くっきりとした運命線が、二本あることを『二重運命線』と言います。
ちなみに、力強くくっきりとした運命線が1本だけスッと伸びているなら、一貫性があると占い、1つの道や仕事を極める、プロフェッショナルな生き方をする人が多い手相です。
運命線が複数ある人で、どの線も力強い場合は、いくつかの側面を持っていたり、多方面で活躍できそうな手相です。
しかし、どの線も薄かったり乱れがあるなどの質が悪い状態なら、迷いが多く、何度も転職を繰り返すなど、天職を見つけるまでに回り道をする傾向がありますから、おのずと日々の生活も不安定になりがちです。
今回は、力強い運命線が2本あるという、二重運命線について説明致します。
参考 運命線の本数で占う方法は↓にまとめております。
参考 運命線の基礎については↓で紹介しております。
二重運命線がある手相の見方
二重運命線がある手相の人は、仕事運や社会運が2倍良くなると占います。
くっきりした運命線をお持ちなら、仕事中心の生き方をしやすいのですが、それが2本になるともっと社会と大きく関わることになり、名を残す可能性が高まります。
夢中になって寝る間も惜しんで没頭できるほど、仕事が好きな人(好きなことが仕事)が多いでしょう。
また、二重運命線は、二業を持ちやすいとも言われています。「二つの顔」を使い分ける生き方をしやすいでしょう。
本業を持ちつつ副業の方も成功させたり、二つの異なる事業を展開して成功させることができる人でしょう。
2つの会社を経営するという以外にも、
- お勤めをしながら農業
- 教師をしながら僧侶
- サラリーマンをしながらネットでアフィリエイトやトレーダー
- 昼間はOL、夜はキャバ嬢
- 社会人野球やアマチュアスポーツ選手、指導
- 働きながらバンド活動
- 週末だけアイドル
- 俳優をしながらミュージシャン
- 家業をしながら議員、消防団、地域ボランティア活動
- 本業の傍らで飲食店経営
などなど、二刀流使いや、二足の草鞋を履く生き方をしやすいでしょう。
ちなみに副業というのは、あくまでも本業があっての副なのですが、この二重運命線を持つ人は、趣味や小遣い稼ぎのつもりで始めたことが、いつの間にか本業と変わらないくらい成功したり、人生で無くてはならない存在にまで成長することもあります。
もしそのような状況になったとしても、どちらか一方を選ぼうとせずに、両方同時進行で進めていって問題ありません。二足の草鞋をうまく履き分けていきましょう。
また、会社で副業が禁止されていたり、副業を持つことに抵抗がある人でも、ちょっとした財テクや資産運用のつもりで始めたことが、大きな利益を出すこともありますから、二重運命線を持つなら、1つの道だけにこだわらずに、多方面に目を向けてみましょう。
但し、島や障害線など、運命線に「乱れ」があって質が悪い場合はその意味も加わります。
薄い線が平行している時はパートナー線(姉妹線)
2本クッキリというよりも、くっきりした1本のすぐ脇に、薄い線が平行して出ている時は、パートナー線になります。
パートナー線は運命線の意味をより強くする線で、良きパートナーや援助者に恵まれる手相です。
詳しくは↓の記事をご覧ください。
参考 その他の運命線についての記事は↓にまとめております
手相占い:運命線の見方