運命線のスタート地点で占う方法の2回目。
手のひらの「金星丘」から運命線が伸びている手相の見方です。
手相の運命線は、社会運や仕事運を占う掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、運命線は手のひらの真ん中から出ているとは限りません!
上の画像のように親指側からカーブして伸びていたり、前回ご紹介したように、小指側から斜めに中指に向かう運命線もあります。
まとめ 運命線はどこを起点に伸びているかで意味が変わってきますので、その他のスタート地点から出る運命線については↓にまとめてあります
まとめ 運命線についての記事は
手相占い:運命線の見方にまとめております。
手のひらの金星丘とは?
手のひらを側面から見ると、中央部がやや窪んでいて、それを囲むようにふっくらと盛り上がっているのが一般的で、盛り上がっている部分を「丘」と呼びます。
「丘」にはそれぞれ意味がありまして、「掌線」が、どの「丘」からスタートしているかを見て、掌線の意味に丘の意味をミックスして占うようなイメージになります。
金星丘は生命線の内側(親指側)のゾーンで、「愛情」や「生命力」、「家庭」や「家族」を占う丘になります。大きく盛り上がっているほど愛情が深く、性欲も強いと言われています。この部分にグリルがあるなら、より金星丘の意味を強調します。
金星丘を起点に運命線が伸びている手相の見方
「金星丘」から運命線が出ている手相は、跡取り相と言われています。
金星丘から運命線が出ているということは、金星丘の持つ、家族や家庭・身内(親類やご近所、幼馴染などの近しい人)という意味が運命線に絡みますから、社会に出ても家族や親兄弟と縁が深い人が多く、家業を継いだり、先祖代々の田畑や財産を相続したり、墓守りになるなど、何かと生家と関わりが深く、バトンを受け継ぐ立場になりやすいと占います。
ズバリ!
コネ入社などにも縁がありそうなタイプでしょう!
線が切れ目などの「乱れ」なく、しっかりと中指の下まで伸びているなら、親の七光りをしたたかに利用して、のし上がっていくでしょう。
逆に、親や親族、実家と縁を切りたくてもなかなか簡単には切れず、家族の面倒を見たりなど、背負わなければならないものが多い人生を歩むかもしれません。
しかし、何だかんだ言っても、困った時は身内が助けてくれますから、親兄弟、家族の力を使って発展していく手相と言えるでしょう。
親のすねかじりは “カッコ悪い” と思ったあなた!
親のすねを、かじりたくてもかじれない人は世の中に大勢いるのですから、ラッキー♪と思って、かじれるならかじっておきましょう。
また、助けてくれるのはご実家とは限りません。女性なら旦那さんのご実家が、男性ならお嫁さんのご実家が、力になることがあります。
身内との絆を大切にしていれば、どんどん活躍が期待できる手相だと思います。
不義理をして絶縁状態になってしまうと、運は下がります。
面倒な親戚付き合いも、いつかは役に立つ日が訪れますから、せいぜい恩を売っておきましょう!
実家と縁が強すぎて結婚が遅れがちな手相
ちょっと気になるのが、このタイプの手相は実家や親とかなり縁や絆が深いため、大人になっても何かと実家や親と繫がっている人が多いようで、マザコン、ファザコン、親離れ、子離れできない…そんな状況になりやすいでしょう。
仲良し親子で、結婚相手が入り込む隙がない状況だったり、ひどい時は他人なんぞ入れたくないから結婚なんてしなくていい、と考えている場合も…
また、環境を変えることが苦手なため、結婚になかなか踏み出せないことがあり、30過ぎてもお嫁に行きたがらない娘さんにもよくある手相です。
結婚をしなくても何不自由なく暮らせるのかもしれませんが、大抵、親は先に逝ってしまいますから、晩年が寂しくなってしまいます。
それに、親が元気なうちはよいですが、もし病気になったら一人で支えるのは大変です。
婿養子を探すのはハードルが高いので、マスオさんのように実家や近所で暮らしてくれるようなパートナーを見つけましょう。
以上となります。
参考 島や切れ目のない、しっかりとした線が、中指の下まで伸びていれば最良ですが、線が短い時や、線が薄い時は、以下の記事も合わせてご覧ください。