感情線と知能線(頭脳線)の間あたりに、もう1本別の線がある手相の見方をご紹介しています。
前回は職業線でしたが、今回は反抗線についてご説明します。
反抗線と職業線(キャリアウーマン線)はよく似ていて間違えやすいので、ご注意ください。
参考 感情線付近は、他にも線が出やすいゾーンですので↓も併せてご覧ください。
感情線の下にもう一本別の線がある手相の見方(反抗線)
感情線の下から出て、斜め上に伸びる短い線は、反抗線と呼ばれています。
※線が頭脳線に届く程長い時は職業線になります。
反抗線は第二火星丘に出る
反抗線の出る位置は、感情線の下あたりの第二火星丘と呼ばれる部分で、かなりはっきりとした濃い線になります。
第二火星丘は、「守り・防御」や「忍耐力」、「反骨心」を表す丘になります。
第二火星丘に「線」があるということはこの丘の発達を表し、「防御力や忍耐力や反骨心が増す」という風に占います。
反抗線のある手相の意味
反抗線の見方ですが、超有名な手相家が「謝りま線(あやまりません)」という名前で呼んでいるため、ご存知の方も多いかもしれませんが、とにかくこの線が有る人は素直ではありません。
この線のことを「ライバル線」と呼ぶ先生もいらっしゃいますが、負けず嫌いな性格のため闘争心にも火がつきやすいようで、人と張り合ったり、妙に突っかかることもあるでしょう。
簡単には屈服しない強い信念を持っていますから、筋の通ったブレの少ない人という印象です。
しかし、その気質が強すぎると、何にでも問題意識を持ったり、権威や権力に逆らうなど反体制的になり、ガンコで扱いづらい奴だと周りから疎まれてしまうことも。
たとえ、そのような状況に陥ったとしても、反骨精神が強い頑張り屋ですから、
「今に見ていろ!」
とその悔しさを大きなエネルギーに変化させ、大成する人が多い手相です。
どちらかと言えば、組織の中よりも一人でやっていく方が合いますので、個人の意見が通らない封建的な体制や、頑張りが正当に評価されない環境なら、いつかは独立を考えてもよいでしょう。
くれぐれも、愚痴や文句を言うだけでは終わらないで、いつかは周りをギャフンと言わせる人物になって頂きたいと思います。
反抗線が濃くて長いなら法律家に向いている
反抗線が、はっきりと濃く刻まれているなら、「訴訟線」と呼ぶこともあり、法律関係の仕事に就くと発展する手相になります。
法律を味方につけて、世の中のトラブルを解決する法律家を目指してみましょう。
簡単にはなれない難関ですが、その手相に刻まれた反抗線を励みに頑張れば、いつかは法曹界で大活躍する日がくるかもしれません。