手相の運命線は、社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。
運命線のスタート地点で占う方法の4回目は、知能線から運命線が伸びている手相の見方です。知能線は頭脳線と呼ばれることもあります。
運命線とは、手のひらの真ん中から出ているものだけではありません!
上の画像のように、掌線上から伸びる場合もあります。
参考 その他のスタート地点から出る運命線についてはこちらにまとめております。
参考 運命線についての記事は
手相占い:運命線の見方にまとめております。
運命線が知能線(頭脳線)を起点に伸びている手相の見方
若いころは苦労する手相かも…
運命線の基礎知識のところでも触れましたが、運命線が知能線と重なる部分の目安年齢は35歳くらいになりますので、知能線からスタートしている運命線は35歳以降からの活躍が期待できる手相になります。
若干遅咲きのタイプと言えるでしょう。
「若いころの苦労は買ってでもせよ」と言いますが、しっかりとした基礎がない状態で認められても、後が苦しくなって続きません。
若いうちはなるだけ楽をしようとせずに、下積み生活のつもりでその道のプロを目指しましょう!
そして、「時期が来れば咲くのだ」と信じて、早咲きの人を見ても動揺せずにマイペースで挑みましょう。
知的労働者向きの手相
手相の3大線のひとつである「知能線(頭脳線)」は、頭の良さや物事の考え方を占うことが出来る掌線です。
この知能線から運命線が出ているタイプは、頭脳明晰な人が多く、頭を使って発展すると言われています。
肉体労働よりも知的労働で成功するでしょう!
更にこのタイプは判断力に長けているので、将来は大物になる素質があります。強い信念を持って頑張っていけば、明るい未来が待っているでしょう。
感情線でストップしていたら意味が変わる!?
但し、下の画像のように感情線で止まって、長さが短い時はやや注意です。
感情線で止まる運命線は中度挫折の相と言われています。
運命線の流年法に当てはめると、知能線と接する地点が35歳、感情線と接する地点が56歳くらいになりますから、あともう一歩のところで息切れする恐れがありますので、この時期は注意しましょう。
参考 手相で運命が変化しやすい年齢を占う【運命線の流年法の見方】
例外で、生命線の起点と知能線の起点が同じで繋がっているなら、生命線・頭脳線・感情線・運命線の4本の線が繋がってパワーが生まれる「ラッキーエム」の助けが期待できますから、それほど心配は要りません↓。
しかし、生命線と頭脳線の起点が離れている「離れ型(島田秀平さんがKY線と呼んでいる手相)」の場合は「ラッキーM」にはなりません。
典型的な中途挫折の相になり、下積みを乗り越えて一度は社会的に認められても、その成功を晩年まで維持することが難しく、あともうちょっとのところで邪魔が入ったり家庭の問題などでキャリアを諦めざるを得ない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。
この相を持っていたら、困難な壁にぶち当たっても簡単には諦めない強い心を持つことが大切です。
また、ラッキーエムの助けがない感情線と頭脳線に橋が架かっているような手相は、感情が不安定になりやすいので、ちょっとしたことで感情的になったり心の狭さゆえの失敗もありえますので、思い当たる人は心を鍛えることで運が開いていくでしょう!
運勢はご本人の気持ち次第で変わるものですし、大きな幸運が訪れる直前が実は一番苦しくて、挫折しやすい時でもありますから、「これを乗り越えれば何かが変わる」と思ってもうひと頑張りしてみましょう!
そうすれば手相も良いものに変化していき、いつの間にか感情線を貫いていたりするものです。
参考 島や切れ目のない、しっかりとした線が、中指の下まで伸びていれば最良ですが、線が短い時や、線が薄い時は、↓の記事も合わせてご覧ください。
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無しで占う)