目次
- 手のひらに出る特殊紋とは?
- 手のひらにリング(環紋)がある手相の見方 11種
- 1.人差し指にリング(環紋)がある手相の意味(ソロモンの環)
- 2.人差し指にリング(環紋)がある手相の意味(マネージメント線)
- 3.感情線から中指に向かって伸びる線がある手相の意味(千金紋・はい上がり線・成り上がり線)
- 4.感情線と親指の付け根の間から中指に向かって伸びる線がある手相の意味(火星環)
- 5.中指にリング(環紋)がある手相の意味(土星環)
- 6.薬指にリング(環紋)がある手相の意味(太陽環)
- 7.中指と薬指を囲むようにリング(環紋)がある手相の意味(金星環・金星帯)
- 8.水星環がある手相の意味(直感線)
- 9.太陰環がある手相の意味(ビア・ラシバ ビア・ラシビア)
- 10.親指の付け根にチェーン状の線がある手相の意味(ファミリーリング)
- 11.親指の第一関節に仏心紋(仏眼紋)がある手相の意味
手相の特殊紋についての8回目。
手のひらに「リング」と呼ばれる環紋がある手相について書いてみます。
ここでは、親指、人差し指、中指、薬指にあるリングと、その他のリングに似た紋や、関連がある線を全部で11種類ご紹介します。
手のひらに出る特殊紋とは?
特殊紋とは、手のひら(掌)のいろいろな場所に表れるマークのことです。
「特殊紋」とは言わずに、ただの「紋」や「記号」と呼ぶ場合もあります。
「紋」にはそれぞれ違った意味があり、その「紋」が手のひらのどの位置に刻まれているかで、意味が異なります。
紋には、
- グリルと呼ばれる格子紋
- スターと呼ばれる星紋
- クロスと呼ばれる十字紋
- フィッシュと呼ばれる魚紋
- トライアングルと呼ばれる三角紋
- スクエア と呼ばれる四角紋
- アイランドと呼ばれる島紋
- リングと呼ばれる環紋
- ほくろも黒子紋と呼んでこの仲間に入ります。
「紋」にはそれぞれ違った意味があり、その「紋」が手のひらのどの場所に刻まれているかで、意味が異なります。
参考 紋についての記事は↓にまとめてあります。
手のひらにリング(環紋)がある手相の見方 11種
手相紋の中で、指の下を囲むような”輪っか”のことを「リング」や「環紋」と呼んでいます。
掌の丘に表れる丸印〇も環紋・リングと呼びますが、この円形タイプのリングは、その丘の意味を弱めるものになり、どの丘にあっても凶暗示となります。(薬指の下の太陽丘に出るものだけは大吉!と占うこともあるようです)
指の下を囲むようなリングも、良い暗示の場合と、凶暗示とまではいかないにしろ結果が微妙なものがあります…
リングはしっかりと線が繋がっているときもあれば、切れ切れの時もあります。
線が薄くて細かったり、切れ切れの時は、”そのような傾向がある”という程度にお考えください。
1.人差し指にリング(環紋)がある手相の意味(ソロモンの環)
人差し指の付近にある紋ついて
人差し指の周辺にはリングができやすいようで、よく似た環紋が複数あります。
この人差し指の下というのは、木星丘と呼ばれており指導力を表す場所で、別名野心の丘とも呼ばれております。
この木星丘が盛り上がって発達していたり、リーダー線と呼ばれる縦線が入っている人は、人を導いたり、リーダーシップを発揮して人の上に立つ素質を持っていると言われます。
よって、この木星丘の辺りから線が出ていたり、「ソロモンの環(輪)」などの紋があるなら、木星丘が発達しているとみなしますので、持ち前のリーダーシップを発揮して、管理職や企業家など、人を指導する立場になる可能性が高いでしょう。
「先生」と呼ばれる職業に就くことも多いです。
参考 ここでご紹介する、ソロモンの環、マネージメント線、千金紋、火星環の他にも紛らわしい線がいくつかありますので、↓の記事も参考にしてください。
ソロモンの環(輪)の見方
人差し指の付け根のすぐ真下にあって、人差し指をぐるりと囲むように出ている環紋は、ソロモンの環(ソロモンの輪)と呼ばれており、この線を持っている人は生まれつき頭が良い人が多く、何をやっても呑み込みが早いという幸運の印です。
ソロモンの環は「木星環」と呼ばれることもあります。
ソロモンの環については、以下のページで詳しく説明しております↓。
2.人差し指にリング(環紋)がある手相の意味(マネージメント線)
マネージメント線とは、木星丘からスタートしていて、人差し指と中指の間に向かって伸びている線です。
指の周りをぐるっと囲んでいるわけではないので、リング(環紋)の仲間に入れてもいいものか迷いましたが、1の「ソロモンの環」と似ていて間違えやすいため、比較のために載せました。
このマネージメント線は、下記の画像のように、人差し指と中指の間に入り込まずに、その手前(木星丘)で止まっているものも含みます。
マネージメント線には、管理能力が優れているという意味があります。
芸能人のマネージャーのように人のお世話をしならがら、うまく人動かして利益を得たり、人と人の間に入って商売や交渉事を取り持つ、仲介業にも向いている手相でしょう。
自分自身が主役になろうとすると邪魔が入ることがあります。
マネージメント線については↓で詳しく説明しております。
3.感情線から中指に向かって伸びる線がある手相の意味(千金紋・はい上がり線・成り上がり線)
千金紋は、有名手相家の先生が「はいあがり線」とか「成り上がり線」と呼んでいるので、ご存知の方も多いかもしれません。
千金紋(なりあがり線・はいあがり線)は、生命線のスタート地点から始まって、中指の付け根に向かってカーブしながら伸びている線のことで、かなり珍しい手相です。
有名手相家の先生の名づけた名前の通り、どん底にいてもそこからはい上がって成功を手に入れたり、貧乏から一気にお金持ちになることができる、素晴らしい強運の持ち主となります。
千金紋については、↓の記事で詳しく説明しております。
https://dairinboku.com/sen_unmeisen_start6/
4.感情線と親指の付け根の間から中指に向かって伸びる線がある手相の意味(火星環)
生命線の起点の下~と親指の付け根の間あたりの「第1火星丘」と呼ばれるゾーンから、中指に向かて伸びる線を火星環と呼びます。
手のひらの火星丘は、第1と第2の2ケ所に分かれていますが(下記画像参照)、第1火星丘から中指に向かって伸びている線のみが火星環になります。
火星丘が発達すると人と競うことが好きになるようで、火星環がある手相の人は、競争世界において勝利すると言われています。
火星環については、↓の記事で詳しく説明しております。
人差し指周辺の線について
以上で人差し指の周辺からでる線や環紋を4種類紹介しましたが、共通することは”行動力やリーダー性がある”と言うところです。
ひとさし指は人を指図する指ですから、その周辺にある線や紋のほとんどが、
「人の上に立つ素質を持っているかどうか」
ということに関連するものが多いのです。
人差し指が異常に長い場合や、人差し指の付け根の木星丘が盛り上がっていたり、クロスや井の字紋(スクエア)やスターがある場合も同じで、どれも木星丘の発達を表します。
人の上に立つリーダーになる人や、上手に人を使うことができる人というのは、この人差し指から木星丘にかけての場所に、何らかの発達が見られるものなのです。
このような発達がないのにリーダーにならざるを得ないなら、かなりの努力が必要かもしれません。「向いてない」と思いながら渋々やっている人かも・・・
5.中指にリング(環紋)がある手相の意味(土星環)
中指の付け根をぐるりと半円状に囲むように出ている、土星環について説明します。
中指の下付近は土星丘と呼ばれていて、この部分が盛り上がって発達している人は、探究心や忍耐力があるので、一つのことをじっくりと掘り下げて行くような分野で発展を遂げる可能性がありますが、孤独を愛し、人を遠ざけてしまいがちなので、あまり発達していない方が人間関係は円滑だと言われています。
土星環があることは、この土星丘の意味を強調することになり、我が道を突き進む傾向があります。
一人でいることを好み、独立独歩の道を歩みやすくなります。
しかし、学者や研究者など、何かを深く追及する道に進むと、ものすごい発展の可能性があります。
但し、すごい人なんだけど変人と呼ばれてしまう可能性も大で、微妙な手相なのです…
手相芸人の島田秀平さんは、この線をアブノーマル線と呼んで変態の可能性がある!とおっしゃっていました。
変態かどうかはわかりませんがww、「変わった人」「個性的な人」と言う印象は与えやすいでしょう。
また、精神世界に傾く場合もあり、宗教や占いなどに深く入り込む人もいらっしゃいます。
どのような世界でも、気になったらとことん掘り下げて追求していく性分のようです。
6.薬指にリング(環紋)がある手相の意味(太陽環)
薬指をぐるりと半円状に囲むように出る、太陽環について説明します。
太陽環は大変珍しい相であり、太陽線の更に上を行く超超超ラッキーな手相であると言われており、太陽環があることで、太陽丘の意味に大きなプラスの要素が加わります。
人気や才能が抜群で、恐らく、周りからちやほやされる羨ましい人生を歩むことでしょう。
太陽環については↓のページに詳しく載せました。
7.中指と薬指を囲むようにリング(環紋)がある手相の意味(金星環・金星帯)
金星環(金星帯)について説明していきます。
金星環(金星帯)はエロ線や、エロスの環と呼んでいる有名手相家の先生がいらっしゃいますから、ご存知の方も多いと思います。
金星環をお持ちの人は異性にモテます!
くっきりと切れ目がない人は稀で、ほとんどの方が途中で切れていることが多いのですが、金星環(金星帯)が切れ切れだったり、2重、3重になっている人は、異性問題でトラブルを起こしやすい傾向がありますのでご注意ください。
金星環(金星帯)については、これまでにも何度か記事にしておりますので、詳しくは下記をご覧ください。
↓
8.水星環がある手相の意味(直感線)
実は私、水星環という名称をつい最近になって知りました。
この線のことは直感線だと学んでいたのですが、水星環という別名も持っているようです。
参考にさせて頂きましたサイト様はこちらです。ありがとうございました。大変勉強になりました。
水星環(直感線)は、生まれつきあることが多い線だと言われています。
月丘のあたりから、感情線の付近に、弧を描くように現れる薄い線です。
この線を持っている人は、直観力に優れ、反射神経がズバ抜けていて、プロのアスリートにあることも多い相です。
水星環(直感線)を持つ人には、特殊な感覚が備わっているといっても過言ではないでしょう。
また、この水星環(直感線)がはっきりとしてサイズが大きい時は、胡散臭い話ではありますが、霊感が強い人も多くて、ひらめきやインスピレーションを生かして、ヒーラーや占い師、直感的に察知する感覚やアイデアで勝負できる分野で活躍できるかもしれません。
宗教や精神世界に縁が深い人である可能性も高いようです。
こちらの記事↓でも、直感線についてもう少し詳しく書きましたので宜しければご覧ください。
9.太陰環がある手相の意味(ビア・ラシバ ビア・ラシビア)
この太陰環に関しても、つい最近、不思議なパワー様のサイトで初めて名称を知ったのですが、ビア・ラシバやヴィア・ラシビアと呼ばれる線の別名のようです。
ビア・ラシバは、ギリシヤ語で”月の淫乱”という意味であると学んだことがあります。
月=太陰
なるほど・・・
しかし、ヴィア・ラシビアはインド語で”自由になりたい”という意味があるとも聞いたことがありますし、どの説が正しいかは不明です。
このビア・ラシバは、手首線の少し上に半円を描くように現れる線のことです。
”月の淫乱”というくらいですから、セクシャルな線であることは間違いありません^m^
淫乱をウィキペディアで調べると、
淫乱(いんらん)とは、みだらな行いをほしいままにして、性的に乱れていること 色欲をほしいままにしてみだらなこと
という記述がありました。
この太陰環(ビア・ラシバ)を持っている人は、好奇心旺盛なタイプであり、本能の赴くままにみだらな行いをしやすいようです。
※どこかのサイトで故マイケル・ジャクソンさんにあったと書かれていましたが、定かではありません。
快楽を求めること自体は悪いことではありませんが、行き過ぎたプレイで、くれぐれも道を踏み外さないようにしてくださいね。
参考 ヴィア・ラシビアについては、いろいろな放縦線のところでもご紹介しております。
10.親指の付け根にチェーン状の線がある手相の意味(ファミリーリング)
親指の付け根の線が、チェーン状になっている手相のことをファミリーリングと言います。
手相の中で、線がチェーン状(島が繋がっている状態)になっている場合のほとんどが、凶の暗示を持っていますが、このファミリーリングだけは特別です。
ファミリーリングは家庭円満の相であると言われおり、家族運に恵まれるとても良い手相です。
常に家族のことを第一に考える人で、良い家庭を築くことこそが生きがいというタイプなのです。
このファミリーリングが乱れていると、不仲になったり、家族の絆ももろくなります。
また、下記の画像のように、親指の付け根が仏心紋になっている手相もあまりよくないようです。
家庭が崩壊しやすく、関係が冷め切った寂しい家庭になりやすい手相なのですが、あなたの心がけ次第でファミリーリングに変化することもありますので、めげずにご自分から働きかけて仲の良い家庭を築いていってください。
11.親指の第一関節に仏心紋(仏眼紋)がある手相の意味
手の指の関節が、仏様の目のような形になっている手相を、仏心紋や仏眼紋と言います。
この仏心紋が親指の第一関節にある手相を持つ人は、ご先祖に守られていると言われています。
この手相もスピリチュアル的な要素が強く、直観力や霊感が強いとされていますが、占いや宗教、精神世界に興味が深い方に多く出る相のようです。
10でも書きましたが、親指の第二間接が仏心紋の場合は、家庭崩壊の相と言われ、あまり良い手相ではありません。
位置がずれるだけで意味が大きく変わりますので、間違えないようにしてください。