生命線がギザギザ、ガタガタになっている、鋸(ノコギリ)状の手相の見方をご紹介します。
ギザギザの生命線の見方は、生命線がチェーン(鎖状)の時とよく似た見方になります。重複するところもありますが、こちらでも説明しておきます。
全般的に手相の掌線のギザギザは、運勢が停滞している時、足踏み状態で前に進めない時に出やすいようです。
生命線は生命力を表す掌線ですから、身体や心が不調の時は手相も乱れて、ギザギザが現れることがあるようです。
小さいものはさほど気にする必要はありませんが、ギザギザが明瞭だったり、大きかったり、複数の「乱れ」が重なって線の幅が広がって見えるようになったら、心の状態やお身体に異常がないかどうか、少し立ち止まって観察してみましょう。
但し、のこぎり、ギザギザなどの「乱れ」があっても、その横に別の生命線がもう1本出ている場合(二重生命線)や、運命線がフォローしてくれることもありますので、併せて確認してみてください。
生命線が鋸状になっている手相の見方
生命線の一部がギザギザ、ガタガタのような”のこぎり状”になっている手相は、体力の衰え、虚弱体質と占います。
重篤な病や、重大なトラブルを暗示するものではありませんが、生命力のエネルギーがやや滞っているようで、ギザギザが明瞭な時は無理は禁物ですから気を付けてください。
また、逆に乱れた生活スタイルが、健康を害する可能性もありますから、ギザギザが目立つ時は不摂生をしないよう心がけましょう。
生命線の起点部分がギザギザなら、生まれつき身体が弱かったり、子供の頃はケガや病気がちだった人に多い手相です。
末端部分がギザギザなら、晩年は慢性化した健康トラブルに悩まされるかもしれません。命に関わる病ではないけれど、膝が痛いとか耳が不自由になる、という感じでしょうか。
健康面を気にかけることで、手相が変わったりトラブルを回避できることもありますから、若いうちから生命線にギザギザがある人は健康診断を欠かさないなどご自愛ください。
基本的な見方は、生命線のその他の「乱れ」の時と大きくは変わりませんから、
- 生命線の起点部分(知能線の近く)がノコギリ状の時は幼少期
- 線の途中がノコギリ状の時は中年期
- 線の末端(下)がノコギリ状の時は晩年
に注意し、もう少し細かく年齢を知りたいときは、生命線の流年法を参考にしてください。
なお、すでにトラブルを回避したり、病が完治した後も、その名残りとしてギザギザが手相に残ることもあるようです。
参考 生命線についての記事は、手相占い:生命線の見方 にまとめております。