手相の線が広がって、水たまりのような空洞が出来ていることがありますが、これを「島」や「島紋」、「アイランド」と呼びます。
目のように見えることもあるため、「目形紋」と呼ぶこともあるようです。
今回は太陽線に「島」ができている手相をご紹介します。
参考 その他の線に出る島紋・アイランドについての記事は全て↓にまとめております。
太陽線とは薬指の下の太陽丘(アポロン)と呼ばれるゾーンに現れる縦線で、幸運度や人気運を占う時に使う掌線であり、太陽線が有る人は無い人に比べると、幸運度が増したり人気や引き立て運がUPすると占います。
太陽丘には細かい線がたくさん出ていることもありますが、本数よりも「乱れ」のないくっきり明瞭な線があることの方が重要で、太陽線は「くっきり」とした線が「長い」のが最高になります。
(くっきり長いのが何本もあるならもっと良いですがそうそうある手相ではありません)
参考 太陽線を本数で占う(0本・1本・2本・3本以上たくさん)
太陽線に島紋がある手相の見方
「島」は手相の「乱れ」の一種ですから、くっきりとした太陽線でも、「島」があることで吉が半減し、運が下がります。
薄くてぼや~とした太陽線に出ている島よりも、くっきりした太陽線にくっきりとした島や、サイズが大きい目立つ島が出ている方がより凶相と言えるでしょう。
太陽線の持つ”勝負強さ”を発揮して、一時的には幸運を手に入れることができるかもしれませんが、一度手に入れた幸運を失いやすく、失う原因は犯罪や不正に関係することが多いようです。
芸能人が違法薬物で逮捕されたり、不倫で週刊誌に載るようなニュースをたびたび耳にしますが、彼らはせっかく積み上げてきた信頼や人気をいっぺんに失くし、どさくさに紛れて過去や関係のないのことまで暴かれ、ネットを中心に誹謗中傷の雨嵐…自分が蒔いた種とはいえ、名誉を大きく傷つけられています。
太陽線に島があるなら、同じようなめにあう可能性があるかもしれません。
不正な行為は絶対に行わないようにして、事件やトラブルに巻き込まれそうな危ない橋は渡らないでおきましょう。
島があっても、その上にしっかりとした線が伸びていれば、「しくじってもやり直しが効く」と占いますので、一度や二度の失敗でくじけないで未来のために鍛錬を積みましょう。
目立たない小さな島は一時的に出ることも多い為、あまり気にしなくても良いと思いますが、慢性的にあるなら人気運が下がるため、嫌がらせを受けたり、嫌いな人に好かれてつきまとわれるなど、人間関係のトラブルに注意が必要な手相です。
毎日ゴシゴシこすって、島がなくなるイメージをしましょう。
太陽線の末端(上)に島紋がある手相
島で終わる太陽線は、失敗で終わりやすい手相です。
強い太陽線がある人は元々の運が強いため、お金持ちの家に生まれたり、”何か”のお陰で持っている実力以上の評価を受けるなど、何かと有利で得をしやすいのですが、”恵まれていることが当然”、”あるのが当たり前”になってしまい、ありがたみを感じにくく、その幸運をあまり大切にしないで粗末に扱うところがあります。
0やマイナスから、自分の力だけでのし上がっていくような人達と比べると、打たれ弱く、一度の躓きですぐにへこたれて、簡単に諦めたり、投げ出してしまうこともあるでしょう。
絶対にそうならないように、縁起が悪い手相を変える気持ちで、こすって島を消したり爪でグリグリと上に伸びる線を書き足しましょう。
太陽線は薬指に近いほど(上ほど)晩年を意味しますので、上の方にある太陽線が島で終わっているなら、晩年の失脚を意味します。
若い頃は順調でも、せっかく手に入れた地位や名声・財産等を、後年になってからいっぺんに失うこともありますので、胡坐をかいていい気になったり気を抜かないようにしましょう。
関連記事
参考 太陽線の記事は、手相占い:太陽線の見方一覧 にまとめております。