「財運線の終点は水星丘」という基本的な手相の定義がありますが、起点の方はバラバラで手のひらの様々な場所から始まっており、その起点によって多少意味が変わります。
今回は、起点も終点も水星丘の中に収まっている財運線をご紹介します。
このタイプの財運線は、他のどの掌線にも接することなく水星丘に単独で出ていることになります。
他の線の意味がミックスされることがないため純粋な財運線と言えます。
手のひらをピンと張ると消えるくらい線が薄かったり、ホクロが重なるなどの大きな乱れがない限りは、お金に困ることの少ない人生を歩むでしょう。
財運線の長さは幸運度と比例しやすいと言われ、”起点も終点も水星丘内にある”ということは財運線自体の長さはそれほど長くないため、お金持ちの家に生まれたり大きなお金に縁があるかはまた別ですが、平均所得以下の家庭に生まれたとしても親族があなたのために惜しみなく財をつぎ込んでくれたりするので、あなた自身は貧しいと感じることは少なく、お金のことで我慢を強いられることはあまりないでしょう。
金銭的な心配をせずとも行きたい学校に進学できる、やりたいことがやれる、平均的な年収よりも高かったり順調に昇給していくような優良企業に就職できる、と言った具合に、キャリアやライフイベントと共に順調にお金も付いてくる人生を歩みやすいでしょう。
たとえ自力では困難な場面でも他から不思議と救いの手が差し伸べられたり、金銭的な問題に立ち向かって何とか打破しようとする強い姿勢を持っていたりもするので、そこに運も味方して希望を叶えられることが多いはず。
「金が無いから諦める」ではなくて、何とかならないものかと考え、そのための行動もしっかり起こせる人なのです。それも効率的に、且つ、効果的な方法で!
金銭的な問題に対しては頭が働くと言いますか、呼吸するように自然に普段から(主にカネに関する)必要な情報を収集しているタイプで、何かあればその情報を基に最短ルートで解決しようとする脳内構造になっている人でしょう。
お金のことに関しては鼻が利くということ以外にお金との付き合い方も上手く、ムダ金や死に金にはビタ一文払いたくないけれど、自分のやりたいことや必要なことにはしっかりお金を使ったり自分への投資ができるため、それが功を奏し豊かな人間に成長していけるのです。
転んでもただでは起きない人ですから、たとえすぐにお金に繋がらなくても何事にも多少の勉強料が必要だということを理解し、「自分には必要な支出だった!」「未来への投資だ!」ときちんと分析・納得することで、将来的にもっと大きな財となって戻ってくることが多いです。
ピンチの時も焦らずに自分を信じて、長いスパンで考えましょう。