運命線の下(起点)が二股に別れている手相の見方 6種

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運命線の根元(起点・下)が、二股に別れている手相の見方を、5種類ご紹介します。(上の分岐はこちらへ

参考 運命線の分岐については↓にまとめました。
運命線に二股・三又・支線・枝分かれ・分岐のある手相いろいろ

参考 運命線はゴール地点も重要です。
早熟型?晩熟型?運命線のゴール地点で活躍する時期を占う(9種)も併せてご覧ください。

運命線に合流する「影響線」と「起点が二股の運命線」との違い

まず、「運命線の起点の二股」と、ちょっと間違えやすい「運命線の影響線」との違いについて触れます。

前回、運命線に別の線が合流している「影響線」をご紹介しましたが、影響線とはメインの運命線に流れ込むように補助的な線が合流するような感じの手相になります。

下に枝分かれしている運命線の、枝の部分が細かったり、力がない感じなら間違いなく影響線になりますし、もう一方の線もクッキリとしていたとしても、「二股というよりは、どう見ても本線に合流かな?」という感じなら、影響線になります。

今回ご紹介するのは、二股大根のように、太さが同じくらいの2本の線が、二股別れているという感じの、起点がくっきりと二股に分かれた運命線になります。

手をピンと反った状態にしても両方の線が残るくらい明瞭な、二股の大根のようなイメージです。

よって、

  • 運命線に合流、寄り添っている感じの時は「影響線
  • どちらの線もくっきりして力強く分かれているときは「起点が二股の運命線」

とお考え下さい。

参考 2本の線が合流しているのではなく、片方が運命線から突き出ているなら障害線となってしまいます。

その場合は↓をご覧ください。

手相の運命線を遮るように、横線や斜め線が入ることがあります。 これらを障害線や妨害線と呼びますが、なかには、干渉線と呼ぶ手相の...

1.運命線の下が小さく分岐している手相の見方

まず最初は、枝分かれは小さいけれど、手をピンと反っても消えないくらいしっかりと二股に分かれた手相の見方になります。

※手をピンと反った状態にすると線が消えるほど、枝の方が細い、力のない線なら、影響線をご覧ください

小さな分岐があっても、運命線が乱れなく中指に向かって伸びているなら、それ程大きな影響をもたらすことはありませんが、やむなく二業を持ちやすいと言われています。

あがらえない運命によって、複数の仕事や、裏と表のふたつの顔を持つ可能性がありますが、最終的には一つに交わっていますから、それが相乗効果をもたらし、良い方向に発展できるでしょう。

たとえ、「お金のため…」の渋々の副業や掛け持ちであっても、その時の経験や習得したものが本業に役立ったり、その後の人生に大きな変化をもたらす場合もあります。

いろいろな経験を積む気持ちで取り組みましょう。

2.運命線の下が二股で片方が生命線から伸びる手相の見方

運命線の根っこの部分が二又に分かれていて、二又の片方が生命線に接している場合の手相の見方になります。

※生命線を越えて、金星丘まで達している時はになります。

生命線を起点にしている運命線については、過去に、生命線から運命線がスタートしている手相の見方でご紹介しましたが、この運命線は努力線となるため、ご自分の頑張りや努力が報われて、社会的に成功しやすいと占います。

また、生命線からエネルギーを分けてもらえるため、エネルギッシュな人になります。

生命線を起点にしている運命線については、詳しくはこちらをご覧頂きたいのですが、二股になっている場合は、さらに努力線の意味を強調することになり、努力線がますますパワーアップして粘り強くなるため、より成功しやすい手相と言えるでしょう。

3.下が二股の運命線で片方が金星丘から伸びる手相の見方

運命線の根っこの部分が二又に分かれていて、二又の片方が金星丘から出ている場合の手相の見方になります。

金星丘とは、親指の付け根の膨らんだ部分の丘を指しますが、家族や親族、身内を表すゾーンになります。

金星丘から影響線が入り込む運命線の時は、何かと家族や身内の力を借りることができる良い手相であるとご紹介しましたが、起点がくっきりと二股になっている運命線が、生命線を越えて金星丘まで達している時は、運命線の一部が生命線の流れを遮ってしまうことになるようで、障害線とみなし、逆に肉親との縁が薄くなりやすい手相となります。

親と早くに生死別することもありますが、養子に出たり、故郷を離れて暮らしたり、不仲になったり、近くに住んでいても肉親とあまり交流がない場合が多いようです。

影響線とは真逆で、親兄弟が力にならない手相でしょう。

4.下が二股の運命線で片方が月丘から伸びる手相の見方

3とは逆側の小指側、起点が二股の運命線の、二股の片方が月丘から伸びている場合の手相の見方になりますが、この場合はかなりの吉相となります。

月丘は「他人」を表すゾーンですから、他人からの支援を受けることを表し、親族以外の人間が、親身になってサポートをしてくれます。

異性や友人、知人、先生、師匠、スポンサー、パトロンの存在などが挙げられるでしょう。

運命線に合流する「影響線」の時とほぼ同じ意味となり、身内以外の第三者から助けを受けたり、引き立てを受けるなどのラッキーな人生を歩みやすい手相となります。

詳しくは、運命線に小指側(月丘)から影響線が合流する手相の見方をご覧ください。

5.運命線の起点が大きく(金星丘と月丘から)二股の手相の見方

漢字の「人」という字のように、運命線が大きく二股になっている手相で、二股になっている線がどちらも強い場合になります。

のような小さな分岐はあまり影響力がありませんが、しっかりと二又に別れている場合は、迷走しやすい手相になります。

本来、金星丘と月丘は真逆のゾーンですから、社会運を表す運命線が、この二つから伸びているということは、どちらの影響も受けることになって、運命の波に翻弄されやすくなります。

実際の環境が目まぐるしく変化することもありますが、心が定まりにくい、揺れ動く、影響されやすい、流されやすい、浮ついている、という状態になりやすく、現実的に生きたいと願っているのに、夢見がちな心がそれを妨げたり、恋に翻弄される場合もあるようです。

もし、知能線(頭脳線)が真横、またはやや上向きに伸びているなら、超現実的になるため、この影響は受けにくいかもしれませんが、知能線がだらりと下がっているなら、かなり迷走しやすい人生になりやすいかもしれません。

6.手首の近くで二股に別れている運命線(土台線から延びている)手相の見方

手首のすぐ上の辺りで二股になっている運命線は、土台線から伸びる運命線である可能性が高いでしょう

参考 ラッキーな手相13 手首の上に三角形の「土台線」がある手相

土台線があるだけでも、根っこがしっかりしている、とても恵まれた良い手相になりますが、ここから運命線が出ているということは、誰かの作った土台を生かして成功したり、何かを伝承することで社会的に成功しやすい手相でしょう。

土台線から運命線が伸びる手相については、過去にご紹介しましたので、そちらをご覧頂きたいと思います↓。

手相の運命線は、社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。 ...

参考 運命線についての記事は、手相占い:運命線の見方 にまとめております。