運命線を遮るような横線・斜め線(妨害線・障害線)がある手相の見方

運命線に障害線・妨害線がある手相

手相の運命線を遮るように、横線や斜め線が入ることがあります。

これらを障害線妨害線と呼びますが、なかには、干渉線と呼ぶ手相の先生もいらっしゃるようですが意味は全て同じです。

線が濃いタイプと薄いタイプの2種類の障害線について詳しく説明したいと思います。

結論から先に言うと、運命線に障害線・妨害線が入る場合は、仕事上のトラブルに見舞われることを意味しています。

仕事上のトラブルと言いましても大小様々なので、線の状態によって意味合いが変わります。

具体的な時期は、障害線の出ている位置を運命線の流年法に照らし合わせて頂きたいのですが、障害線がある時は進もうとしている道に障害があったり、時には何らかの妨害に遭う可能性も考えられ、

  • 仕事でミスを犯す
  • 左遷、リストラに合う
  • トラブルに遭う
  • 人間関係がギクシャクする

など、ライバルや後輩に先を越されたり、出し抜かれたなど、ゴタゴタが多くなりがちで、何かとスムーズに行かないことが多く、場合によってはせっかく築き上げてきたキャリアを失うこともあり得ます。

障害線がある時期は慎重に慎重を重ね、できれば大きな冒険や決断は行わないことが賢明です。

但し、運命線の障害線の中でも、感情線と知能線(頭脳線)の間にあるものは神秘十字線と言って、とても良い暗示になりますので、神秘十字については↓をご覧ください。

神秘十字線がある手相の見方

感情線と知能線の間にクロス(神秘十字線)がある手相

参考 障害線を含む、「運命線の乱れ」については↓にまとめました。

運命線の「乱れ」について書いた記事を、こちらにまとめました。 手相の運命線とは中指に向かう掌線のことであり、主に仕事運...

参考 手相の障害線全般に関する記事は、障害線(妨害線)が7大線を遮る手相をご覧ください。

運命線の「障害線」と「影響線」の違い

運命線の影響線と障害線の違い

手のひらの運命線とは中指に向かって伸びる掌線で、主に社会運や仕事運を占う掌線ですが、くっきりとした濃い運命線がある人は社会運の強い人であり、社会的に活躍できる可能性が高い手相です。

しかし、その運命線を横切るような障害線があると、残念ながら凶暗示になります。

例えば、↓の画像のように、運命線の下の方を切る様に突き抜ける障害線がある手相は、若い頃に悪い大人に騙されやすい手相になります。

運命線を切る様に入る障害線

運命線は手首線が0歳で中指の付け根を100歳と見るため、下の方にある運命線の障害線は、若い時期のトラブルを表すのです。

線を横切っていなければ影響線

でも、↓のように、運命線を突き抜けていない場合は、障害線ではありません。

これは、運命線に流れ込む影響線になります。(合流と言うより二股のように感じる時は運命線の二股をご覧ください)

運命線に流れ込む影響線

影響線については、運命線に合流する別の線(影響線)がある手相の見方で紹介していますが、このように小指側の丘(月丘といいます)から入り込む影響線がある手相はかなりの良相となり、周りから良い影響を受け、何かと援助や引き立てを受けて発展できると占います。

線が突き抜けているか、否かで、こんなにも意味が変わるのです!!!

もし障害線があったら、突き抜けている部分を消しゴムで消すように、指でゴシゴシとこすって線が薄くなるようなイメージをしましょう!

そうすることで、いつの間にか障害線が影響線に変化して、運命も良い方向に転換するはずです。

運命線に障害線がある手相の見方(2種)

それでは2種類の障害線について詳しく紹介します。

(1)運命線に弱々しい障害線が重なる手相

運命線に弱々しい障害線がある手相

運命線の上に、薄くて細い線で波のような障害線が出ていたり、横切る線がたくさん出て運命線の流れを遮っている手相は、仕事上の心配事や問題があるときに現れやすいのですが、一時的な障害で終わる可能性が高く、その問題が解決すれば、自然に薄くなったり消えていくでしょう。

人生には波があって、誰にでもいい時もあれば悪い時もあるもので、このような障害線が出ている時は無理をせずに思い切って休んだり、できるなら問題は後回しにして、ジタバタせずにその場をやり過ごすくらいがちょうどよいかもしれません。

迷いが多く、人の意見に流されたり考えが揺らぎやすいときなので、決断は後回しにしましょう。

(2)運命線にクッキリと濃い障害線が切る様に入る手相

運命線を切るように障害線が入る手相

運命線の流れを切るように、濃い線が横や斜めに深く入る場合は、簡単にはクリアーできない問題や壁にぶち当たる可能性を意味します。

障害線がに深く入る時は、特に仕事上のトラブルに注意が必要ですし、障害線が斜めに深く入る時は、「信じていた人からの裏切り」に注意が必要です。

運命線に深い妨害線が入る手相

具体的な時期を運命線の流年法を使って確認し、その時期は大きなトラブルが起こったり、それこそリストラによる失職左遷社会的信用を失うなど、仕事に関する悩みで苦労しやすいでしょう。

大きな方向転換を余儀なくされて、大変な思いをするかもしれませんが、このような障害線があっても、その先の線がしっかりと伸びていれば、その問題は乗り越えられると占えます。

しかし、↓のように、

運命線の障害線の先が乱れている手相

  • 障害線の先端がひどく乱れている
  • 上に向かうほど線が細く薄く弱々しくなっている
  • 障害線で運命線が終わっているとき(蓋をしている)

は、問題をクリアーするのは容易ではなく、苦労を伴うでしょう。

だからと言ってくよくよしても始まりませんから、何があっても持ちこたえられるよう備えましょう。

問題が起こりそうな時期は、控えめにしたり軽々しい行動を控えることで、回避できる場合があります。

手相に限らず、占いはそのように使ってくださいね。

参考 運命線の記事は手相占い:運命線の見方にまとめております。