょっと残念な手相なのです。

※支線が弱い時は、お疲れの時に出る「疲労線」になります。

実力はあるのに認めてもらえなかったり、ここぞという場面で思うように力を発揮できなかったり、「なぜか自分はツイていない」「いつも肝心なところで失敗してしまう…」そんな風に感じることが多い、巡り合わせが良くない手相です。

この手相は、物事を悪く取る癖があったり、深読みし過ぎるところがあるため、余計にそのように感じたり物事がこじれやすいようです。

こちらの手相は、「下の方から伸びている運命線が生命線に合流している状態」とよく似ていて間違えやすいのですが、下の方が細くなっているなら生命線の支線となり、下の方がはっきりしているならそこが起点となるので運命線になります。

しかし、運命線であっても、生命線への合流はあまり良い意味がなく、幼少期のトラブルや不運を、成年となっても引きずりやすい運命となりやすいようです。

参考 運命線が生命線に合流している手相の見方

受験や就職の失敗、人間関係の悩み、健康面の悩み、恋愛や結婚に縁がない、ご縁があってもロクでもない相手に苦労させられたりなど、人生は厳しく、そうそうスムーズにはいかないものです。

人生に躓くと、ついついひがみっぽくなったり、他人の芝生が青く見えてしまい、「自分ばかりがツイていない、こんな悩みを抱えているのは自分だけだ…」と、間違った錯覚を起こしてしまうことがありますが、現実はそんなことはありません!

実は、世の中はスムーズに進む人の方が少なくて、大多数の人間が自分はツイていないと感じているものなのです。

何の苦労もなくスムーズに行っているように見えても、実は陰で別の苦労しています。ツイてないのは自分だけじゃない!と考えれば、少しは気も紛れるでしょう。

しかし、「自分はツイてない!」と考えていると、本当にツキはどこかへ逃げて行ってしまうものですから、良い運を引き寄せるためにも、自分なりに負のスパイラルを断ち切るための工夫は忘れないでください。

手相も運命も、自分次第で吉にも凶にも変わるものですから。

ちなみに手相とは、手の状態や様々な線特殊紋などを総合的に見て占うものですから、生命線の分岐だけで全てがわかるわけではありませんし、生命線の状態が悪くても、強い運命線の助けがあれば見方も変わります。

ご自分の手相の良いところを見つけて、それを生かす(活かす)生き方をしてみましょう。