頭脳線(知能線)と感情線をつなぐ線がある手相の見方(4種)

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頭脳線(知能線)と感情線の間に”橋渡し”するような線があって、その線によって頭脳線と感情線が結びついている手相をご紹介します。

頭脳線と感情線を繋ぐ線は、出る位置によって多少意味が変わりますので、4パターンご紹介します。

参考 感情線をオーバーして指の下まで伸びている時は別の意味になります。

1.「方庭」ゾーンの真ん中辺りに感情線と頭脳線を繋ぐ線がある手相(基本の見方)

感情線と頭脳線に挟まれた「方庭」と呼ばれるゾーンの真ん中あたりに、感情線と頭脳線を繋ぐような橋が架かっている手相の見方になります。

こちらの手相は、全く別の線が2本の線を繋ぐ場合もありますが、大抵は「感情線が分岐して頭脳線に結びつく」か、その逆の「頭脳線が分岐して感情線に結びつく」というケースが多いのではないかと思います。

支線の出る位置については明確な基準はないのですが、頭脳線と感情線の間に橋が架かっている時の「基本の見方」とお考え下さい。

過去に、感情線が二又の手相のところでご紹介させて頂きましたが、感情線が分岐して下がった支線が頭脳線に結びつく手相は感情線のマイナスの部分が強調されてしまい、感情のコントロールが乱れやすくなります。

情熱的になりすぎたり気持ちがうつろいやすいことが原因となって、恋愛問題のいざこざが起こりやすい手相になります。

今回はこの逆で、頭脳線が分岐して、まっすぐや上向きの支線が感情線に結びつくような手相の場合も、感情に引っ張られて理性を失いやすい点が危惧されます。

一旦、何かに興味(恋愛・仕事・趣味・勉強・問題事の時もあり)を持つと、取りつかれたように頭が一杯になって他のことが全く目に入らなくなるなど、一つのことに感情が支配されやすい手相になります。

例えば仕事に真剣な場合は、恋人や家族のことをほったらかしにしていつの間にか相手の心が離れてしまい、振られたり離婚を言い渡されたり・・・

恋に夢中になると仕事そっちのけでのめり込む・・・という感じです。

心に余裕がないために1つのことだけでいっぱいいっぱい!

パートナーまたは仕事相手に対して、優しい言葉をかけてあげることができなかったり、些細なことで腹を立ててしまうことがあるでしょう。相手が不真面目だったりいい加減だったりすると許せなくて厳しい態度で接してしまうのです。

物事を完璧に常に全力100%でやろうとするので、複数のことをテキトーにしたり、うまくバランスを取りながらやることがもともと不得手ですから、両方得ようと無理をするよりは、はなから諦めて1つのことに区切りがついた時点で別のことを考えるようにするとよいかもしれません。

仕事、趣味、恋、結婚・・・同時にすることはなかなか大変です。高齢化で人生が長くなってきて、夢中になれるものがある時はそれに集中し、そのあとでも充分掴めるようになってきましたから。無理して結局破綻するよりは長いスパンで考えるとよいでしょう。

という訳で、いずれの場合も、

感情線と頭脳線が支線で結びつく=感情のコントロールが制御不能な状態に陥りやすい

と占い、理性と感情のバランスを意識するように気を付けましょう。

また、感情線と頭脳線を結ぶ支線が、深く濃く刻まれている手相は、脳卒中などの頭の病気に注意が必要という見方もあります。このような手相をお持ちなら、念のため普段から食事や運動などに気を配ることをお勧めします。健康診断のオプションで脳ドックを受けるなども良いでしょう。

参考 感情線と頭脳線を繋ぐ “橋” というよりは、感情線と頭脳線が交わって一本になって、ますかけ線のようになることもあります。このような手相を「変形ますかけ」や「マシカケ」と呼び、ここまでしっかり結びつく時は逆に図太くなるようで吉暗示となります↓。

感情線と頭脳線がつながる!変形ますかけ(マスカケに支線)のある手相の見方(マシカケ)

2.人差し指の下に感情線と頭脳線を繋ぐ線がある手相(造形線)

感情線と頭脳線を結ぶ架け橋が、よりも人差し指寄りの位置にある場合の手相の見方になります。位置がずれると別の意味になるのです。

このタイプの手相は、造形線と言って、モノづくりが上手な人に出やすい線でしょう。

ものづくりというと芸術家や職人さんを連想するかもしれません。

「手先が器用で自分の手で何かを製造する」という可能性ももちろんありますが、もっと広い意味を示している場合もあり、例えば技術系のエンジニアや研究者となって設計や研究、システム等の開発に携わることもあるようです。

いずれにしろ、形あるものを生み出す力や才能が備わっている手相ということになります。

3.感情線と頭脳線を繋ぐ線が中指に向かう手相(感情線と頭脳線の間にある短い運命線)

頭脳線と感情線を結ぶ線が中指に向かっている時は、「頭脳線を起点にした、感情線で止まる、短い運命線」になります。

生命線と頭脳線の起点も結びついていればラッキーエムになる手相なのですが、こちらの手相については、頭脳線の支線が感情線で止まる手相で一度ご紹介していますのでそちらをご覧ください。

このタイプの線が、+印(プラス)×印(バツ)になっている手相は、神秘十字線と呼ばれるラッキーサインになります。

4.人差し指と中指の「股」の下に感情線と頭脳線を繋ぐ線がある手相

「頭脳線と感情線を結ぶ線が、人差し指と中指の”股の下”辺りで、感情線によってストップしている手相」の見方は、親族の問題がネックとなって運勢が伸び悩む傾向があると占います。

感情線でSTOPせずに、人差し指の下まで伸びている時は、希望線と運命線が合体している良い手相になるのですが、感情線で止まることで、家族の問題でやりたい仕事を断念したり、時には家族が”足かせ”となることもあるかもしれません。

但し、”感情線でSTOP”というよりは、長く伸びている感情線に自然に合流(感情線が吸収)している場合は、異性の助けを受けて幸運を掴む手相と占います↓。

ゴール地点が感情線にストップか?合流か?で多少意味が変わるのですが、感情線と頭脳線が支線で結びつく手相は、どちらかと言えば頭脳線の厄介な部分(繊細さ・敏感さなど)が感情線に流れたり、感情線の厄介な部分(不安定な感情など)が頭脳線に流れやすいと占いますので、情緒不安定にならないように、普段から心が不安になったりかき乱される可能性があるものから距離を置くようにしたり、あまり細かいことには拘らないようにしましょう。
参考

頭脳線の支線や二股・三又などの記事は↓にまとめております。

頭脳線の末端が二又、三つ又に分岐していたり、頭脳線上や下から支線が出ている手相を集めました。 1.頭脳線が二股・三つ又に分かれた手相 ...