「金星丘」と呼ばれる親指の付け根部分にグリルがある手相の見方を紹介します。
手のひら(掌)の丘を見ると、網目のような格子模様が付いていることがあります。
この格子状の網目模様のことを「グリル」や「グリル線」、「格子紋」と呼んでいます。
掌にグリル・格子紋が出ている手相は、残念ながらおおむね”凶暗示である”と言われていて、それぞれの丘の意味に影を落とすのが一般的なのですが、3ケ所だけ吉暗示のものがあります。
今回ご紹介する「金星丘」のグリルは、その内の1つになります。
参考 グリル(格子紋)についての詳しい記事は下記をご覧ください。
手のひらの金星丘とは
手のひらの親指の付け根にある膨らんだ部分は、金星丘と呼ばれています。
この金星丘がふくらんで発達している人は、愛情豊かで、体力もあって、生命力にあふれた人であり、逆に金星丘が平らな人や陥没している人は、体力がなくて愛情面でも冷めていると言われています。
金星丘の発達は子孫繁栄を意味するのですが、グリルも金星丘の発達の1つになります。
金星丘にグリルがある手相の意味
金星丘にグリル・格子紋がある手相は、家庭円満を表すとても良い印であると言われています。
仲良し親子に多い手相でしょう。
金星丘が盛り上がっていて、さらにグリルがあるなら最も最高です!!
素晴らしい家族に恵まれ、幸せな家庭を築くことが出来るでしょう。
何よりも家庭を一番に考える愛情溢れた人なのですが、少し気を付けたいのが、親慣れ・子離れがしにくい点です。
家族の絆が強いため、ある程度は仕方がないのかもしれませんが、親はついつい過保護に接したり束縛してしまい、子どもはいつまでたっても親を頼ってしまいがちでしょう。
お互いのためにも、適度な距離感を意識するとよいかもしれませんね。
参考 金星丘が盛り上がっている+生命線のカーブが深い+グリルがある手相は性欲がかなり強めになる傾向があります。こうなると浮気の心配がでてくるかもしれません。
金星丘の横線は障害線
金星丘が網目状のグリルではなく、横線がたくさんある場合は障害線になります。
これは身体や心が疲れている時に出やすい印です。
手相占いでは、縦の線は吉暗示であることが多いのですが、残念ながら横線はあまりいい意味がないものが多いのです。
この金星丘の横線も同じで、たくさん出ていたりくっきりと深く刻まれているなら、「苦労や障害が多い生活を経験しやすい」と占います。
もし、この障害線がくっきりと深いなら、日々の暮らしに追われて自分の心や体を労わる余裕が持てないかもしれませんが、横線が生命線の上にまで差し掛かってくると少々お身体が心配になってきますので、適度な休息や心の洗濯を取り入れてあまり無理をしないようにしましょう。