芸術十字線や太陽十字線と呼ばれる、
- 感情線と知能線(頭脳線)の間のゾーン(方庭:ほうてい)の
- 薬指の下あたりにあるクロス(十字)
の意味を紹介します。
手のひら上に、2本の線が掛け合わさっている状態をクロスや十字紋、十字線などと言います。
参考 クロスについての詳しい内容は↓を参考にしてください。
感情線と知能線の間の薬指の下あたりにクロス(太陽十字線・芸術十字線)がある手相の見方
太陽十字線・芸術十字線とは
手のひらの薬指に向かって伸びる線は太陽線と呼ばれています。
くっきりとした濃い太陽線を持つ人は周りに人が集まる人気者で、幸せな人生を歩みやすい人でしょう。
この太陽線が感情線と頭脳線の間にあって、それが十字架のような形になっている手相を、太陽十字線と呼びます。
前回ご紹介した神秘十字線も、感情線と頭脳線の間にあるクロスでしたが、その違いは、
- 神秘十字線:運命線(中指に向かう縦線)にクロス
- 太陽十字線:太陽線(薬指に向かう縦線)にクロス
ということになります。
太陽十字線のある手相の見方
この太陽十字線を持つ人は、芸術的な面で特別なセンスを持っている人が多いことから、別名を芸術十字線と言います。
独特の色彩感覚を持っていたスペインの巨匠「ピカソ」の手相にも、この太陽十字・芸術十字がくっきりと刻まれていたという話は有名らしく、”作品を認められたのは死後で、生前は貧しかった” という芸術家が多い中、ピカソは特別で、生前に作品が評価され経済的にも大いに恵まれた画家だったそうです。
※ピカソについて検索していたら興味深い記事を見つけましたのでご紹介します
もしも太陽十字線をお持ちならば、今後の進路の参考にしてもよいと思います。
独自のセンスや才能を生かせる道に進むことで、成功を収めることができる相ですから、もし就職や転職で迷っているなら、芸術や芸能などの美的センスが生かせる分野へ進むことを、候補に加えてもよいのではないでしょうか。
ピカソのように早くから認められれば最高ですが、芸術や芸能の分野というのは、成功する人はほんの一握りで、趣味や道楽で終わる人も少なくありません。
その道で食べていくことができなくて、やりたくない仕事を嫌々やっている人も中にはいるかもしれません。
しかし、世間から評価されなかったり、チャンスに恵まれなかったとしても、このような手相を持っていると、簡単に夢を諦めきれないはずですし、一度諦めたつもりでも心の奥底ではいつまでたっても火が消えずに、一生涯燻っているものです。
その火を無理に消そうとはせずに、誰が何と言おうと自分の運と才能を信じて貫いて下さい。価値観は人それぞれ違います。自分の価値観で生きてみましょう。
人生100年時代。
諦めなければ、その道で大成するチャンスは訪れるはずです!
以上となります。