目次
頭脳線(知能線)が中断している手相の見方についてご紹介します。
手相の主要な掌線の中断(途切れ)は、物事の中断や破綻を意味するものが多く、切れ目が大きいほど深刻であると占います。
大きくプツンと途切れているのが最も悪く、線が切れていても隣りに別の線がでている場合は「切り替わり」となり、こちらは”あながち凶ではない”と占うものもあり、途切れの種類によって意味が異なります。
今回は、頭脳線の途切れについて以下の3種類をご紹介します。
参考 頭脳線以外の線の途切れの見方は↓をご覧ください。
参考 その他の頭脳線の「乱れ」については↓にまとめております。
1.頭脳線が別の線に切り替わる手相
頭脳線は知能線とも呼ばれている、主に頭の良さや物事の考え方を占うときに使われる掌線ですが、首から上の病気を占う時にも使われ、知能線が途中で大きく途切れている場合は、頭部の病気やケガに注意が必要!というサインとなります。
小さな切れ目なら、根気がない、頭痛持ち、精神状態が不安定でイライラしやすいという意味になりますが、たとえ途切れがあっても、別の線に切り替わることで、補助線となって何らかの助けを受けられるという可能性を表します。
「切り替わり」というのは、二本の線の端が重なり合う状態を言います。
「切り替わり」なら、そのトラブルは深刻なものではないと判断できますから、運よく切り抜けられたり、不摂生を正すことで病を避けられる場合があるでしょう。
切り替わっている線が長い場合(職業線!?)
短く切れた頭脳線の下から、もう一本別の線が切り替わって、その線がしっかりと長く伸びているなら、職業線(キャリアウーマン線)に近い状態となるため、仕事中心の人生になりやすく、やりたいことを死ぬまでやり続ける人に多い手相です。
頭脳線との距離が近いなら、「頭脳線の途切れ」になり、何らかのトラブルを暗示させるものではありますが、むしろそのトラブル後に人生が大きく飛躍する手相です。たとえ一度躓くことがあっても、その後も失敗を恐れずに攻め続けていくことができるでしょう。
2.頭脳線が切れている、線の途中が薄い、「分断」と呼ばれる手相
頭脳線が途中でぷつっと切れて分断している場合は、頭部の病気やケガの暗示と占います。線の途中が薄くなっている時も同じです。
頭の病気やケガというのは、「首から上」という意味ですから頭部とは限らず、顔面や眼・耳などの病気も含まれます。特に眼は関係が深いと言われています。
切れ目が大きいほど、病状は深刻になり、両手共が同じように途切れているなら、それが生死を分ける事態になる恐れもあります。
事故や災害に注意が必要な手相と言えるかもしれません。
また、頭脳線の大きな切れ目は、借金で首が回らなくなって破産しやすいという意味もあります。ギャンブルには手を出さず、お金にまつわることにはかなり慎重になってください。
小さな切れ目なら、頭痛持ち、根気がない、精神状態が不安定でイライラしやすいという意味になります。
3.頭脳線が細かく「切れ切れ」になった手相
頭脳線が切れ切れの手相の人は、根気がないことが多く、落ち着きがない、集中力が切れやすい、意志が弱くなると言った傾向があります。
転職を繰り返す人も多いため、精神力を鍛える訓練や、根気を養う努力を行って、何事も持続させることを心がけましょう。
他にも細かく切れている頭脳線は、繊細で、ちょっとしたダメージにも傷付いてしまう弱いところがあります。普段から神経質ぎみだったり、頭痛に悩まされることもあるでしょう。
2本、3本に途切れた頭脳線がどれもはっきりしない時は、考えをまとめたり、イメージを具体的な形にすることが苦手なタイプが多いでしょう。
頭脳線全体が、薄くて切れ切れの手相
頭脳線全体が、薄くて切れ切れの状態である場合、判断力が低いと占います。
認知機能が低いとか、間違った判断をしてしまうというよりも、自分に自信が持てないことで自分軸がブレやすく、人の意見に左右されたり、優柔不断で迷いも多くなり、自分の意志で物事が決められない状態に陥りやすいようです。
自分を抑えて周りに合わせたり、人と同じ行動することでご自分を守っているのかもしれませんが、常に他人を行動や決断のきっかけにするのはちょっと心配です。
自我は強すぎるのも問題ですが、「なんでもいい」「どうでもいい」という風に、自我がなさすぎるのも問題で、自分が空っぽになって精神が不安定になることもあります。頭脳線がかなり下がっているなら特に注意です。
流されることが多いと感じるなら、自分の意志で動くことを意識してください。
参考 頭脳線についての記事は、手相占い:頭脳線の見方 にまとめております。