太陽線に途切れ・切れ目・中断がある手相

太陽線が途切れている手相、切れ切れになった手相

太陽線があっても、線が途中で中断していたり、切れ切れになっているなど、太陽線が途切れた状態になっている場合の手相の見方をご紹介します。

薬指の下の「太陽丘(アポロン)」と呼ばれるゾーンにクッキリと強い太陽線がある人は、無い人に比べるとチャンスが多かったり、勝負強さを発揮する手相と言われていますが、太陽線があっても質が悪い場合は逆に運が下がります。

線が途中で切れている場合も、質が悪い例の一つに数えられる太陽線の「乱れ」になりますが、途切れの状態によっては「凶」とは見ないものもあります。

太陽線の途切れについては、過去に「基本7大線の途切れ(切り替え・分断・切れ切れ)の見方」でも少しご紹介しておりますが、もう少し詳しくご紹介します。

1.太陽線が分断・線の途中が薄くなっている手相

太陽線が中断、途切れている手相

線の途中が薄くなっている、点線のようになっている、線が途切れて明らかに「分断」という状態の見方です。

太陽線の中断・分断の意味は、チャンスは巡ってくるのに、そのチャンスを生かすことができなかったり、挑戦に失敗するなど、期待した成果が得られずに失望する可能性があります。

棚から落ちてくるボタ餅を、キャッチし損ねるという感じでしょう。

しかし、太陽線が途切れていても、上のほう(指側)の線が力強い場合は、失敗や敗北を味わって崩れかけた運が、再び持ち直すと占います。

低迷期は一時的なものである可能性が高いですから、一度躓いたくらいで諦めないで、太陽線の威力を信じて励んでみましょう。

2.太陽線が切り替わっている手相

太陽線の切り替わり

掌線が途中で切り替わる場合(部分的に二重になっている箇所がある状態)、手相占いでは「運命の変革」と占うことが多いのですが、太陽線は誰にでもある生命線や頭脳線とは違って、もともと出ていない人も多い線のため、切り替わりがあったとしてもチャンスには恵まれることが多いでしょう。

“切り替え”があるということは、転職や環境が変わるなどの理由で、運命が一度切り替わる可能性が考えられますが、それをきっかけにますます発展しそうです。

また、片方の線が薄い時は、”切り替わり”と言うよりは、太陽線に補助線(サポート線)が出ている状態と占うのが妥当だと思います↓。

太陽線のサポート線の見方

少し離れてくっきり2本並んでいるなら、それは二重太陽線になりますから、中断や途切れとは見ません↓。

二重太陽線の見方

3.太陽線が切れ切れの手相

太陽線が切れ切れの手相

線が細かくきれぎれになった太陽線は、嫌いな人から好かれて困る手相でしょう。人気者ゆえの悩みを抱えることになりそうです。

また、才能はあるのに、情熱が足りないばかりに大成しにくい手相でもあります。やればできるのに熱中できないタイプでしょう。

“才能がある”と言うのは、「生まれつきできる」とか、「努力しなくてもできる」とか、「特別なトレーニングをしたわけでもないのにできる」など、人より少しだけ有利な状態にあるということ。

人より有利な立場にいるにもかかわらず、その価値がわかっていない、情熱が不足しているために才能を磨くことを怠って極められない、気まぐれで別のことに興味が移ってしまう、飽きて投げ出してしまう、意思が弱くてライバルにちょっと抜かれただけで簡単に諦めてしまうなど、大変もったいない人生を送りやすいでしょう。

どんなに素晴らしい才能があっても、それを磨こうとする情熱や、最後まで諦めない強い意志がなければ花は咲きません。

もちろん、才能を見出してくれる人、支えてくれる人、力を発揮できる環境など、いくつものことが合わさって初めて才能は花開くのかもしれませんが、世の中には努力家で気合いや情熱があっても、才能がないために”なりたい自分”になれない人は大勢います。

才能の壁にぶつかっても、それでも何とか努力や「好き」と言う気持ちで乗り超えようとしている人がいるのに、持っている才能を粗末に扱って、あっさり捨ててしまうことは本当にもったいないこと。

中には、歳を重ねると衰えてしまう才能もありますから、くれぐれも旬の時期を逃して後悔することがないように生きてください。

参考 ↓のように太陽線の先端だけがボサボサ、切れ切れになっている場合も、似たような意味になります。

太陽線の先端が房状

太陽線の上が分岐・枝分かれしている手相

参考 太陽線についての記事は、手相占い:太陽線の見方一覧にまとめていきます。