感情線で手相を占う時は、線のカーブの状態や向き、二股や三股などの枝分かれや支線があるかなど、いくつか見るポイントがありますが、明瞭さも重要です!
クッキリしているか ぼんやり目立たないか?線が濃いか 薄いか? 線が太いか 細いか? 線が強いか 弱いか?
は、どの線を占う時も必ずチェックしなければならない項目になります。
ここでは、感情線が明瞭な場合と、不明瞭な場合の手相の見方に絞って解説致します。
参考 感情線の見方のその他ポイントは 感情線の手相の見方についての基礎知識 で、ご紹介しております。
感情線がくっきりと明瞭な手相の見方(線が濃い、太い、強い)
感情線がはっきりくっきり明瞭かどうかは、生命線・頭脳線と比較します。手のひらを反らせるようにピンと張って、明瞭さをチェックしましょう。
太くて力強く、彫りのはっきりとした、やや赤みのある明瞭な感情線は、強靭な心を持っていると占います。
図太いところがあって、多少の障害を跳ね返す力や、プレッシャーにも動じない強さがあるでしょう。
このような明瞭な線が2本あるなら、感情が豊かで、情熱や心の強さも人の2倍ある、最強の感情線です。(二重感情線・副感情線)
多少の「乱れ」があっても、線が明瞭なら、それほど大きな心配はいりません。
線が細い場合でも、彫刻刀で掘ったように彫りが深く、赤味があるなら、くっきりしていると判断しますが、感情線はシンプルすぎると感情を表に出さない淡泊な印象になるので、少々カーブの形がいびつだったり、小さな「乱れ」があるくらいの方が、喜怒哀楽が顔に出やすく愛されやすいため、コミュニケーションも円滑になるようです。
また、感情線は変化の激しい掌線ですから、今は良い状態でも、いつの間にかカーブの形がいびつになって線が蛇行することや、細かい枝毛のような支線が感情線の上下にたくさん出てきたり、障害線や島などの「乱れ」が出ることもあります。
そんな時は、心が波立っていると考え、感情がむき出しにならないように気を付けましょう。
線が太い場合でも、彫りが浅く、線の幅が大きく広がっている時や、境目がぼんやりとしている時は、線が乱れていると判断するため、明瞭とは言えません。
線の色がはっきりしない時も、あまりよい状態とは言えません。
感情線の輪郭がはっきりせずに、ぼや~~っと広がっている時は、循環器系が弱っている場合があるようです。実際に体調が優れないなら、念のために健康診断を受けてみましょう。
感情線が不明瞭な手相の見方(線が薄い、細い、弱々しい)
生命線や頭脳線と比較して、感情線の線が極端に薄い時や、線が細くて、色もはっきりせず、見るからに弱弱しい…と感じる手相の人は、デリケートな心を持っていると言えます。
ちょっとしたトラブルや痛みに弱く、簡単に傷ついてしまう繊細で臆病なタイプと占います。
不明瞭な感情線に大きな島やたくさんの島、大きな途切れや障害線などの「乱れ」が重なって質が悪い場合は、愛情や情熱が長く続かなかったり、感情がすぐに表に出てしまう子供っぽい人間になりやすいので注意が必要です。
今は「乱れ」がなくても、感情線は変化しやすい線ですから、もしも「乱れ」が目立つ状態になっていたら、手相を戒めにしましょう。
感情線が細くて乱れも少ない人は感動が薄いタチで、無趣味だったり、クールな面が強いでしょう。いつも冷ややかな眼差しの人がいたら、感情線が細い人かもしれませんね。
物事に熱くなれないという他にも、他人に対してあまり関心がない、興味が薄いことも多く、おのずと恋愛にも無関心になることがあります。
ただ、職業によってはあまり感情を表に出さない、淡々とした人の方が向く仕事もありますから、そういう職場では重宝されるでしょう。
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