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人差し指の下の木星丘に現れる線、「リーダー線」について詳しく触れたい思います。
※ラッキーな手相の記事はもう1回お休みします…ラッキーな手相の次の記事へ
ラッキーな手相のところで努力線を紹介してから、補足として人差し指の下(木星丘)にある努力線(向上線・希望線)について書きましたが、木星丘にはよく似た線がいくつもありますので、違いを比べてみてください。
- リーダー線:どの掌線にも接しておらず単独で出る線 ←このページ
- 向上線:生命線を起点にして人差し指に向かう線
- 知能線の上向きの支線:知能線を起点にして人差し指に向かう線
人差指の下に縦に伸びるリーダー線(指導線)とは
人差指の下の丘、「木星丘)と呼ばれる部分に、生命線や知能線などのどの線にも接しない、単独で現れている縦線、または斜め線のことを、リーダー線や指導線と言います。
このリーダー線の、線が短い場合は「引き立て線」と呼ばれることもあり、周りからの引き立てを受けて開運する良い手相になります。
ただ、長さについては、対象となる人の手のサイズによって、何cmあれば長いのか短いのかが明確ではありません。このあたりは占いですから、キチンとした定義はなくモヤっとしています。
線が明瞭で強さを感じるなら「リーダー線」、やや弱いと感じるなら「引き立て線」と言う見方をする場合もあります。
リーダー線とよく似た木星丘に出る線に、どちらかと言えば横向きに伸びる「マネージメント線」というのがあります。
リーダー線とマネージメント線は、違いが分かりにくい上に、手相家の先生によって異なるのですが、私が学んだ先生の場合は、
- 真っすぐ縦に入る時はリーダー線
- 親指側に傾く時もリーダー線
- 小指側に傾く時、横に伸びる時はマネージメント線
という認識でした。
マネージメント線とリーダー線の違い
マネージメント線は、人の支援やお世話をしながら人を動かす線になります。
それよりももっと強力なのは、リーダー線・指導線と呼ばれる、縦線です。
お世話なんて生やさしいものではなく、人に命令し、支配するタイプの線になります。
リーダー線は、まっすぐ縦に出ている場合と、親指側に傾いて斜め上に向かって伸びている場合がありますが、どちらもリーダー線になります。
1.真っすぐ縦に伸びるリーダー線はボスタイプ
リーダー線・指導線の中でも、くっきりした線がまっすぐ縦に出ている場合は、かなりのボスタイプです。
独特のオーラを持っていたり、一度会ったら忘れないような強い印象を残す人が多いでしょう。
女性にあったら間違いなく夫を尻に敷くタイプです。
男女とも主導権を握りたがり、誰かの下に付くことを嫌がります。
みんなをまとめることが上手というよりは、誰かを支配したい、その場を仕切りたいという潜在意識が働くようで、「ああしろ」「こうしろ」と人に命令することが性に合っているといえます。
力で強制的に人を服従させる権威主義であり、そうやって人を引っ張っていくのです。
なので、”なんか偉そう” ”上から目線” ”独裁的” ”怖い” ”厳しい” と言った印象を人から持たれることが多いかもしれません。
本来は、「先生」と呼ばれる職業や、警察官のような仕事に就くのが一番お似合いかもしれません。
もしくは、会社社長や親方のようになって、人をまとめ上げるでしょう。
この縦のリーダー線が深く刻まれていたり、複数出ていたらジャイアンタイプでしょう。
2.斜め上に伸びるリーダー線は、人を導くタイプの指導者
斜め上に伸びるリーダー線は、力でねじ伏せたり、自分のやり方を通そうとする1とは異なり、どちらかと言えばソフトで相手のことを尊重します。
褒めて伸ばそうとしたり、その気にさせるように仕向けます。
そして、上手に長所や”やる気”を引き出しながら人を導くことができるタイプのリーダーです。
個々の能力をうまく引き出して、結果的にうまく舵取りをすることができる人でしょう。
ちなみに、以前、ある占い師の先生から、縦に伸びるリーダー線はteach(ティーチ線)、斜めに傾く時はcoach(コーチ線)と習ったことがあります。
先生とコーチの厳密な違いはわかりませんが、先生の方が格上という印象なので、真っ直ぐ縦に刻まれている方が意味が強く、斜めに傾くと意味が少し弱まってソフトな印象になるとお考え下さい。
リーダー線と間違いやすい線
斜めに傾いているリーダー線と間違えやすい線が、「社交線」と「自己顕示欲線」です。
線の位置が中指側にずれたら「社交線」
2の斜めに伸びるリーダー線とよく似ているのですが、位置が人差し指と中指の間くらいの場合は、「社交線」になります。(指の股には入り込みません)
「引立て線」がある人は、他人からの引き立てを受けて開運すると言われている手相です。
人との関わり合いを避けていたら、引立ては到底受けられませんから、まずは人とのご縁を大切にしてください。
人差し指と中指の間に入り込んでいたらタレント線(自己顕示欲線)
これもリーダー線や社交線とよく似ているのですが、もし、この縦線が、人差し指と中指の間に入り込んでいたら、それは、自己顕示欲線やタレント線と呼ばれます。
自己顕示欲線を持つ人は、目立ちたがり屋だと言われています。
自己顕示欲線・タレント線については、過去に紹介していますので、下記の記事を参考にしてください。
リーダー線の発展形いろいろ
リーダー線が少し変形して発展している手相や、よく似た手相を集めました。
宜しければ参考にしてください。
聖職紋・玉井紋
リーダー線が2本あって、井の字(スクエア)になっている場合は、リーダー線が発展して聖職紋や玉井紋と呼ばれ、より品格が高まり、高尚になります。
聖職紋・玉井紋については、以下の記事をご覧ください。
リーダー線が十字(クロス)になっている
リーダー線が+のようなクロスになっている場合は、「願い事が叶う」という吉暗示が強くなります。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ソロモンの環
人差し指をぐるりと囲むようになっているならソロモンの環と言います。
生まれつき頭がいいとされる証です。
ラッキーな手相12 人差指の下にソロモンの環(木星環)が二重になっている手相
↑ソロモンの環の二重について書いておりますが、一重でも十分、吉相です。
関連記事 ソロモンの環以外にも、千金紋(はい上がり線)などの人差し指の下付近にある線や環紋について詳しく書いております。詳しくは↓の記事を参考にしてください。