感情線と四指の間のゾーンの面積は、心の広さと比例しています。
おおらかな性格やスケールの大きい人ほど、この面積は広く、神経質で細かいことが気になる人ほど狭い傾向にあります。
感情線は、小指の付け根~手首線を4等分し、上から1/4あたりから出ていると標準です。
標準と比較して、感情線のスタート地点が上にあるか下にあるかで判断する方法として、過去に感情線のスタート位置で感情の表現方法を占うをご紹介しましたが、あまり細かい基準は気にせずに、そばにいる人と比べてみてください。
1.感情線の上の面積が狭い手相の見方
面積がやや狭いと言う感じなら、情熱的と占います。
極端に狭い!と感じるなら、激情的になりやすく、感情を抑えることが苦手なタイプかもしれません。
普通なら見過ごしてしまいそうな、細かなことに気付くことができる繊細な人なのですが、人によっては、繊細を通り越して神経質になってしまうことがあるため、小さなことが気になって、すぐにカチン!ときたり、イライラカリカリ、興奮しやすいようです。
人間の心には許容量があって、それを超えるとキャパオーバーになってしまいます。
神経過敏になり過ぎると、お身体に負担がかかって、血圧に影響が出たり胃に穴が開くような状態になることもありますから、普段からあまり細かいことを気にしない心がけが必要です。
自分の価値観だけで物事を判断するのはやめて、あたり前と決めつけている枠を外してみましょう。
「世の中にはいろんな人がいるんだな」と考えると腹も立たないものです。
2.感情線の上の面積が広い手相の見方
感情線と指の間の面積が広い人は、冷静に物事を観察するタイプや、落ち着いた印象の人です。
このゾーンの面積が広ければ広いほど、心のキャパシティも広くなる傾向があるため、いつも穏やかで感情の起伏が少なく、スケールが大きいという印象でしょう。
包容力があり、些細なことは気にしません。
広い心で相手を許すことができます。
しかし、あまり広すぎると、感情を表に出さな過ぎて「何を考えているのかわからないから、とっつきにくい」と思われてしまうことも…
テンションが低いとか、クールを通り越して冷たい印象を持たれてしまうこともあります。
自分では少しオーバーかな?と感じるくらいのリアクションや、大げさなパフォーマンスを心がける方が、親近感を持たれやすいでしょう。