手相の感情線の上にもう一本別の線が出ている場合の手相占いの見方を、シリーズでご紹介しております。
6回目は、小指と薬指の間から短い線が出ている放蕩線と呼ばれる手相がある見方です。
※放蕩線に付きましては、図解 手相の事典を参考にさせていただきました。
参考 感情線付近は、他にも線が出やすいゾーンですので↓も併せてご覧ください。
放蕩線がある手相の見方
小指と薬指の間から短い線が、親指の方向に向かって、斜め下に下がるように出ていることがあります。
これは放蕩線と呼ばれています。
「放蕩」って、最近はあまり聞かない言葉ですが、昔の映画とかドラマでは『この、放蕩息子が~~!!』というセリフが出てくることがありました。
まさに、この放蕩息子の放蕩と同じ意味で、だらしない人、いい加減な人、という意味になります。
「放蕩」で検索すると
酒色にふけって品行がおさまらないこと。酒や女におぼれること。
と出てきますから、酒や異性にだらしないいう意味の線になります。
本当に酒や異性にだらしない…と思う節があるなら、酒と異性で身を滅ぼさないように気を付けて頂きたいのですが、この線は大変微妙でよく似た線がたくさんあって、どれがどれだか混同しやすい線なのです!
特に金星帯は切れ切れで出たり、二重、三重と出ることも多い線ですから、放蕩線と混同しやすい線になります。
ちなみに、金星帯があると、美意識が高く、異性にもてます。さらに金星帯が切れ切れだと異性問題のトラブルに遭いやすくなり、金星帯が二重・三重だと肉食系であると占います。
参考 詳しくはこちらへ
感情線の上にもう一本別の線がある手相-その3(金星環・金星帯) 5種
金星環(金星帯)・放蕩線・自己顕示欲線(タレント線)の違いは!?
の3つの線をどうやって判断するか?ということになりますが、薬指と中指の2本の指をぐるりと囲むように出ているなら金星環です。
途中で切れていても、2本の指を囲むような感じで出ているなら金星環と考えてもいいかもしれません。
線が切れ切れだったり薄くぼや~っとしている時は金星帯で、くっきりと明瞭な時は放蕩線や自己顕示欲線(アイドル線)だという見方もあるようです。
くっきりかどうかは、感情線や頭脳線などと比べて同じくらいならくっきりしているとご判断ください。手のひらをピンと張っても残るくらいの線なら、かなりくっきりしていることになります。
しかし、誰かの手と見比べられるならまだしも、ご自分の手相の線が明瞭か不明瞭かなんて、手相占いの初級者が簡単に分かるはずはありません!
放蕩線なのか、切れ切れの金星帯なのかの判断が難しい場合、酒は出てきませんが異性は出てくるので、小指と薬指の間から線が出ていたら、とりあえずは異性問題でトラブルに巻き込まれないように注意した方がよさそうです。
参考 気になる線がある方は↓の記事もご覧ください。