生命線に網状の線(グリル)が連なっている手相の見方をご紹介します。
手のひらに、餅や肉を焼く網の目ような、縦横の線が格子状になった「紋」が出ることがあります。この紋のことをグリルや格子紋と呼びます。
グリルは、↓の3ヶ所(木星丘・太陽丘・金星丘)に限り「吉」と見ますが、それ以外の場所に出るグリルは、全て「乱れ」となり、凶暗示と見ます。
掌線上に重なるグリルについては、過去に運命線のグリル、感情線のグリル、結婚線のグリルのところでもご紹介しましたが、どの掌線にあっても障害線となって掌線の意味を弱め、影を落とすと占います。
結婚線なら結婚運が下がり、運命線なら社会運や仕事運が下がる…という具合になるのです。
今回は、生命線のグリルだけに絞ってご紹介します。
参考 グリルについては、手のひらに網目のようなグリル(格子紋)がある手相の見方でも、詳しく説明しております。
生命線にグリルが重なる手相の見方
生命線は「生命力」を表す掌線ですので、生命線に「乱れ」がある時は、”健康上のトラブルに悩みやすい”と占うのが一般的で、健康面やメンタル面が曇ってくる可能性があります。
生命線の乱れは、無理は禁物!のサイン。
生命線にグリルが重なる時も、変化が起こりやすく、物事が妨害されるなど、普段通りには行かなくなる予感が…
その忙しさのせいで、かなりのエネルギーを消費してしまいますから、心身に疲れが溜まりやすくなります。
できるだけストレスを溜めないように努め、お身体にも負荷を掛けないよう気を付けましょう。
線が薄いなら深く気にする必要はありませんが、グリルの線が濃い場合は、特に無理は控え、ご自分の身体を過信しないように注意しましょう。健康診断もおススメです。
基本的な見方は、他の「乱れ」とほぼ同じで、
- 生命線の起点部分(知能線の近く)にグリルが重なる時は幼少期
- 線の途中にグリルが重なる時は中年期
- 線の末端(下)グリルが重なる時は晩年
に特に注意し、おおまかな時期については、生命線の流年法を参考にしてください。
但し、グリルなどの「乱れ」があっても、その横に別の生命線がもう1本出ている場合(二重生命線)や、運命線がフォローしてくれることもありますので、併せて確認してみてください。
参考 その他の生命線に関する記事は、↓のページにまとめております。