頭脳線の上や、頭脳線に接して、”井の字”や四角い紋が現れることがありますが、この印のことを「四角紋」や「スクエア」と呼び、特殊紋の仲間になります。
四角紋・スクエアは、特殊紋の中でもスターやフィッシュのようにラッキーな出来事が起こるという類の印ではありませんが、四角紋には保護という意味があって、災いを防御するためのシールドが張られるようなイメージとお考え下さい。
災いが降りかかって「やばい!絶体絶命!」という状況に陥っても、奇跡的に難を逃れたり、トラブルに見舞われたとしても不思議と窮地を脱したり、被害が軽く済むでしょう。
特に生命線のスクエアにはそのような意味があるようです。
頭脳線にスクエアがある手相の見方
四角紋には、
- 掌線の上に四角形が重なるタイプ
- 掌線に四角形がくっついているタイプ
- 「井の字」になっているタイプ
の3種類があります。
前回ご紹介した三角形のトライアングル(三角紋)は、線上に接するときはラッキーサイン(吉)なのに、線の上に重なってしまうと一転して妨害線(凶)となる紋でしたが、四角紋(スクエア・井の字)の場合は、3種類とも同じ意味になります。
頭脳線は、知能や知性、頭のケガや病気を占う掌線になりますので、頭脳線にスクエア(四角紋)がある手相には、頭部や顔などの”首から上”の病気やケガの暗示があるけれど、結果的には助かる!という意味があります。
しかし、結果的に助かったり、大事には至らないとしても、頭の病気やケガに縁があることには変わりありません。
普段から食生活や運動などを意識して健康に気を付けていても、避けられない場合も多いですが、自分からわざと危険を冒したり、危ないことに挑むのはちょっと心配な手相ですから、心の片隅に留めておいて下さい。
頭脳線と感情線の間にあるスクエアは吉暗示
頭脳線に出るスクエアの中でも、感情線と頭脳線の間のゾーンにぴったりと収まるように出るタイプのスクエアには、ピンチの時は誰かが助けてくれるというとても良い意味があります。
この感情線と頭脳線の間のゾーンは、「道徳心」を表すとても大切な丘ですから、この丘にスクエアがあるなら、道徳心がある、モラルが高い、徳が高い、人徳があると占うこともできます。
参考 手相のスクエア(四角紋)については↓でもご紹介しております。