頭脳線から上向きの支線が出ている手相の3回目。
頭脳線から枝分かれ・分岐した支線が、薬指の下に向かっている手相になります。
薬指の下の太陽丘と呼ばれるゾーンに出る縦線は、太陽線と呼ばれています。
よってこちらは「頭脳線を起点にした太陽線」がある手相になります。
太陽丘は幸福度や人気を表す丘ですから、太陽丘に「太陽線」や「紋」などの何らかの発達がある人は、「自分は幸せだ」と感じる生き方ができることが多いでしょう。
また、人を集める不思議な魅力を持つ人が多いのも特徴で、選ばれたり、引き立てを受けたりと、何かと得をすることが多く、運の良い人なのです。
極端に言うと世の中には一生懸命努力しても浮き上がれない、不運な人が大勢いる中で、大した成果をあげていなくても、おいしいところを持って行くと言うイメージです。
他にも、ルックスで得をする、恵まれた家庭に育つ、生まれつきの才能に恵まれる、環境に恵まれるなど、自分から掴みに行かなくても、”たまたま持っていた”という「棚から牡丹餅的なギフト」を受け取れる可能性が高い人なのです。
太陽線は誰にである線ではなく、無い人も大勢いますから、たとえ薄い線でも太陽線が確認できるなら、それはとても良いサインになります。
※頭脳線上のどこから支線が出ていても、その線が薬指の下に伸びているなら意味は同じになります。
参考 もしもこの薬指に向かって伸びる支線が、方庭ゾーン(感情線と頭脳線に挟まれた空間)で十字(クロス)になっていたら、太陽十字線や芸術十字と呼ばれるラッキーサインです↓。
頭脳線から太陽線が出ている手相の見方
頭脳線から太陽線が出ている手相は、知性を活かした分野で活躍すると言われています。
知恵を働かせて、幸せや財を掴む手相でしょう。
学業において良い成績を収めたり、芸術・芸能の分野でも注目を集めることがありそうです。
過去に、ラッキーな手相のところで、”長い太陽線は幸せの期間も長い”とご紹介しましたが、頭脳線から伸びている太陽線も十分長い部類に入りますから、才知の優れた人物となって、輝かしい功績を残す可能性が高い、良い手相でしょう。
頭脳線から伸びる太陽線が薬指まで達する手相の見方(陰出)
滅多にある手相ではありませんが、もしも、薬指に向かう頭脳線の支線(太陽線)が、薬指の付け根の基底線を超えて、薬指まで伸びているなら、まやかしの人生を生きる可能性があります。(特に晩年)
太陽線の陰出は成功して世の中に名を残せる可能性が高い手相で、特に下の方から伸びていて長さが長い時は、生み出した作品が世に愛されたり、アーティストと呼ばれる一握りの成功者となれる可能性があります。
しかし、表向きは幸せな人生を生きているように見えても、実情は絶対に人には言えない大きな苦労や秘密があったり 見栄を張って幸せを”ねつ造”していたり、下手すると幸せをお金で買おうとすることも…
太陽線があると人が集まってくるものですが、長すぎると逆に問題で、ろくでもない奴しか集まってこなくて誰も信用できなかったり、反対に人が離れて行って誰も寄り付かなくなることもあるようで、孤独を埋めるために嘘の自分を演じてしまうのかもしれません。
「陰出」は死後も生き続ける手相です。
どの指の場合でも陰出があると、功績が称えられ、有名人となって死後も名前や作品が世間に広く残る可能性がありますが、悪い行いで名前が残る場合もあるということも忘れないでください。
生前の悪事や、嘘にまみれた虚飾の生活が死後に暴かれて、皆をガッカリさせたり、ワイドショーを賑わすような事態にならぬようご注意ください。
参考 頭脳線の支線が感情線で止まる場合は↓の記事も参考にしてください。