運命線に途切れ・切れ目・隙間がある手相の見方 4種

運命線の途切れ、切れ切れ、分断

手相の運命線が、途中で途切れていることがあります。完全に別の線に切り替わってるような状態もあれば、線の途中が薄くなってスキマが空いているように見えることもあるでしょう。細かく切れ切れの手相もあります。

「途切れ」具合によって意味が異なるので、4種類を説明したいと思います。

参考 その他の掌線の途切れについては↓で紹介しております。

手のひらの表面を縦横に刻む、掌線(しょうせん)の中でも、特に重要な意味を持つ、手相の基本七大線に途切れ・切れ目がある状態の手相の見方...

運命線に途切れ・切れ目・隙間がある手相の見方

手相の掌線の切れ目や途切れについては、過去にも説明しましたが、

では、運命線の途切れには、どういう意味があるのか?

手のひらの運命線とは、中指に向かって伸びる掌線で、主に社会運や仕事運を占う掌線です。

運命線

くっきりとした濃い運命線がある人は、社会運の強い人であり、社会的に活躍できる可能性が高い手相です。

しかし、途切れがあることで、マイナス要素が加わる場合があって、主に「転換期」と占う場合と「低迷期」と占う場合があり、状態によっては「運命線の乱れ」の一種となります。

参考 その他の「運命線の乱れ」については↓にまとめました。

運命線の「乱れ」について書いた記事を、こちらにまとめました。 手相の運命線とは中指に向かう掌線のことであり、主に仕事運...

参考 ちなみに、運命線は、ない人もたくさんいらっしゃいます。運命線が無い人や、薄い手相については↓のページで紹介しています。

運命線は基本7大線のひとつですが、運命線はない人もたくさんいらっしゃいますから、無いからと言って珍しいことでも、おかしいことでもあり...

(1)運命線が途切れて分割している手相の見方

運命線に途切れ・切れ目がある手相

運命線が途切れて、複数に分割している手相は、一度切れても再び線が伸びているということから、決して悪い暗示ではなく、転換期を表しています。

運命線の分割は、転勤や転職、転居など、環境が大きく変わりやすいと占い、時には不運を伴いますが、それをきっかけに発展していくことができる手相でしょう。

女性は、結婚や出産、場合によっては離婚や死別を経験することになるかもしれません。

ですが、運命線は一旦切れても、その後の線がしっかりと伸びていれば、結婚や出産後もキャリアを引き継げるなど、発展する可能性は高いでしょう。

具体的な時期については、運命線の流年法に当てはめてください。

(2)運命線が切り替わって横から伸びる手相の見方

運命線が途中で切り替わっている、隣から別の線が出ている手相

運命線が一旦切れて、その隣から出ている線に切り替わっているように見える場合は、(1)と同じで、転換期と占う場合が多いでしょう。

ただ、この線と線のスキマが大きい場合は、運命線が2本ある二重運命線と見なし、異業種に転職する可能性や、副業などの二業を同時進行で行って、途中からそちらにシフトするという見方もできます。

いずれにしても、運命線の切り替わりは決して悪いものではなく、横から出る線がしっかりと上に伸びていれば、案ずるには及びません。

運命が変化する可能性が高い手相には違いありませんが、転換期を経て、ますます発展できそうです。

女性は再婚相です。

具体的な時期については、運命線の流年法に当てはめてください。

参考 2本の運命線の切り替わりにスクエア(四角紋)がある場合(↓の画像B)には、大発展や大逆転という意味があります。

運命線のスクエア

2本の運命線の継ぎ目にスクエアがある手相

(3)運命線の途中が薄くなっている手相の見方

運命線の途中が薄くなって隙間があるように見える手相

運命線の途中が薄くなっていて、消えているように見える場合は、低迷期と占います。

具体的な時期については、運命線の流年法に当てはめて頂きたいのですが、この期間は、暗闇のトンネルに入って、先が見えない状態になりやすく、

  • 迷いが多かったり
  • 体調に変化があったり
  • 頑張っても結果が出せない

と言った、運気が下がる、不遇の時期になるかもしれません。

しかし、その先の線がしっかり続いているなら、トンネルの出口を見つけることさえ出来れば、大丈夫です。

薄かった線も、再びしっかり濃く出るようになるでしょう。気持ち次第で手相も変化します。

(4)運命線が切れ切れの手相の見方

運命線がランダムで切れ切れの状態の手相

運命線が断片的で、細かく切れ切れの状態や、↑の画像のようにランダムに短い線が上に上に折り重なっているような手相の見方は、社会運が不安定な状態を表しています。

リストラ、就活の失敗など理由は様々ですが、転職を繰り返す人に多い手相です。

定職に就かず(就けず)に、派遣やアルバイトなどの非正規労働者として、いろいろな職場を渡り歩くかもしれません。

また、こらえ性がなかったり、思考がマイナスだったり、迷いが多く、自分には何が向いているかが見つけられなくて、流れに流されているうちに、気が付いたら40歳を過ぎていた!ということもあります。

「自分には出来ない」とか「苦手」と勝手に決めつけて、挑戦すらしないタイプもいます。

運命線が薄いなら、誰かにぶら下がって生きることも可能かもしれませんが、そこそこ目立つ運命線があるなら、社会と全く関わらずに生きることは難しいため、コロコロと職を変えていると社会的に信用されなくなってしまいます。

早めに定職を見つけるのが賢明だと思います。

しかし、今の日本の雇用体制では、一度コケたらはい上がるのは難しいので、転職を繰り返せば繰り返す程、どんどん悪条件でこき使われるようになっていきます。

このような手相を持っていることに気が付いたら、絶対にそうならないように、早めに行動することが大切です。

まだお若いなら、何が何でも40歳までに定職を見つけること!

就活はエネルギーがいることなので、一生懸命やってうまくいかなかったら「バイトでいいや」「派遣で食いつなごう」と弱気になってしまうものですが、絶対にあきらめないで、少し休んだらもう一度挑戦してください。

自力だけで、ただ闇雲に進んでも再び撃沈してしまいますので、職業訓練や転職エージェントなどを利用して、プロの力を積極的に借りましょう。

もし40歳を過ぎていたら、正社員で条件の良い会社に就職できる可能性がぐんと低くなるので、気持ちを切り替えて、働きながら副業を頑張りましょう。

会社員という肩書がなくても、いくらだってやっていけます。

二業を持つことは大変ですが、いつかは個人事業主となって、堂々と社会人だ!と胸を張れるようになりましょう。

そのような前向きな気持ちが、中指の下までクッキリと伸びる新たな運命線を呼ぶはずです。

以上となります。

参考 運命線の記事は↓にまとめております。
手相占い:運命線の見方