手相の感情線で健康状態を占う(病占)

感情線で占う病占

病占と呼ばれる、手相や人相などの相術で健康状態や病気を占う方法があります。

手相で健康運や寿命を占う時は、生命線を使うことが一般に知られていますが、その他の掌線の状態からも病気を占うことができます。

ここでは感情線で病気を占う方法として、体力や気力が低下している時や、体調が悪い時に見られやすい感情線の状態をご紹介します。

感情線の線の状態でわかる病気

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感情線は主に、心臓など循環器系の病の兆しが現れやすい線だと言われています。

私は医療に携わったことがない人間ですから、どこからどこまでが循環器系の病なのか厳密には説明できませんが、心筋梗塞や狭心症・心不全などの知名度の高い心臓病以外にも、血圧や血管の病気も循環器系の病に含まれるようです。

感情線に島がたくさんできたり、感情線が大きく乱れている時は、「感情の流れが滞っている」という見方をこれまでにご紹介してきました。

何らかの原因でイライラして心がゆがんでいったり、自分の感情を表に出せずに我慢を重ね、閉塞感が大きなストレスになってしまう…

そのうちそれが爆発して、自分でも感情をコントロールできないほど暴走してトラブルに発展したり、爆発できない人はますます抱え込んで、鬱状態に陥ってしまうこともあるでしょう。

そんな心の悲鳴が、感情線に現れることがあるようです。

そして、心の悲鳴だけではなく、身体の悲鳴も手相に現れることがあります。

「精神的なストレスが心臓の負担になる」というのは有名な話ですが、心の状態と心臓は密接に関わっているのかもしれません。

感情線の状態で占う病気のサイン

感情線が乱れている時はまず心のストレスを疑いますが、肉体の状態も気にしてみてください。

私の場合、冬に寒い日が続くと感情線に上下に細かい支線や島が増えるなど、若干乱れるような気がします。

寒いと身体が縮こまいがちなので、「血液のめぐりが悪くなっているのかも・・・」と、慌ててストレッチなどをして身体を動かしたり、お風呂にゆっくりと浸かったりマッサージしたりします。

やっていることはどれもこれもTV番組の受け売りですが、手相を見て健康状態を気に掛けているのです。

ここでは感情線の状態で、”病気のサインでは?”と思われる例をご紹介しますので、もしご自分の手相が似たような状態になっていたり、いつもよりかなり乱れていると感じるなら、ちょっとお身体のことも気にしてみてください。

そして、実際に何となく体調がすぐれない…と思うなら、無理をせずに早めに床に入ったり念のため健康診断に行ってみることをお薦めします。病院や検査が億劫なら、血圧を計ってみたり体重の増減など、ご自分の身体を観察してみてください。

また、「最近ストレスを抱えている」と感じたら、思い切って環境を変えたり休養を取ってください。

そうすることで大事には至らずにすむこともあります。

この手相を持っているからと言って、必ず病気になる訳ではありませんし、手相占いだけで健康状態を判断することは不可能ですが、手相を知ることで、ご自身の健康や生活環境を省みるきっかけとなれば幸いに思います。

1.感情線に障害線が多かったり細かい線が重なっている手相

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感情線がはっきりとした一本の線ではなく、細かい線が幾重にも重なって、かろうじて線のような状態になっている感じの手相は注意が必要です。

また、線上に細かい障害線がたくさん入って乱れている場合も同様です。

薄い線がぼや~~っと広がっている時も、健康状態を注意深く観察してください。

この手相は、心臓だけではなく肝臓にも縁がある手相ですから、お酒の飲み過ぎには注意をしてください。

2.感情線の線の幅が太くなっている手相

感情線が太くなっている手相

感情線が太くなっている時は注意が必要です。

上の画像は全体的に太くなっていますが、部分的でも線の輪郭がはっきりせずに、ぼや~~っと広がっている時は要注意です。

3.感情線に島が多い鎖状の手相

感情線がチェーン状で島がたくさんある手相

感情線に島がたくさんあって、鎖のような状態の時は注意です。

もともと感情線には島ができやすいため、1つか2つなら心配はいりません。

しかし、島がたくさん連なってチェーン状になっているようなら注意が必要です。

大きな島や、鎖状の感情線が途切れている場合も要注意です。

4.感情線の全体から細い線が真下に下がっている手相

感情線から線がたくさん下がっている手相

感情線の全体から、細い線が真下に下がって、まるで血が垂れているような状態の手相も要注意です。

一部分なら気にする必要はありませんが、感情線の全体に渡って線がたくさん下がるようなら注意が必要です。

5.感情線の上下に細かい多くの支線がある手相

感情線の上下に支線が出ている手相

感情線から上に向かって支線が出る時はプラス思考と占い、下に向かって支線が出る時はマイナス思考、起点付近のみに下向きの線が出る時は慈愛線となり心優しい人であると占います。

しかし、この支線が上下に多数出ている時は、心臓に負担が掛かっている可能性があります。

感情線の上下にたくさんの支線が出ていたら、健康面を気にかけてください。

6.これまで繋がっていた感情線が突然途切れた時

感情線が切れ目がある手相

これまでは繋がっていたのに、急に線が切れた状態になることがあります。

感情線の一部分が薄くなって、切れているように見えたら要注意です。

7.感情線上にこれまでなかった「ほくろ」や「斑点」ができた時

手相|手のひらにあるホクロ占い|感情線上のほくろ

感情線の線上に、突然にホクロや斑点が出現したら注意してください。

一般的な黒いもの以外に、赤いものや、マメのように固いものが出来た場合も同様です。

赤い斑点が感情線に沿って広がっている場合は、頭の病気にも注意です。

8.感情線の先端がシッポのような房状になっている手相

感情線の先端がシッポのような房状になっている手相

感情線のゴール地点がシッポのような房状になっている手相は注意が必要です。

スタート地点(小指側)にある場合も同じです。

先端がぼや~っと広がっていたら要注意です。

この手相は、肺や結核などの呼吸器系の病にも注意が必要です

9.感情線から2本の線が垂れる手相

感情線から二本の線が下がる手相

感情線から2本の線が垂れる手相には注意が必要ですが、見方には気を付けてください。

線が上に向かっているなら太陽線や財運線となり大吉となりますが、下に行くほど線が細くなっているなら要注意です。

この手相は頭の病気に注意が必要な手相です。

もしもこの手相をお持ちなら、たばこはやめましょう。

当サイトで紹介する手相が、必ずしも心臓病や循環器系の病であると断定するものではありませんので、くれぐれも誤解がないようにお願いします。