頭脳線の上にアミ状になった線が重なることがありますが、この網状線のことを「格子紋」や「グリル」と呼び、特殊紋の仲間になります。
掌の丘に単体で出るグリルは、場所によっては吉のこともありますが、掌線の上に重なって出るタイプのグリルはほとんどが凶暗示です。
格子紋・グリルには影ができる=日が当たらないという意味があって、グリルが出ている線や丘の意味を弱めてしまうのですが、頭脳線の上にごく薄い格子が重なる程度ならそれほど気にすることはありません。
但し、格子がくっきりと深く刻まれている状態の時や、だんだん濃くなっている時、クロスや切れ目などの他の「乱れ」がいくつも重なって出ている時は、お身体や精神面が弱っている可能性がありますので、注意が必要です。
頭脳線にグリルがある手相の見方
頭脳線(知能線)は主に知力を占う線ですが、首から上の病気やケガを暗示されることもあります。
頭脳線の上にグリルと呼ばれる網目状の線が何本も交差していて、それがくっきりとしている時は、障害線の一種という扱いとなり、頭が疲れていると占います。
頭の使い過ぎで疲労がたまっているようで、毎日の仕事や勉強だけでも大変なのに、ちょっとした空き時間までPCやスマホの液晶を眺めていては、脳は常に動いていて休むことが出来ません。
頭脳線は眼病にも関係が深い線ですので、眼精疲労の可能性もあり、眼を休ませることも大切です。
頭脳線にグリルを見つけたら、しばらく液晶画面から遠ざかって、何もしないでボーッと過ごす時間を作り、頭のリセットを試みましょう!
参考 その他の頭脳線の「乱れ」については↓にまとめております。
参考 掌のその他の場所に出るグリル(格子紋)については、↓のページに詳しく載せております。