目次
運命線のスタート地点で占う方法の12回目は、感情線の上のゾーンから運命線が伸びている手相の見方を5種類紹介します。
手相の運命線は、社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。
今回は、感情線の上に、もう一本別の線があり、その線が中指に向かっているような感じの手相の見方になります。
厳密に言うと運命線ではない線もありますが、どの線もよく似ていて紛らわしいので、じっくりと判断してください。
参考 線が中指に向かっていない場合は、社交線の可能性があります↓
感情線の上のゾーンは線が出やすいですから、気になる線が有る方は↓の記事も併せてご覧ください。
参考 その他のスタート地点から出る運命線についてはこちらにまとめてあります
1.感情線のすぐ上に平行して中指に伸びる線がある手相(副感情線・二重感情線)
感情線のすぐ上に、感情線に寄り添うように中指方向に向かって伸びる線がある手相ですが、この手相は運命線と言う見方はせず、二重感情線である可能性が高い手相です。
二重感情線は副感情線という呼び方もあります。
※もしこの線が、手の側面から出ていたら、2の長い結婚線かもしれません。その場合は2も合わせてご覧ください。
二重感情線・副感情線の手相の見方
二重感情線の手相の見方ですが、感情線が2本ある訳ですから、人の2倍、心が強く、感情のバランスが取れた人であると占います。
二重感情線については、↓で詳しく説明したことがありますので、そちらを参考にしてください。
感情線の上にもう1本別の線がある手相‐その1(二重感情線)
2.感情線の上に手の側面から中指に伸びている手相(長い結婚線)
1 で紹介した二重感情線と似ているのが、長い結婚線です。
このゾーンで、基本的に手の側面から出ている線は結婚線になるのですが、感情線との距離がかなり近い場合は二重感情線と言う見方もします。
感情線の上のゾーンに出るくっきりした線を総称して「第二感情線」とも呼ぶこともあり、実際の手相を見てみないと判断が難しいところになります。
※線の位置が微妙な時は 1 も合わせてご覧ください。
長い結婚線の手相の見方
長い結婚線を持つ手相の見方ですが、結婚線は、線が長いほど結婚生活が長続きしやすいと占います。
長い結婚線が、切れ目や、島や、障害線などの乱れもなく、きれいに伸びていたら、大変良い結婚運を持っていますので、素敵なパートナーに恵まれて幸せになれる可能性が高いでしょう。
中指の近くまで伸びる長い結婚線の手相の見方
結婚線が更に長くて、中指の近くまで伸びていると言うのは非常に稀ですが、もし伸びているなら、結婚線と運命線がミックスした状態ですので、結婚がきっかけとなって社会的に発展する可能性が高い手相です。
社会的に成功するためには、結婚が欠かせないものかもしれません。
こんな風に書くと、のし上がる為に愛情よりも相手の家の経済力を当てにしたり、政略結婚を連想させますがww、そのような結婚にご縁があるとお考え下さい。
乱れなく、しっかりとした線が中指の近くまで伸びているなら、これだけ長い結婚線ですから、力になるパートナーに恵まれて幸せを掴める良い相でしょう。
切れ目や、島や、障害線など、線に乱れがある場合は、その結婚には障害があったり、不仲になるでしょう。
【参考】結婚線が中指と人差し指の間まで伸びる手相
もしこの線が、人差し指と中指の間に向かって伸びているなら、結婚線が金星帯に変化している状態になります。
そちらについては過去に紹介しておりますので、↓をご覧ください。
感情線の上にもう一本別の線が、手の側面から出て、中指と小指の間まで伸びている手相
3.小指と薬指の間から中指に伸びる線がある手相(金星帯)
小指と薬指の間から、中指に向かって伸びる線がある手相ですが、この手相は運命線と言う見方はせず、途切れた金星帯である可能性が高いでしょう。
金星帯は、途切れがあることが多いので、中指に向かっているように見えることがあります。
金星帯には金星環という呼び方もあります。
途切れた金星帯(金星環)がある手相の見方
途切れた金星帯を持つ手相の見方ですが、金星環を持つ人というのはおしゃれで異性によくモテたり、何かと異性の目を意識する人が多いのですが、とぎれている場合は異性問題でトラブルを起こしやすいようです。
金星帯・金星環については過去に説明したことがありますので↓をご覧ください。
感情線の上にもう一本別の線がある手相-その3(金星環・金星帯)
【参考】長い結婚線が金星環と接している手相の見方
もし下の画像のように、2の長い結婚線と、3の金星環が接しているようなら、結婚線と金星環が交わっていると判断し、美的センスが発達した人です。
結婚線と金星環が交わる手相の見方については、↓で詳しく説明したことがありますので、そちらを参考にしてください。
感情線の上にもう一本別の線がある手相-その3(金星環・金星帯)
4.薬指の下(太陽丘)から中指に伸びる運命線がある手相
薬指の下の太陽丘と呼ばれるゾーンから、中指に向かう線(運命線)が伸びている手相ですが、太陽丘は人気や芸術性を表す丘ですから、運命線に太陽丘の意味がミックスされます。
※3の途切れた金星帯ともよく似ているので、線が微妙な時は3も合わせてご覧ください。
運命線が太陽丘から伸びる手相の見方
太陽丘から運命線が伸びる手相は、人気を利用したり、誰かからの引立てを受けて社会的に成功すると占います。
「人の気」が社会運を大きく左右しますので、引きこもっていては発展は望めません。
どんどん表に出て、人と積極的に交わることがポイントです。
また、芸術的な才能を生かした仕事で発展するという見方もできます。
いずれにしろ、このゾーンから上向きの線が出ているということは、太陽丘の発達を表しますので、太陽線と同じくらいとても良い線になります。
5.小指の下(水星丘)から中指に伸びる運命線がある手相
小指の下の水星丘と呼ばれるゾーンから運命線が伸びている手相ですが、水星丘は言語能力や商才、コミュニケーション能力、財運を表す丘ですから、運命線に水星丘の意味がミックスされます。
※1の二重感情線でもなく、2の長い結婚線でもなく、3の金星帯でもないという手相になるので、線が微妙な時は、1.2.3も合わせてご覧下さい。
運命線が水星丘から伸びる手相の見方
このゾーンから上向きの線が出ているということは、水星丘の発達を意味しますので、財運線と同じくらいとても良い線になります。
水星丘から中指に向かう線(運命線)が伸びるのは、商売で発展・成功する可能性が高い手相です。
高いコミュニケーション能力を武器に、営業力やトークを仕事にうまく生かして、社会的な発展が期待できるでしょう。
運命線がある人は、仕事が中心の人生になりやすいのですが、財運線があると地位だけではなく財力も同時に手に入れやすくなります。
この手相は、財運線+運命線のミックスバージョンとお考え頂き、仕事の頑張りや成功が収入に結び付きやすい良い手相でしょう。
本日は以上となります。
参考 運命線についての記事は
手相占い:運命線の見方にまとめております。