人差し指の下のゾーンは、木星丘と呼ばれていて指導力や支配力を表す丘ですが、このゾーンに井の字の紋(♯・スクエア)がある手相をご紹介します。
手相占いでは、木星丘がぷっくりとふくらんで発達している人は、教育者など人を指導する立場になってリーダーシップを発揮し、逆に木星丘が平らな人や陥没している人は、消極的で依存的な人間になりやすいと占います。
木星丘にスクエア・四角紋(□◇♯)がある場合も、木星丘が発達していると見なし、教育者や指導者に多い手相でしょう。
通常、手のひらに出る四角紋は、一旦はマイナス要素が加わるがいずれはプラスに変化していくという「逆転運」の意味がある「紋」になりますが、この木星丘に出る”井の字”には、ちょっと特別な意味があります。
聖職紋・玉井紋(木星丘の井の字)がある手相の見方
木星丘に出る「井の字」は、他の場所に出るスクエアや井の字とは違った意味があり、自分のことを犠牲にしてでも人のために生きると占います。
この木星丘に出る井の字の紋のことを、別名で、聖職紋や玉井紋と呼びますが、品格が高い、高尚な紋になります。
実際に教師や医師、政治家、弁護士など、”先生”と呼ばれる職業に就いている人が多いようですが、他には僧侶などの宗教家にも表れることがあり、聖職紋・玉井紋が出ている人は、人を教育したり、導いていく才能があると占います。
この「井の字」がクッキリと深く刻まれているなら、よりその傾向が強くなり、人から尊敬される生き方をするでしょう。
しかし、自分のことを後回しにして、生徒や部下、クライアント、ボランティア活動など、他人のことを優先しがちですから、プライベートを犠牲にしたり、家族やパートナーには寂しい思いをさせてしまうかもしれませんので、私生活とのバランスを大切にしてください。
また、木星丘のスクエア(井の字を含む□◇♯)は、他にも良い意味があり、願望が叶う良いしるしでもあります。
これまでなかったのに、この場所にスクエアがでていたら、人生が良い方向に動き出すサインかもしれません。もちろん、迷っているなら前に進んでもOKです。
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