「生命線が短いと短命」という説があります。
生命線の長い・短い、向き、ゴールの位置で占う手相の見方のところでもご紹介致しましたが、長さだけでは短命かどうかを判断することは早計です。
生命線が2本・3本ある二重生命線なら、多少短くても全く問題ありません!
しかし、両手の生命線が短い時や不明瞭な時、切れ切れ、なみなみ、チェーン状などの「乱れ」がある生命線は生命力が弱いことを表しますので、そのような質の悪い生命線が1本だけしかない場合は「短命の可能性はある」と占うのが手相占いのセオリーなのですが、生命線が弱くて短い場合でも運命線がフォローしてくれることがあります。
今回は、運命線が生命線を補助している手相をご紹介します。
1.生命線の横に運命線がある手相の見方
本来は生命線のゴールであるはずの金星丘の下のゾーンから、中指に向かう線が伸びている時は運命線と見ます。
「乱れ」が多くて生命線の状態が悪い時や、短く切れている生命線でも、その横に中指下までしっかり伸びている運命線があることで、運命線が生命線を補助し生命線の役目も果たしていると占います。
よって短命ということはなく、肉体的にも丈夫で健康な場合が多いようですから、生命線が短い時や弱い時でも、心配はご無用です。
金星丘からカーブして中指に向かう運命線の意味については、↓をご覧ください。
但し、↓のような手相は、生命線の途切れの両端が重複している手相になるため、運命線ではありません。生命線の乱れと判断します。
2.生命線から運命線が伸びる手相の見方
続いては、1 に似ていますが、運命線と生命線が繋がっているタイプの手相になります。
生命線に「乱れ」がある時や線が弱々しい時は、「生命力が弱い」と占いますが、そのような状態の悪い生命線でも、そこから運命線が出ることでフォローしてくれるのです。
生命線から運命線が伸びている場合は「努力線」と呼ばれ、努力や頑張りが報われる手相になります。
生命線から中指に向かって伸びる努力線が出ている時も、生命線が弱い時の助けになります。
「努力線」については↓をご覧ください。
3.生命線が運命線に合流し、1本に交わる手相の見方
短い生命線が、運命線に合流して、運命線に完全に吸収されている手相も、生命線が運命線に助けられている手相の一つになります。
健康面の不安もなく、社会で十分な活躍ができる手相でしょう。
詳しくは、↓をご覧ください。
4.生命線と運命線が支線で繋がっている手相の見方
他にも、生命線が分岐して、その支線と運命線とが繋がって、橋が架かっている状態の場合も、運命線の助けを受けている手相になります。
生命線が短い時や状態が悪くても、橋を通して運命線と結びつくことで、生命線の役割を果たしてくれるのです。
生命線がしっかりとゴールまで伸びていて状態が良い場合に橋が架かっているなら、かなりの良相と言えます↓。
生命線と運命線の2本の線が、生命線の支線でガッチリと繋がっていれば、お互いの良い部分が結びつくため健康運がUPし、更に社会に積極的に関わろうとするため、社会的に成功しやすい良い手相になります。
但し、生命線の二又の分岐がかなり下にあり、分岐の線が下向きで弱弱しい時は、運命線の力をもってしても助けられない場合もあります…
生命線と運命線が繋がる手相については、ここでは書ききれませんので、