運命線のスタート地点で占う方法の13回目は、人差し指の下のゾーンから運命線が伸びている手相の見方をご紹介します。
手相の運命線は社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。
この手相は、過去に出てきたマネージメント線の発展形なります。
人差し指の下付近から出る運命線は、これまでに2つ紹介しましたが、スタート地点が異なりますので、起点をよく見て判断してください↓
参考 運命線が、その他のスタート地点から出る手相の見方についてはこちらにまとめております
木星丘から運命線が伸びている手相の意味
運命線=手のひらの中央に出ている縦の線
というイメージを持たれている方も多いと思いますが、中指に向かっている線は手のひらのどのゾーンからスタートしていても全て運命線となり、極端なことを言うと、中指の下まで到達しない短い線でも、中指に向かってさえいれば運命線になるのです。
但し、スタート地点のゾーン(丘)の意味が加わるため、運命線はどのゾーンから出ているかということも重要な要素なのです。
手のひらの木星丘とは
人差し指の下のゾーンは木星丘と呼ばれていて、指導力や支配力を占うゾーンになります。
木星丘から運命線が出ている人は、指導力を発揮して社会的に成功すると占います。
木星丘の発達について
木星丘ゾーンに線が出ているということは、どんなに短い線であっても木星丘の発達に繋がりますので、向上心が強くなりますし、人を指図したり、指導したり、人に影響を与える存在になりやすいと占います。
ついついその場を仕切ってしまう人というのは、木星丘に何らかの発達があることが多いはず!深く刻まれた太い線だったり、切れ目なくしっかりと伸びていたら、よりその傾向が強まるでしょう。
木星丘の発達は線以外でも、フィッシュ(魚紋)やスター(星紋)などの「特殊紋」が出ている時も同じです。
例えば、縦横の網目状の線があるグリルになっているならまた別の意味が加わり、出世やステータスの向上を表しますし、井の字になっているスクエアは「玉井紋」と言って、教育者に現れやすい紋になります。
運命線が木星丘から出ている手相の見方
木星丘から中指に向かって伸びている出る運命線は、リーダーシップや指導力を生かして社会的に発展するという見方をしますが、この手相はマネージメント線(マネージャー線)の発展形になりますので、どちらかと言えば厳しく指導したり命令するのではなく、うまく人を動かして利益を生むタイプになります。
管理能力の才能に恵まれているので、自分自身が動くよりも、人を動かすのが得意なのです。
芸能人のマネージャーは、お世話係のように見えて、実は陰でタレントを操っている仕事になるわけですが、企業の中間管理職も同じです。
部下を上手に使って、自分の評価もアップさせることが出来るでしょう。
また、マネージメント線がある人は、仲介業や代理人業務などにも縁があります。
人と人の間に入ってうまく立ち回れるかどうかは、「人の想いを察する」という一種の才能がないとできないことです。
力尽くで相手を屈服させるのではなく、人の心を掴んでコントロールしたり、懐に入り込むような、いわゆる良い意味でのマインドコントロール的な手法で、人をうまく操ってその気にさせたり、信頼を得ることで利益を上げることができるでしょう。
マネージメント線が中指下まで切れずにしっかり伸びているなら、マネージメント線が運命線に発展していくことを示していますので、凄腕のエージェントとなって大成しそうな手相です。
法律や語学など、武器になりそうなものをたくさん身につけておきましょう。
参考 運命線についての記事は手相占い:運命線の見方にまとめております。