手相の頭脳線に「三角紋(トライアングル)」がある手相の見方になります。
三角紋・トライアングルとは、手のひらに3本の線が組み合わさって三角形が出来ている状態を言いますが、頭脳線のトライアングルには主に2種類あり、
- 頭脳線の線上に重なる場合は、トラブルを暗示させるサイン
- 頭脳線に接して出る場合は、ラッキーな出来事が起こるサイン
と占います。
2種類の三角紋の見方について、もう少し掘り下げてみたいと思います。
1.頭脳線の線上にトライアングルが重なる手相
まずは頭脳線の上に、三角の紋が重なるようにして出る場合の見方です。
この場合のトライアングルは、頭脳線の流れを遮る妨害線となってしまい、凶暗示となります。
頭脳線は知能力や頭の疾病を表す掌線ですから、頭脳線に妨害線が入ることで頭を使う作業や考えることが苦手だったり、「乱れ」が複数重なる時(切れ切れや途切れ、島、クロスなど)は頭のケガや疾病の可能性があると占います。
一時的に出る薄いトライアングルや、他に深刻な「乱れ」が見当たらないなら、判断力が低下しやすいので勘違いやミスに注意!という暗示です。
トライアングルが赤みを帯びていたり、くっきり明瞭な時は、頭部や顔など首から上のケガや疾患に注意が必要でしょう。
トライアングルの出ている位置が、頭脳線の起点近く(生命線寄り)に出ている時は”生い立ち”、終点近くにある場合は”晩年”と占いますが、ある日突然、明瞭な三角印を見つけたなら、違和感を感じたら安易に見過ごさないで、念のため休息を取ったり受診をオススメします。
2.頭脳線にトライアングルが接する手相
トライアングルが頭脳線の上に重なるのではなく、線に接している時はラッキーサインです。頭脳線に接しているトライアングルであれば、どの位置に出ていても意味は同じになります。
頭が冴えていますので、インスピレーションが沸いたり、知的な分野での活動が良い方向に動き出すでしょう。
何かの学習に取り組むなら今がチャンスです。
きっとよい成果を残すことが出来そうです。
また、トライアングルは、物事が好転するという明るい兆しでもあります。
これまでの努力が報われやすいでしょう。
頭脳線に他の2本の線が結びついて三角形になっている手相の吉凶について
生命線や頭脳線などの主要の掌線(しょうせん)に、2本の線が結びついて、掌線上に三角形が出来ている状態の時があります。
実はこれまで、このような主要の線が三角形の辺の一部になるタイプの三角形は、トライアングル(三角紋)とは見なさず、島紋(アイランド)と同じ意味で凶であると判断してきました。
しかしながら、このタイプの三角形もトライアングルと占う流派もあって、その場合は吉暗示と占うようなのです…(*_*;
「吉なのか凶なのか、どっち!?はっきりさせて!?」とおっしゃる人もいるでしょう。
申し訳ございませんが、このタイプのトライアングルの吉凶については、もっと実績を積んでから判断をしたいと思います。
とりあえず今は吉凶は測れませんが、何らかのサインである可能性が高い…とお茶を濁しておきます。
参考 トライアングル(三角紋)についての記事は↓にまとめております。