目次
「自分の手相には頭脳線がない!?」思ったら、意外な場所に大きく離れて出ていることがあります。
頭脳線がない手相は、↓のどれかに当てはまることが多いようです。
- 頭脳線と感情線が1本に合流したますかけ線になっている
- 頭脳線が完全にない
- 頭脳線の位置が意外な場所にずれている ←今回はココ
頭脳線の起点は、生命線の起点と同じであることが一般的ですが、生命線と少しだけ離れて出ているのは時々見かけます!(じゃじゃ馬の相・離れ型・KY線)。
しかし、生命線からかなり離れて出ているなら、それは頭脳線が異形であり、稀な手相であると言えるでしょう。
頭脳線があるべき場所に見当たらず、標準から掛け離れた地点にずれて出ている手相を、4種類ご紹介します。
参考までに、標準的な頭脳線は↓のような状態です。
1.頭脳線が人差し指の下(木星丘)から出ている手相の見方
頭脳線が生命線から大きく離れて、木星丘と呼ばれる、人差し指の下のゾーンから出ている手相の見方になります。
過去に生命線のところで、頭脳線と生命線が少しだけ離れている手相をご紹介しましたが、こちらは実行力があって、独立心が旺盛になりやすい手相でした↓。
しかし、生命線と頭脳線が大きく離れれば離れるほど無鉄砲になったり、ろくに考えずに物事を推し進める、無計画なタイプになりやすいと占います。
今回のように、大きく離れて木星丘から出る場合は、さらに向上心が強くなる傾向があり、大望を抱く野心家に多い手相になります↓。
木星丘と言う丘は、「指導力や支配力」を表す丘ですから、このゾーンから頭脳線が出るということは、頭脳線とリーダー線(指導線)が合体している状態となり、人の上に立って、人を支配したいという気持ちが強くなるようです。
人に遣われるのではなく、自分がトップに立ちたいと考えるようで、組織の中で思うように芽が出ない時は、独立・起業など、無謀とも思われるような挑戦を行うこともあります。
こじんまりとただ流れに流されるだけの人生を送るよりも、「人生には冒険はつきもの!」という前向きなスタンスで、己で道を切り開こうとする強さがあるのです!
確かに、一時の衝動でリスキーで大それた行動を起こす危険性もあるにはあるのですが、この手相は負けず嫌いでもあって、たとえ一度や二度失敗しても「今に見てろ!絶対に見返してやる!」と常に上を目指して、勉強や努力も怠りませんから、その努力が実を結んで確たる地位を築き、優れた指導力を発揮することは十分可能でしょう。
ただ、ワンマンになりすぎないように、時には人の意見にも耳を傾けるようにしましょう。
参考 木星丘に、他の線や「紋」がある場合も、指導力や支配力に関係することが多いです↓。
2.頭脳線が感情線から出ている手相の見方
頭脳線が、生命線から大きく離れて、感情線から出ている手相の見方になります。
この手相を持つ人は、不器用な生き方をしやすいかもしれません。
純粋でお人好しなので、ちゃんとルールを守っているのに、どんどん順番を抜かされたり、信用していた人にあっさり裏切られたり…正直に真面目にやっているのに、損しているような気分になることが多いかもしれません。
もう少し要領よく生きられたら楽なのに…と。
世の中は、社会のルール通りに一生懸命真面目に生きてさえいれば得をするか?と言えば、悲しいですがそうではない場合も多いですからね…
また、”人がいい”ので、簡単に気を許して騙されたり、好意が仇(あだ)となって丸め込まれてしまうこともあるでしょう。
はっきり申し上げると、バカ正直で融通が利かないタイプです。
根が真面目なので、相手の反応を気にして自分の行動を変えたり、お世辞を言ったり、嘘をつくことが下手な人が多いかも。
似合ってもいないのに「よくお似合いです~♪」なんて心にも無いことを適当に言えませんし、答えがもろに顔に出たりしますから、営業や販売セールス、水商売などの接客業は一番向いてない職業かもしれませんね。
お世辞にも世渡りが上手いとは言えませんが、真面目さや正直さ、誠実であることは、立派な長所ですから、ブレずに信念を持って生きて欲しいと思います。
3.頭脳線が手のひらの中央に孤立して現れる手相の見方
頭脳線が、生命線から大きく離れて、手のひらの中央部に孤立している手相の見方になります。
このタイプの頭脳線は、特にじっとしていることが苦手な人が多いようです。
物事を深く考えずに思ったら即行動に移してしまうため、時には「落ち着きがない!」と注意を受けることがあるかもしれません。
親離れも早く、実家や故郷から離れて、自由奔放に人生を生きる人でしょう。また、本人の意思にかかわらず、家族と離れて暮らすことを余儀なくされる場合もあります。
もしも、手のひらの中央部に現れる頭脳線の線が短い時や、島や障害線などの「乱れ」があるなどの状態が悪い場合は、忘れっぽかったり、うっかりが多いかもしれません↓。
脳トレで頭脳を鍛えましょう。
4.頭脳線が生命線の内側(金星丘)の低い位置から出る手相の見方
頭脳線が生命線の起点から大きく下に下がって、生命線の内側(金星丘)からの低い位置に出ている手相の見方になります。
金星丘と呼ばれる丘は、身内や家族を表すゾーンですから、この位置から頭脳線が出ているということは、生家や家族との縁や絆が強いという見方をします。
親の愛情が深く、過保護気味に育っている傾向があり、甘えん坊で依存的になりやすいようで、いつまでたっても親離れ(親が子離れできないケースもある)できずに、身内にぶら下がって生きる可能性もあります。
下手すればニートや引きこもりなど、いくつになっても親のすねをかじって、骨の髄までしゃぶり尽くすことも!
頼れる親なら頼ってあげるのも親孝行のひとつだと思いますが、順番通りにいけば普通は親の方が先に亡くなるわけですから、いつまでもあてにしないで自立することも必要です。
そのうち背負わなければならない事も出てきますので、いざという時に慌てないよう、なるべく自力で挑むように意識したり、自活するための気力を奮い立たせてください。
参考 頭脳線の起点がもう少し上(第一火星丘)から出る手相の見方は↓をご覧ください。
参考 頭脳線に関する記事は、手相占い:頭脳線の見方にまとめております。