手相で運命が変化しやすい年齢を占う【運命線の流年法の見方】

運命線の流年法

運命線は、仕事運や成功運を占う、掌線になります。

前回は、運命線の見方の基礎知識について説明しましたが、今回は運命線の見方の2回目。

運命線の流年法と呼ばれる、運命が変化しやすい年齢の見方紹介します。

参考 運命線が無い場合や、あっても薄い人は↓を参考にしてください
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無しで占う)

手相の流年法とは?

手相には『流年法』といって、運命が変化しやすい、ターニングポイントになる年齢を占う方法があります。

過去に生命線の流年法の見方を、ざっくりと説明したことがありましたが、今回は運命線の流年法の見方を紹介します。

運命線の流年法はどんな時に使うの?

運命線が、手のひらのどの部分に出ているかで、社会的に活躍できる年齢を知ることが出来ます。

また、運命線に島や障害線などの「乱れ」がある位置や分岐の位置で、運命が変化しやすい時期や、スランプの時期を知ることができるのです。

などは、運命の変化が起こりやすい転換期であると占います。

もしご自分の手相に、そのような印を見つけたら、まずは手相の意味を調べると思いますが、それが一体、何歳の時に起こりやすいのか、時期も知りたくなると思います。

そんな時に流年法を知っていると、大まかな年齢がわかるのです。

↓に例を書きました。

(例)運命線に切れ目・途切れがある時

unmeisen_kireme

例えば、運命線が途切れている手相は、「転職」や「新しいスタート」を表す転換期と占う場合と、「失職」や「積み上げたキャリアを失いやすい」という具合に低迷期を表すこともあり、いずれにしても、仕事や社会的な問題で変化が起きやすいことを示します。

では、何歳ぐらいに運命が変化しやすいのか?を、

流年法に当てはめてみるとこうなります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

unmeisen_ryunenho

途切れがあるところは、30~32歳ぐらいのところになるので、その頃に失職や転職などの社会運の変化が起こりやすいことを意味します。

確かに、運命線が切れていることは、あまりよくない暗示ではありますが、一度切れても、再びしっかり中指の付け根近くまで伸びていることから、

『卒業後に就いた仕事は、32歳ごろまでに退職し、転職する可能性が高いですが、その後に就いた仕事で、大いに発展することが期待できる手相です』

と言う具合に占う訳です。

何となく、ご理解いただけましたでしょうか?

運命線の流年法は、

などにも応用できます。

参考 運命線の乱れについては↓にまとめております

運命線の「乱れ」について書いた記事を、こちらにまとめました。 手相の運命線とは中指に向かう掌線のことであり、主に仕事運...

それでは↓で、流年法の年齢の区切り方を説明します。

運命線の流年法の年齢の区切り方

1.手首線と中指の付け根を2等分する

unmeisen_ryunenho3

まずは、手首線上を0歳中指の付け根の線を100歳と見ます。

そして、その長さを2等分して、ちょうど半分のところが30歳となります。

ちなみに、手首線が複数ある人は、一番太くてはっきりしている線を基準にしてください。

2.さらに2等分して4等分にする

unmeisen_ryunenho4

次に、2等分したところをさらに2等分して、手首線~中指の付け根線の長さを4等分にします。

手首線と30歳の点の中間が21歳になり、

中指の付け根線と30歳の点の中間が52歳になります。

3.知能線と感情線と重なる部分を見る

unmeisen_ryunenho5

最後に、知能線と交差する点が35歳感情線と交差する点が56歳になります。

すると、下の画像のようになります。

unmeisen_ryunenho2

※知能線や感情線の位置によっては、流年法の点もずれますので、↑の通りに行かない人もいらっしゃいます。あくまでも目安ですから、大体でお考え下さい。

マスカケ相の場合の運命線の流年法

ますかけ相に運命線がある手相

枡掛線(ますかけ線)とは、感情線と頭脳線が1本に重なっている相のことですが、枡掛で運命線がある場合の流年法は、少し異なります。

  1. 手首0歳
  2. 中指の付け根100歳
  3. 0歳~100歳の1/2の地点が30歳 ←ここまでは同じ
  4. 0歳~30歳の1/2の地点が21歳
  5. 30歳~100歳の1/2の地点が56歳
  6. 30歳~56歳の1/2の地点が45歳

運命線が中指の付け根の100歳を越える場合(陰出)の手相の見方

unmeisen_insyutu

100歳にあたる中指の付け根を突き抜けて運命線が伸びていても、100歳以上まで生きるという意味ではありません。

掌線が、四指の付け根(基底線)を超えて、指まで達している手相のことを陰出と言って、死後も生き続けることを意味します。

死後も生きると言っても、幽霊やゾンビになる訳ではなく、死後も名前が残るという見方をするため、生前の偉業が死後も語り継がれるという素晴らしい発展が期待できる手相でしょう。

但し、悪名を残す人にも出る可能性が無きにしも非ずなので、そうならないようにご注意ください。

また、中指の陰出については、ちょっと「出すぎ」とか「出来すぎる」と、敬遠されることがあり、手相家の先生によっては凶暗示と見る場合もあります。

運命線が中指を超えて陰出する手相の見方は↓で詳しく紹介しております。

参考 運命線が中指の付け根を突き抜けている手相の見方(運命線の陰出)