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運命線に別の線が合流している場合の手相の見方をご紹介します。
運命線に合流している線のことを影響線と呼びます。
人が生きていくには、必ず自分以外の誰かから何かしらの影響を受けるものですが、手相の影響線の状態で、いつ・誰から・どんな影響を受けやすいかを占うことが出来ます。
運命線に流れ込む影響線については、過去に、運命線を遮るような横線・斜め線(妨害線・障害線)がある手相の見方のところで少し触れましたが、ここで詳しくご説明します。
参考 運命線の分岐については↓にまとめました。
運命線の影響線とは
運命線に流れ込んで合流している線を影響線と言います。
※影響線は生命線に出ることもあります。
今回ご紹介する影響線は、”二股の大根”のように「スタート地点が二股に分かれている」という強い感じではなく、メインとなる運命線に流れ込むような補助的な線になりますので、若干、線が薄めの時もあります。
参考 線が力強く、運命線の起点が完全に二股に分かれている手相の見方はこちらへ
運命線は、仕事運や社会運を占う掌線になりますが、影響線が入り込むことで、誰かからの影響を受けて発展しやすくなります。
乱れのない良い運命線にプラスして影響線があればとても良いですが、多少乱れがあっても、影響線が運命線のパワーを補ってくれるのです。
運命線を横切ると障害線に変化する
しかし、影響線が運命線を切るようにオーバーしてしまうと障害線(妨害線とも言います)になってしまいますから、運命線を補うどころかマイナスの要素が加わることになります。
運命線に横や斜めから障害線があることで運命線が乱れ、社会運や仕事運が下がることを表すのです。
運命線に影響線が流れ込む手相の見方
それでは、線を遮らずに運命線に流れ込んで合流している影響線の見方をご紹介します。
運命線の影響線は、小指側から入り込む場合と親指側から入り込む場合とで意味が異なります。
1.運命線に小指側(月丘)から影響線が合流する手相の見方
小指側の月丘と呼ばれるゾーンから、影響線が流れ込む運命線をお持ちなら、身内以外の第三者的な人からの影響を強く受けます。
月丘は他人を表すゾーンですから、身内ではなく、友人・知人や異性、先生や上司など、他人からの影響を受けやすいでしょう。
この月丘から流れ込む影響線は、寵愛線とよく似ていて、何かと目をかけられたり、引き立てを受けやすいラッキーな人生を歩みやすい手相です。影響線が複数あれば、よりその傾向が強くなります。
支援者やパトロンが現れるなど、あなたを応援・支援してくれる心強い味方がサポートしてくれそうです。
また、隠れた才能を見出してくれるような、先生やコーチに出会うなど、運命的な出会いがきっかけとなって開運するタイプで、積極的に人と関わることが鍵となりますから、人を寄せ付けない雰囲気を醸し出していたり、ひとりで引き籠っていても運は開けませんからご注意ください。
恋愛運も上々
この出会いは恋愛関係の場合もあります。
最愛のパートナーに恵まれ、その人のために頑張る気持ちが原動力となったり、パートナーに支えられてどんどん社会運が上昇することもありますから、このタイプの手相をお持ちなら「一人よりも二人がよい」という気持ちで生きてみましょう。
ひとりきりで生きるより、誰かと一緒の方が豊かな人生が歩めるはずです。
月丘側から影響線が入り込む手相は、他人からの紹介や、ご縁がきっかけとなって、恋愛結婚をすると昔から言われています。(昔と違って今は恋愛結婚が当たり前の時代ですけどね…
いい人が周りにいない時は、身内ではなく、友人や先輩などの他人に紹介を頼みましょう。
影響線が運命線に入り込む位置を、流年法に当てはめると、運命のお相手との出会いの時期がざっくりと分かりますので、気になる方は参考にしてください。
影響線が2本、3本と複数あればモテモテ
影響線が2本あることで、運命線のパワーを補ってくれるため強力になるとお考え下さい。
また、3本、4本と複数ある人はモテモテでしょう。子どもの頃から周りから愛され、大切にされる相です。
2.運命線に親指側(金星丘)から影響線が合流する手相の見方
1とは逆で、親指側から影響線が流れ込む手相は、身内からの影響を強く受ける人になります。
肉親や幼馴染などの、ごく身近な人が、あなたの人生に大きく関わってきたり、生き方を左右するでしょう。
また、困った時には何かと身内が助けになってくれます。身近な人を大切に想うようにしましょう。
結婚は親の判断を仰ぎましょう
金星丘から影響線が流れ込む手相をお持ちなら、結婚は親の見込んだ相手を選ぶようにしましょう。一昔前なら、幼いころから”いいなずけ”がいる人に多い手相なのだとか。
何だかんだと親兄弟から世話を焼いてもらうなど、身内との縁が深くなりやすい手相ですから、親が気に入らないお相手をパートナーに選んでしまうと、パートナーに辛い思いをさせてしまいますし、ご自分も間に立って面倒な思いをします。
そうならないために、ご両親の意向を無視して二人だけで勝手に結婚話を進めて事後報告で済ませたり、順序を間違えることがないようにしっかりと気を配って、両方の親御さんに祝福される結婚を心がけてください。
また、幼馴染や同級生、同僚など、かなり身近なところから結婚のお相手が見つかる可能性が高いですが、これと言ったご縁がない時は、親や親戚に紹介を頼みましょう。