薬指の下に、太陽線らしき線があるにはあるんだけど、線がまっすぐではなく、ギザギザやガタガタになっている手相の見方をご紹介します。
手相の線がまるでノコギリの歯のようにギザギザになっていたり、線の上に細かい線が何本も重なって、線がガタガタに見えるような状態のことを、鋸状線(きょうじょうせん)や、鋸線(のこぎりせん)、歯状線(しじょうせん)と呼びますが、まっすぐ直線的に伸びている線に比べると、線の勢いが弱いと判断します。
まとめ記事 太陽線以外の掌線のガタガタやギザギザは、↓のページにまとめております。
太陽線がのこぎり線になっている手相の見方
太陽線は誰にでもある線ではなく、良い線がクッキリ出ている時は運勢が良いと占うことが多いのですが、中途半端な質の悪い太陽線は、逆に運気を停滞させることがあります。
太陽線のギザギザやガタガタは、濃い障害線やクロスほど大きな障害や不幸を暗示させる手相ではありませんが、質が悪い部類に入るため、運勢が足踏みしやすいと占います。
地位や名誉などの幸運を手に入れるためには、やや時間がかかったり、とんとん拍子には運ばずに、時には地団駄を踏むような状態を経験するかもしれません。
太陽線があると、ない人に比べて人間関係が活発となり、ご縁やチャンスが巡ってきやすいという点においては、質の良し悪しに関わらず共通です。
しかし、質が悪いことでタチの悪い悪縁ばかりが寄ってきて迷惑したり、いつも鬱陶しいくらい周りに人がいて、そのせいで何かと厄介事や面倒に巻き込まれてしまうケースが多くなるでしょう。
おのずと人間関係の悩みやストレスを抱えやすく、こうなると太陽線が無い人のほうが、ずっと気楽にのびのびと生きられるのかもしれませんが、太陽線がある人と言うのは気配を消すことができない性質なので、人との関わりを完全に断ち切ることは難しいのです。
ギザギザが薄く、一時的に出ているだけなら、悪縁を断ち切る縁切り神社にお参りするなど、強く願うことで運命は変えられるかもしれませんが、ギザギザが深く刻まれているようなら、お参りなど単なる気休めで、キッパリと悪縁にさよならすることは難しいとお考え下さい。
良くも悪くも人に慕われて、良縁も悪縁もどちらも引き寄せてしまうので、気苦労が多くなりやすい点は覚悟しつつ、良縁と悪縁を見分ける術を身につけて、悪縁をうまくあしらいながら良縁を大切にしていくしかないのです。
何の苦労もなく掴む幸せよりも、少々我慢したり苦労して掴んだ幸せの方が、手に入れた時の喜びも大きいものです。腐った悪縁を良縁に変える気持ちで、荒波を乗りこなして欲しいと思います。
参考 太陽線についての記事は、手相占い:太陽線の見方一覧にまとめていきます。