感情線を遮るように、横線や斜め線が入ることがありますが、これらを障害線や妨害線と呼びます。
の2種類の障害線について詳しく説明したいと思います。
過去に、障害線(妨害線)が7大線を遮る手相のところでも軽く説明しました通り、障害線・妨害線には、感情線を大きく切るように入るものもあれば、細かい波のような線が感情線に覆いかぶさるように出るものがあります。
感情線の障害線・妨害線は、心の乱れを意味していることが多いのですが、障害線の度合いによって、意味が変わってくるのです。
参考 その他の感情線の乱れについての記事は↓にまとめております。
参考 その他の感情線の記事は、手相占い:感情線の見方にまとめております。
1.感情線に弱弱しい障害線が重なる手相の見方
感情線の上に、薄くて弱弱しい障害線が重なっている手相は、ネガティブな感情がそのまま感情線の乱れとなって現れています。
言いたいことを言えずに我慢していたり、恋が思うように行かないなど、ストレスが溜まっているようで、悩みやすい状態に陥っている感じでしょう。
このような障害線は、一時的なものであることが多く、状況が改善することで薄くなっていきますから、物事をあまり深刻に捉えるのはやめましょう。
ただ、ストレスを放置しておくと、心身の健康に大きな影響を与えることもありますから、思い切って環境を変えたり、ストレスの原因と向き合ってそれを改善する努力を行ってみましょう。
とは言え、なかなか改善が難しいストレスも存在しますから、そんな時は他に気を紛らわすことを考えて、深く悩まないように気を付けましょう。
意識が他のところに向くと、障害線は自然と消えていくものです。
2.感情線にはっきりとした障害線が入る手相の見方
感情線を切るように、濃い障害線が重なっている手相は、心のダメージを表しており、主に失恋を暗示させます。
障害線がはっきりと濃いほどダメージが大きく、生涯に渡って消えない程の大きな心の傷ができるかもしれません。
過去の失恋をいつまでも引きずって、恋に対して臆病になってしまう人も。
感情線が生命線などの他の線と比べて太い人や、二重感情線をお持ちなら、多少のダメージがあっても立ち直りが早いようですが、なかなか乗り越えられなくて、そこから前に進めない人もいらっしゃるはずです。
特に、感情線のゴールがかなり下がっている人などは、”この世の終りか?”というくらい落ち込んで、何も手に付かなくなったり、いつまでも過去を引きずる傾向にあるようです。
傷が癒えるまでの時間は個人差がありますが、悲しみはやがて癒えるもの。前を向く努力をしてみましょう。