運命線のスタート地点で占う方法の8回目は、手首の付近から運命線が伸びている手相の見方です。
手相の運命線は社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。
参考 その他のスタート地点から出る運命線についてはこちらにまとめてあります
島や切れ目などの「乱れ」のない、しっかりとした線が、中指の下まで伸びていれば最良ですが、線が短い時や線が薄い時は↓の記事も合わせてご覧ください。
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無しで占う)
手相の手首線とは
手首線とは手首の上に現れる太目の線のことで、健康な人ほどくっきりとしていて、数が多いと言われています。
若くて健康な人は、くっきりとした線が3本ないし4本現れますが、歳と共にくっきりした線の本数は減り、切れ切れになったり薄い線が混じるようになるのです。
40代も半ばを過ぎれば、体力や気力がだんだんと無くなってくるのは当然です。
私なんかも、くっきりした線は1本だけで、あとは半分消えかかったような線がもう1本あるだけ…ヤバいです!
やはり健康は、運勢を支える上で一番重要なものなので。
鎖のようにチェーン状になって、乱れている場合も赤信号です。
もしかすると、少々お疲れ気味ではないでしょうか?無理は禁物です。こういう手首線を持っているなら、生活習慣を見直す必要があるでしょう。
40・50代を過ぎても手首線が2、3本くっきりとあるなら、とても健康で元気な証です。
少々無理がきく身体と心を持っているので、羨ましい限りですが、このような人は普段から健康に気を配ることを忘れがちなので、手首線を健康のバロメーターにすると良いでしょう。
運命線が手首線からスタートしている手相の見方
運命線は、下の方からスタートしているほど、若いころから活躍できる可能性が高いことは、少し前に紹介しました。↓
今回の手首線や手首付近から運命線が伸びている手相も、かなりお若いうちから頭角を現すタイプの手相になります。
生まれながらに将来が決められているような場合も。
ただ、手首から出ている運命線が、中指まで到達する前に手のひらの途中で終わっている場合は、若いころの成功が晩年まで持続しにくい手相であると言えますが、下の画像のようにたとえ途中で切れていたとしても、中指下まで伸びる別の運命線があるなら、晩年にもう一花咲かせることが期待できる手相です。
また、手首付近は「地丘」と呼ばれているゾーンであり、ルーツを表す場所です。
手首の付近から運命線が出ているということは、親やご先祖との絆が強いことが多く、ルーツを生かして社会的成功を収めるという意味の手相になります。
親やご先祖の力や名をうまく活かして、成果をあげることができるでしょう。
もしかすると、親やご先祖の影響力が強すぎて何事も自分の自由にできなかったり、二世タレント等にありがちな何をやっても必ず親の名前が付いて回り、頑張りや手柄を自分だけのものにすることが難しいという悩みを持つことがあるかもしれませんが、下手に意地を張って親や家族を遠ざけるよりも、コネがあるならうまく利用した方が発展できそうです。
切っても切れない絆なのだと諦めて、名家に恥じない生き方をしてください。
運命線が手首線よりも下から出ている手相の見方
もし、手首線よりも下の、” 腕 ” から運命線が伸びているならちょっと注意が必要です。
運命線は長い方が良いと言われておりますが、中指まで突き抜けていたり、逆に手首よりも下から伸びているのは、長すぎて凶の暗示になります。
出過ぎは良くないため、何事も加減が必要だという事なのです。
出しゃばりすぎたり、野心が強すぎて身の程をわきまえないことをして失敗しやすい手相です。
一時的には幸福になっても、その先には思わぬ落とし穴が待っていることがありますので、もし手首線よりも下から運命線が伸びていたら、控えめに生きる努力が必要かもしれません。
参考 運命線についての記事は
手相占い:運命線の見方にまとめております。