頭脳線から上向きの支線が出ている手相をご紹介します。
1回目は、頭脳線から枝分かれ・分岐した支線が、人差し指の方向に向かっている手相の見方で、出世やビジネスに関わる線になります。
頭脳線を起点にした支線が四指(人差し指、中指、薬指、小指)に向かって伸びている手相は、伸びる方向によって多少意味が変わりますが、どの指に向かっていても割と良いサインになります。
参考 位置が少しずれて、人差指と中指の「股」に向かう場合は↓をご覧ください。
頭脳線の支線や二股・三又などの記事は↓にまとめております。
頭脳線から木星丘に向かう支線が出ている手相の見方
人差し指の下は木星丘と呼ばれるゾーンで、指導力や支配力を表す丘ですが、この木星丘に何らかの「線」や「紋」が入ることは、木星丘の発達を表し、指導力や支配力がますます強くなるため、人を指図する側の人間になりやすい相と言えます。
以前、”生命線”を起点にして木星丘に向かって伸びる支線のことを「向上線や希望線」と呼ぶとご紹介しましたが、「向上線・希望線」の定義は曖昧で、生命線だけに限定せずに、木星丘に向かって伸びる線は、手のひらのどこから出ていても向上線・希望線と呼ぶ、という説もあります。
とりあえず呼び名のことは、ちょっと脇に置いておきますが、生命線を起点にする場合でも、頭脳線を起点にする場合でも、支線の意味はよく似ています。
木星丘は別名で「野心の丘」とも呼ばれていて、発達することで野心が強くなって、地位や権力を手に入れたい!という願望が湧いてくるのです。
島や障害線などの「乱れ」がない良い頭脳線が枝分かれして、その支線が木星丘に向かっているなら、実際に地位や権力を手に入れることができる吉相でしょう。
※頭脳線上のどこから出ていても、その支線が木星丘に向かっているなら意味は同じになります。
頭脳線がだらんと下がっていない時は、より成功の可能性が高まりますし、この支線が複数出ているなら大吉相です。
どんどんキャリアアップして、出世のチャンスに恵まれたり、独立起業も夢ではありません。
そしていつかは社会に大きく貢献し、世の中に影響を与えるような人物になるでしょう。
もともと向上線や希望線は、明確な目標を持っている人に出やすい線であり、その線が頭脳線から出ているということは、肉体よりも知性を活かして活躍する可能性が高いですから、その知的能力を最大限に発揮して、成功をその手に掴んでいただきたいと思います。
参考 木星丘に出る「線」や「紋」については、これまでも何度かご紹介してきました。気になる人は↓の記事からご覧になってください。
参考 頭脳線に関する記事は、手相占い:頭脳線の見方一覧にまとめております。