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手相占いでは、感情線の起点がどの位置からスタートしているかで、感情を率直に表現するタイプなのか、それともあまり外に出さないタイプなのかを占うことが出来ます。
もちろん、起点以外にも占うポイントはたくさんありますが、今回は感情線の起点のみで占う方法をお伝えしたいと思います。
参考
感情線を占うその他のポイントは感情線の見方のポイントと基礎情報をご覧ください。
感情線の記事は、手相占い:感情線の見方 にまとめております。
感情線のスタート位置の標準
感情線が標準より上から出ているのか、下から出ているのかを判断するためには、まずは標準を知ることが必要です。
小指の付け根にある線(基底線)から手首線までの間を4等分して、小指の付け根(上)から1/4ぐらいのところからスタートしていれば標準です。
複数ある場合は濃い線を基準に。同じくらいの濃さの手首線が複数ある場合は一番上の線を基準にしてください。
感情線の起点で占う手相の見方
1.感情線が標準よりも上の位置から出る手相
感情線の起点がやや上の方にあって、標準よりも上の位置からスタートしている手相の人は、喜怒哀楽を率直に表現する情熱的な人です。
感情が高ぶりやすく、ノリも良くてテンション高め!
みんなのムードメーカーになります。
しかし、少々興奮しやすい面もあり、時に感情的になる場面もあるでしょう。
感情が目まぐるしく変わると周りの人は騒々しく感じて疲れますから、熱くなりすぎないように注意しましょう。
起点が上になればなるほど神経質になるため、心が狭くなりやすいようです。些細なことで激情的になったり、自分で自分の感情が抑えられなくなる傾向があります。
ちょっとしたことでキレたり、怒りっぽかったり、暴走して喧嘩に発展する恐れもあります。それが続くと周りが付いていけなくなり人が離れていきますから、感情の暴走には気を付けましょう。
スケールの小さい人間にならないように、小っちゃいことは気にしないで、ぐっと飲み込むことです。
2.感情線が標準の位置から出る手相
感情線が、標準的な起点から出ているの手相の人は、感情をうまくコントロールできる、バランスの取れた人です。
カーッと激することもなく、かと言って冷たすぎることもない、理想的な人と言えるでしょう。
ノリが悪いということもなく、やたらにテンションが高すぎて周りから「ヤバい人」と引かれるようなこともなく、常に時と場合をわきまえた対応ができる常識人ですから、感情を暴走させて大きな問題に発展するようなことは少ないでしょう。
3.感情線が標準よりも下の位置から出る手相
感情線が標準よりもやや下の起点からでている手相の人は、理性がある落ち着いた人です。
客観的に物事を観察し、冷静な対応ができるでしょう。
いつも穏やかで感情の起伏が少なく、カチンとくることがあってもいきなり激高したりはしません。
スケールの大きい人です。
感情的にならずに一歩下がって坦々と意見を述べるか、時には言いたいことを言わずに飲み込んでしまうこともあるかもしれません。
また、周りがノリノリでもそのテンションに付いていけない…と感じることも。
感情線の起点は下になればなるほどクールになり、感情を表に出さなくなります。
浮世離れをした印象を持たれ「何を考えているのか全然わからない」と思われたり、時には情がない冷たい人だと勘違いされてしまうことがあるかもしれません。
自分では「少し大げさかな?」と思うくらいのパフォーマンスをした方が、相手に気持ちが伝わるはずです。
関連記事 指の付け根~感情線までのパッと見の面積で占う方法もあります。
【番外】感情線の起点が標準とはズレた場所から出ている手相の見方(異形)
感情線は手の側面からスタートしているのが一般的ですが、稀に手の内側の、小指の下(水星丘)や薬指の下(太陽丘)からスタートしている場合があります。
こちらは終点のところでご紹介していますので、リンクだけを載せておきます↓。
参考 感情線はゴールも重要です。あわせてお読みください。