運命線のスタート地点で占う方法をご紹介しますが、第1回目の今日は、手のひらの「月丘」から運命線が伸びている手相の見方です。
手相の運命線は社会運や仕事運を占う時に使う掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、手のひらのどこを起点に伸びているかで若干意味が変わってきます。
いろいろな場所から伸びる運命線を順にご紹介していきます。
その他のスタート地点から出る運命線についてはこちらにまとめてあります↓
手のひらの「月丘」が持つ、手相の意味とは
手のひらの「丘」にもそれぞれ意味があり、「掌線」が、どの「丘」からスタートしているかを見て、掌線の意味に丘の意味をミックスして占うようなイメージになります。
運命線の場合も、手のひらの真ん中から出ているものだけではありません!
小指側からカーブして伸びていたり、親指側から斜めに中指に向かうなど、手のひらのいろいろなところから何本も出ていることも多い線です。
今回ご紹介する「月丘」は芸術の丘と呼ばれていて、創造力や直感力、芸術的なセンスを占う丘になりますから、この月丘から運命線が出る場合は、月丘の意味が深く絡んでくる訳です!
月丘を起点に運命線が伸びている手相の見方
『芸術丘』という別名が付いた「月丘」から運命線が出ている手相は、芸術や芸能の世界で活躍する可能性があります。
芸術や芸能の才能や、美的センス、創造力を生かして成功しやすい手相ですから、音楽家、ファッション関係、美容関係、デザイン関係、芸術家、料理人、建築家、作家、タレントや俳優、ダンサーなどなど、感性を発揮できる分野に就くと良いでしょう。
以前、自己顕示欲線・タレント線について記事にしましたが、この月丘から伸びる運命線のこともタレント線と呼ぶ手相家の先生がいらっしゃいます。
その違いですが、
自己顕示欲線は“アピール力”になります。
「人から注目されたい!」という気持ちが強いため、自分を良く見せようとします。
“タレント力” がある人、と言えばわかりやすいでしょうか。
それに対して、月丘から出る運命線は、“才能”になります。
感性が豊かで、生まれながらに特別な才能を持っていることが多いのですが、それをただの趣味や道楽で終わらせるのではなく、その道のプロとなって発展させる力を持っているのです。
いわゆる、”タレント性” がある訳ですね。
技術的なこと以外に、容姿に恵まれたり、独特の雰囲気を持つ場合もあります。
こちらも才能の一つですから、人を引き付ける才能をお持ちならそれを活かさない手はありません!わざと控えめに隠したり、地味にふるまうことは損です。
どんどん磨いて、それを大いに活用しましょう。
また、「月丘」には「他人」と言う意味もあり、この辺りから運命線が出ている時は、身内ではない他人からの援助や引立てを受けて発展すると占えます。
才能のある人の周りには自然に人が集まり、応援してくれるのです。
人間関係が運を大きく左右する手相ですから、当然、人から好かれなければなりません。「私、何でも一人で出来ます!!」みたいな生意気なスタンスでは、幸運は逃げて行ってしまいます。
ひとりで頑張るのもいいですが、たまには誰かを頼ってもいいんです!
時には誰かを信頼して頼ることで、あなたの才能や人間性に惚れて、応援したり支援してくれる人が現れ、自然に道が開けるでしょう
良い先輩や上司にも恵まれやすいので、あなたの方から歩み寄ればきっと可愛がってもらえますから、人とのご縁を大切にして、どんな分野においてもファンを増やす努力をしてください!
参考記事 月丘の上部から運命線が出ている時は、「夢追い人」になります。
月丘から出る運命線が感情線でストップor合流している手相の見方
せっかく月丘から出る珍しい運命線を持っていても、その線が感情線でストップして、中指の下まで届いていないならちょっと残念な手相になります。
せっかくの才能に恵まれても、
- 中途挫折しやすかったり
- 異性問題で足を引っ張られたり
- 感情がコントロールできずに失敗したり
という嫌な意味があります。
このように、運命線はスタート地点だけではなく、ゴール地点の意味も重要ですから、詳しくは、早熟型?晩熟型?運命線のゴール地点で活躍する時期を占うをご覧ください。
但し、↓の画像のように、月丘から伸びる運命線が人差し指の下まで伸びる長い感情線に合流しているような手相は吉相になります。
- 芸術的センスや美的センス、持って生まれた才能や創造力を生かして開運しやすい
- 他人の引き立てを受けて成功しやすい
という意味に、異性からの援助を受けて成功しやすいという意味がプラスされます。
合流していても、感情線が短くて、人差し指下まで届いていない時は、感情線で止まっているとご判断いただき、いつかは運命線が感情線を超えるように、諦めないでとことん励みましょう。
参考記事
島や切れ目などの「乱れ」のないクッキリとした運命線が中指の下まで伸びていれば最良ですが、線が短い時や、線がかなり薄い時、「乱れ」がある時は、↓の記事も合わせてご覧ください。
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無しで占う)