太陽線!?太陽丘に「えくぼ」のような窪みがある手相

えくぼのような凹んだ太陽丘

手相の太陽線とは、薬指の付け根と感情線に挟まれた「太陽丘」と呼ばれるゾーンに垂直に入る縦線のことですが、「線」というよりは「窪み」のような状態の時があります。

手のひらは真っ平ではなく、多少の凸凹はあるものですが、ぷっくりと膨らんでいる丘の上に、笑うと頬に出る”エクボ”のような凹みがある、という感じです。

結論から言いますと、この「えくぼ」は太陽線ではありません。

こちらは太陽丘の凹み・窪みであり、残念ながら太陽丘の意味に影を落とすものとなります。

太陽丘に窪みがある手相の見方

まず、太陽丘が発達している人というのは、芸術性や感性が高まったり、人を惹きつける魅力が備わるため、自然に成功へと導かれていくと言われ、名声や富などの幸運も手に入りやすくなります。

ちなみに「発達」というのは、丘がぷっくりと膨らんでいたり、太陽線太陽環、トライアングル、フィッシュ、スターなどの「特殊紋」がある状態のことを言います。

※特殊紋は種類によって発達を妨げる場合があります。特殊紋については「紋・印・記号の見方 9種類」をご覧ください。

その逆で、太陽丘が他の丘に比べて平らだったり、ボコッと陥没しているなら発達していない状態となりますが、この場合は太陽丘の良い意味が損なわれてしまうため、人気がなかったり、成功に導いてくれるような良いご縁に恵まれずにチャンスをつかみ損ねたり、才能があっても埋もれやすいと占います。

太陽丘の一部が「えくぼ」のように窪んでいる場合も同じで、あまり良い手相とは言えません。

太陽丘が凹んでいる人は、ドライになる傾向があります。

これは冷淡というよりは、人とべったりとした関係になることを好まなかったり、執着心があまりなかったり、情熱的でない、情熱があってもそれを表に出さない、と言ったイメージでしょうか。

また、芸術的な視点で観ることが苦手だったり、風流心がないこともあります。たとえば美しい景色や季節の移り変わりを味わったり感動する心がない、鈍感で気付かない、理解できない、という感じです。

特に、窪みがまるで穴が開いているように大きい時は、腎臓病にかかりやすいという説もありますから、窪みが目立つようなら健康面にも注意をして食事に気を付けたり、体調に異変を感じたら念のため早めに受診するなどの意識をしましょう。気を付ければ防げることもあります。

凹みがあっても、同時に太陽線があったり、リング(太陽環)やトライアングルがあるなら、窪みの凶を補ってくれる可能性がありますから、爪でぐりぐりと太陽線やリングを書きましょう。

太陽線と太陽環リング

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