感情線の終点で恋愛の傾向を占う見方、今回はその4回目でますかけ線(升掛・桝掛線・マスカケ)のある手相です。
手相占いでは、感情線が上向きが下向きか、長いか短いか、また、その線がどの位置でゴールしているかで恋愛の傾向がわかりますが、ますかけは、感情線と頭脳線の2本が合体して、手のひらの端から端を横一文字に伸びる特殊な手相になります。
「自分の手相は主要の線が1本足りない!? 」という感じの手相です。
ますかけ線がある手相のことを、ますかけ相とも言います。単に「マスカケ」と呼ぶこともあります。
今回は、ますかけ線の特徴や性格、ますかけ相の恋愛運について触れたい思います。
関連記事 マスカケ相の基本は↓の記事でもご紹介しています。
参考
終点で占う感情線の見方 その他の記事
10.感情線が頭脳線(知能線)と1本に重なっているマスカケ線の見方
ますかけの性格について
感情線が頭脳線(知能線)と重なって1本になっている人は、ますかけ線やますかけ相と呼ばれる手相であり、人と比べると「1本、線が足りない!?」と言う感じの手相です。
マスカケ相は大物になる素質を持った人で、徳川家康や豊臣秀吉もマスカケだったと言われています。
マスカケ相はボスタイプで、高い思考力と計算力を兼ね備えていることが多いようです。
別名で「百にぎり」とも呼ばれているように、多くの福を手に入れ、一度掴んだ福は逃がさない!という強い運を持っている手相になります。
実のところマスカケの人はお金に執着する人が多いと言われていますが、執着心が強いからこそ成功しやすいのかもしれません。
また、一度会ったら忘れないような強い印象を残す人です。大勢の中でも自然に目立ってしまうことが多いようです。
ご注意いただきたいのが、ますかけ相は、上の図のように線が直線的で、頭脳線が手のひらを横切るように一文字になっていますが、もし下の画像のように頭脳線のゴール地点が下がっていたらそれはマスカケではなく、感情線がない手相であると判断します。
『線が一本足りない!?=マスカケ相』とは限りません。
マスカケ相の特徴
マスカケの人は、行動力があって、人の上に立って活躍できる素質を持っています。
頭も良く、金銭感覚も鋭いため、商売で成功する人も多いようです。現実的で何事も徹底的にやるのでより成功しやすいのだと思います。
また、ますかけ線から運命線と太陽線が出ていたら、大吉相です。
では、”マスカケなら必ず成功するのか?”と言うと、そうでもありません。
マスカケ相は人の上に立ってこそ活躍できるのですが、不運でそうなれなかったマスカケの人はうだつが上がらず、平凡以下の「ただの頑固者」で一生を終える人も大勢いるのです。
マスカケの人は、他人からあれこれ指示されたり束縛されることが大嫌いなので、素直に人の意見やアドバイスを聞けないことがこうなる原因になりやすいようです。
もしあなたがますかけ相なら、とことん死ぬ気で頑張って、まずは人の上に立つことを第一にしましょう。それまでは我慢して人の意見にも耳を傾けましょう。
そこまでたどり着ければあとは簡単で、自分の運を信じて突き進めばよいのです。
そうすればカリスマ性を発揮し、周りを圧倒する程の大物になれるはずです。
参考 ますかけ線・変形ますかけ(マシカケ)については↓でも詳しくご紹介しております。
マスカケ相の人の恋愛傾向
マスカケ相の人は魅力あふれる人が多いので人を惹きつけますが、自分が強いがゆえに、相手の弱さやSOSになかなか気が付いてあげられなかったり、優しく労わってあげることが苦手で、きつい一言で平気で相手を傷つけます。
自分が強いからと言って相手も強いとは限りませんから、時には手を差し伸べてあげることも必要です。
また、マスカケの人は人の言うことを聞きません!!!
我が強く、周りがどう反対しても、自分がこう!と決めたら突き進みますので親の反対を押し切ってお付き合いや結婚をすることもあるでしょう。
恋愛にも損得を優先したりコスパを求めたりする現実的なところがあるため、結婚できる脈のないお相手や釣った魚には時間やお金をケチるところがあるでしょう。
女性のますかけは男選びに注意!
女性のマスカケは、恋愛や結婚に少々苦労が伴います。
夫をしのいでしまう程の強さを持っているため、夫に寄り添って生きることができないことが多く、女性のますかけ線は離婚率が高いと言われています。
女性でますかけを持っていたら、束縛の強い男性や、”女性はこうあるべき”という価値観を押し付けるような相手とは一緒になってはいけません。
亭主関白をやりたがる男は避けましょう。
そして、間違っても”専業主婦になって男に養ってもらおう”などと考えないことです。
できれば、ひと回りくらい年上か年下のお相手や、あなたのやることにいちいち口出ししない、あなたらしく生きることを応援してくれるような心の広いお相手を選ぶようにして下さいね。
主夫をやってくれそうな男性か、もしくはあなたが養ってあげたくなるようなペットのような男性を選んで、癒しになってもらいましょう。