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手のひらの、人指し指の下の木星丘と呼ばれるゾーンに縦や横などの線が出ている場合の手相占いの見方を集めてみました。
人指し指の下のゾーンは木星丘と呼ばれておりますが、木星丘は向上心を表す「丘」であり、木星丘が発達している人は、積極的で指導力を発揮する人が多いのが特徴です。
また、木星丘には「野心の丘」という別名もあり、木星丘が発達するほど野心が強くなるのです!
よって、木星丘は、出世や社会的地位の向上に大きく関係するため、会社員や公務員などの組織に属している人にとっては、何らかの発達があることが望ましい丘になります。
「発達」というのは、
- 人指し指が長い
- 他の丘と比べて木星丘がこんもりと盛り上がっている
- 木星丘に縦線や横線が出る ←今回はココ
- 木星丘にスターやフィッシュなどの特殊紋が現れる
という状態を指します。
ちなみに人差し指の長さは、手のひらをピンと伸ばした状態で、人指し指よりも薬指の方が長いのが標準で、人指し指が薬指と同じくらいなら長いほうですし、薬指よりも人差し指が長いならかなり長いとお考え下さい。
1.「ソロモンの環(輪)」がある手相
人指し指の付け根をぐるりの囲むように出ている手相は、リング(環紋)という紋の一種で、ソロモンの環(輪)と呼ばれています。
生まれつき頭が良い人が多く、何をやっても呑み込みが早いという幸運の印です。
ソロモンの輪は、二重、三重と重なって出ている人もおり、数が増えるとより幸運が増すと言われていますが、スピリチュアルな才能があるかもしれません!
ソロモンの環については↓で詳しくご紹介しています。
ソロモンの環がある手相の見方
2.「マネージメント線」がある手相
人指し指の付け根をグルっと囲む「ソロモンの環」に対して、人指し指の付け根と生命線(知能線)の起点との間から出ている線は、マネージメント線(マネージャー線)になります。
線が人差し指と中指の股に入らずに途中で切れている時もあります。
また、手の側面から出ていない時も、マネージメント線です。木星丘の中央に横線が入る場合は全般的にマネージメント線とお考え下さい。
マネージメント線がある人は、管理能力に優れています。
マネージメント線については↓で詳しくご紹介しています。
3.「千金紋」がある手相
千金紋は、生命線と同じ起点から、中指に向かって線(運命線)が伸びている手相で、「成り上がり線」や「はいあがり線」と呼ばれている線と同じで、どん底からはい上がることが出来る運の強い手相になります。
知能線が生命線と同じ起点の人は、3つの線の起点が同じになり、アイデアで勝負できる手相になります。
千金紋については↓で詳しくご紹介しております。
4.「向上線・希望線」のある手相
向上線とは「希望線」と呼ばれることもある、生命線を起点として人指し指に向かって伸びる手相のことです。
生命線を起点として上に向かって伸びる線は、どの指に向かっていても「努力線」と呼ばれる努力家の頑張り屋さんに現れる線ですが、向上線も努力線の一種という事になります。
向上線があることで、向上心が強くなり、目標に向かって頑張ろうとする力がみなぎってくるのです。
向上線については↓で詳しくご紹介しております。
5.知能線から人差し指に向かう支線が出ている手相
知能線(頭脳線)の上から、人指し指に向かう支線が出ている手相になります。
上でご紹介した「向上線」がある手相は、頑張り屋で向上心が高いタイプの人が多いので、目標が達成しやすい吉相ですが、知能線から出ている場合も、よく似た傾向があり、地位や権力や成功に対する願望が強い、野心家タイプとなります。
もし、この線が複数あるなら、よりその傾向が強くなり、実際に成功者となる可能性が高いでしょう。
知能線から線が出ているということは、身体を使った肉体労働よりも、知的労働や頭脳プレイを活かして成功するタイプになるでしょう。
頭脳線から木星丘に向かって伸びる支線については↓で記事にしました。
6.「リーダー線・指導線」がある手相
リーダー線は「指導線」とも呼ばれていて、木星丘に縦に入る線と、親指側にやや傾いて斜めに入る線があり、どちらもリーダー線になります。
斜めに傾くほど柔らかいタイプのリーダーになりますが、明瞭な線が真っすぐ縦に入る時は、かなりのボスタイプです。
※リーダー線の、線が短い時(弱い時)は「引き立て線」と呼ぶ見方もあり、線が横に入る時や、小指側に傾くときはマネージメント線になりますが、手相家の先生によって扱いは曖昧です。
リーダー線(引立て線)については↓で詳しくご紹介しております。
7.「社交線」がある手相
社交線は、「少し斜めに傾いているリーダー線」や、「自己顕示欲線」、さらには「切れ切れの金星環(金星帯)」とよく似た場所に出るので間違えやすいのですが、線の出る位置が、
- 人差し指と中指の間の下のゾーンにあって
- 指の股に入り込んでいない
なら、「社交線」である可能性が高いようです。
また、「金星環(金星帯)」は細い線で、「社交線」・「自己顕示欲線」・「リーダー線」は比較的明瞭な線と言われていますが、太い細いや明瞭かどうかは判断が難しいため、怪しい時はどちらの可能性もあると考えて、両方の意味を確認してみましょう。
社交線は、陽気で明るく社交的な人に現れる相です。
社交線については↓で詳しくご紹介しております。
8.「自己顕示欲線・タレント線」がある手相
「斜めに傾いたリーダー線」や「社交線」、「切れ切れの金星環(金星帯)」と間違えやすい線で、「自己顕示欲線」というものもあります。「タレント線」と呼ばれることもあります。
「自己顕示欲線」は中指と人差し指の股から出ている短い線になります。
※感情線が股に入り込んでいる手相とは異なります。
その違いを説明すると、
- リーダー線:木星丘の中央に出る線(生命線や知能線に接していない)
- 社交線:人指し指と中指の間の下のゾーンに出る線
- 自己顕示欲線:人指し指と中指の股に入る線
- 切れ切れの金星環(金星帯):人指し指と中指の股と、薬指と小指の股を繋ぐ線で他の線に比べると線が細い
となります。
自己顕示欲線については↓で詳しくご紹介しております。
関連記事 この他にも、木星丘の「井の字」や、木星丘の「十字」など、人指し指の下に「特殊紋」がある手相も、大変良い兆しになります。