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手のひらの表面を縦横に刻む、掌線（しょうせん）の中でも、特に重要な意味を持つ、手相の基本七大線に途切れ・切れ目がある状態の手相の見方をご紹介します。
手相の切れ目は、
- 切れ目が二重になって別の線に切り替わっている
- 完全に２つに分断して途切れている、線の途中が薄い
- 細かく切れ切れになっている
の3種類の状態に分けられますので、それぞれの状態についてご説明いたします。
１．切れ目が別の線に切り替わっている手相の見方
掌線が途中で切れているが、その途切れた箇所のすぐ脇から、別の線に切り替わっているような手相になります。
部分的に二重になっている箇所がある状態のため、重複中断線と呼ぶこともあるようです。
手相の主要な掌線の途切れは、物事の中断や破綻を連想すると思いますが、切り替わるもう一本の線が補助線の役目を果たし、一旦は中断した運命が再び動き出したり、整うという意味となり、あながち凶相とは見ません。
切り替わった線がしっかりと伸びていれば、人生のある地点をきっかけに運命が変化するが、その後は順調と占うのです。
線によって意味が異なりますので、各掌線ごとの「途切れの切り替わり」の意味をご紹介します。
生命線の切り替わり
生命線は心身の健康状態を占う掌線ですから、生命線が一旦途切れて、別の線に切り替割る場合は、一時的な健康トラブルの暗示はあるものの、命に関わるものではありません。
切り替わる線が補助線となって回復が早かったり、復活する可能性が高いでしょう。
詳しくは、生命線に切り替わりがある手相の見方をご覧ください。
頭脳線の切り替わり
頭脳線は知能線とも呼ばれていて、頭の良さや考え方占うときに使われる掌線ですが、知能線が途中で途切れている場合は、頭の病気やケガにかかりやすいようです。
ただし、別の線に切り替わっていることで、その病気は深刻なものではないと判断できますが、不摂生を正すことで避けられる場合がありますから、日ごろから健康には注意しましょう。
詳しくは頭脳線が途切れて別の線に切り替わる手相をご覧ください。
感情線の切り替わり
感情線の途切れは、別れを意味しますが、別の線に切り替わることで二重感情線と似たような意味になり、再婚相とお考え下さい。
感情線の付近には社交線や金星帯など、他にもよく似た線がありますので、感情線の上や下にもう１本別の線がある手相いろいろも参考にしてください。
運命線の切り替わり
運命線の途切れは、転職や社会的環境の変化が起きやすいと占うのですが、別の線に切り替わることで、仕事や社会運の転換期と見る場合が多いでしょう。
変化しやすい時期は、運命線の流年法を目安にしてください。
太陽線の切り替わり
太陽線の場合は、切り替わりというよりも、太陽線にプラスして補助線（サポート線）がある状態という風に考えるとよいでしょう。
太陽線はない人も多い線なので、1本あるだけでも幸運の印ですから、複数あると多才である可能性が高まります。
切り替わりがあることで、人生の途中で大きな変革期がある可能性が考えられますが、その後は順調に進みそうですし、1つの道にこだわらず同時進行で複数の道を選択しても幸運が期待できそうです。
1つの道を極めた後に、別の道でも大成するかもしれません。
財運線の切り替わり
財運線の場合も、切り替わりというよりは、財運線にプラスして補助線があるという風に考えるとよいでしょう。
財運線はない人も多い線ですから、それなりにくっきりした財運線があるなら、それだけで幸運のしるしとなります。
2本の財運線は、複数の収入源が得られると占う場合もありますし、ある時期を境に別の収入に切り替わると占うこともありますが、いずれにしてもお金に困らない良い手相となります。
結婚線の切り替わり
結婚線が別の線に切り替わるような手相は、運命のお相手と一旦は別れが訪れますが、復縁して幸せになれる相です↓。
2．線が途切れて分断している手相の見方
掌線が途中で切れて大きく分断されている手相や、線の途中が薄くなって中断している手相は、どの線にあっても深刻で、物事が中断したり、停滞しやすいと占います。
特に明瞭な掌線が、大きく切れているとその意味も強まります。
線の途中が薄くなっているときも、その兆候があるとお考え下さい。
線によって意味が変わりますので、各掌線ごとの「途切れ・分断」の意味をご紹介します。
生命線の途切れ・分断
生命線は心身の健康状態を占う掌線ですから、生命線が途切れたり、線の途中が薄くなって判別できなくなっている場合は、健康上のトラブルを暗示させます。
線の切れ目が大きいほど、状況が深刻になる可能性が高まり、両手共、同じ箇所が途切れているなら、それが生死を分けるような出来事になる可能性もあり、人生の大きなターニングポイントが訪れるかもしれません。
生命線が完全に二つに分かれている手相については、生命線が途切れている手相の見方の方で詳しくご紹介しています。
頭脳線の途切れ・分断
頭脳線は頭の良さや考え方占うときに使われる掌線ですが、知能線が途中で途切れている場合は、頭の病気やケガにかかりやすいようです。
線の切れ目が大きいほど、病状は深刻になり、両手共、同じように途切れているなら、それが生死を分ける出来事になる可能性もあります。
また、頭脳線の切れ目は、借金で首が回らなくなって破産しやすいという意味もあります。お金にまつわることには、かなり慎重になってください。
詳しくは頭脳線が分断している手相をご覧ください。
感情線の途切れ・分断
感情線に大きな途切れがある手相は、別れの暗示と占います↓。
運命線の途切れ・分断
運命線が途切れている手相は、転勤や転職、転居など、環境が大きく変わりやすい時期となります↓。
しかし、線の途中が薄くなっているときは、低迷期となり、運気が下がる不運の時期になるかもしれません↓。
変化しやすい時期は、運命線の流年法を目安にしてください。
太陽線の途切れ・分断
全く別の線が2本出ているという状況なら問題ありませんが、明らかに途中が薄くなっている太陽線をお持ちなら、チャンスが生かせずに失敗したり、期待した成果があげられない手相でしょう。
しかし、上の方の線がくっきりしているなら、一時的な低迷期が訪れる可能性と占いますので、乗り越えて再び花を咲かせることができる手相です。
財運線の途切れ・分断
全く別の線が2本出ているという状況なら問題ありませんが、明らかに途中が薄くなっている財運線なら、一時的に金銭的に苦労する時期が訪れる可能性はありますが、乗り越えられる手相ですので、粘り強く励みましょう。
結婚線の途切れ・分断
結婚線のはっきりした途切れは、パートナーとの溝を表します↓。
3．線が切れ切れの手相の見方
掌線が細かく切れ切れの手相は、どの掌線にあっても力が弱まる、不安定な状態を表しています。
線によって意味が変わりますので、各掌線ごとの「切れ切れ」の意味をご紹介します。
生命線が切れ切れ
生命線は心身の健康状態を占う掌線ですから、生命線が切れ切れの場合は、心身の状態が不安定になりやすく、慢性的な健康障害や、持病があって、病気と一緒に歩む人生になるかもしれません。
切れ切れの生命線については、生命線が切れ切れの手相の見方で詳しくご紹介しています。
頭脳線が切れ切れ
頭脳線が切れ切れの人は、根気がないことが多く、転職しやすい傾向があります。
詳しくは頭脳線が切れ切れの手相をご覧ください。
感情線が切れ切れ
感情線が切れ切れの手相は、感傷的で流されやすいところがあり、恋も長続きしないことが多いようです。
運命線が切れ切れ
切れ切れの運命線は、社会運が不安定で、転居や転職を繰り返す人に多い手相になります。
太陽線が切れ切れ
太陽線が切れ切れの手相を持つ人は、気まぐれな人が多く、良い才能に恵まれていても、それを開花させるだけの情熱が足りないようです。
粘る気持ちがあれば手相も運命も力強く変化していくものですから、まずはそこからです。
財運線が切れ切れ
切れ切れの財運線は、金運が安定しない印です。お金にルーズだったり、金銭感覚がおかしい人、狂っている人が多く、お金のことで苦労します。
結婚線が切れ切れ
結婚線が細かく切れ切れの手相は、短い恋を繰り返す人に多いようです。
掌線の途切れ、切り替えについては以上となります。
